建築家の設計事例
この建物は都内の密集住宅地にあり、敷地面積10坪、許容建築面積7坪(角地)という非常に厳しい条件で計画したものです。 |
明るくて楽しい家を予算に合わせて建てる目標がありました。また将来に向かってのメンテナンス経費がかからない目標もありました。そこで、外壁は杉下見板として、色つけは施主施工、将来剥げたり傷んでも最小限のコストで直せるようにしました。 |
敷地は充分な広さがあるのですが、建蔽率が30%と低めであることをどう活かすか? |
構造はすべて無垢材を使用し、力のかからない柱は杉を使いました。床材は杉板30㎜を使用し、建具も杉無垢の既製品を仕入し、職人さんに加工してもらい、取り付けました。 |
ご夫婦とも手作りの好きな方です。 |
車4台を入れることは至難の業でしたが、高低差を利用してうまく処理することができました。 |
内部は、お施主さんの要望により吹抜け空間となっています。 |