建築家の設計事例

近隣との距離を取りつつ、閉鎖的になり過ぎないこと、庭いじりがお好きなこと、ご年配であること、などを考慮して平屋で中庭を囲むような配置を提案した。
道路に面した車庫がデザインを特徴づけている。

外壁は、一部吹付仕上ですが、全面タイル張りで重厚感のある外観となっています。内部は、木の羽目板を使ったり、コンクリート化粧仕上げとしたりと、空間にアクセント持たせています。

各種専門工事業者との直接契約(分離発注)による建築総予算の低減。
内外建具、モールディング、無垢フローリング、階段材、キッチン等は輸入建材

ほぼ間仕切りがないことで、限られた敷地のなかで大空間。
自然素材を用いながらも、実用性を損ねない使い方。
準防火地域で木の外壁を可能にした。

都会でマンション生活をされていた建主からは、自然を感じられる家、親世帯との繋がり、子供の帰省時の部屋の確保、仕切りの無い広々としたリビングダイニング、ゆったりできる浴室などの要望がありました。

自然を感じる生活の中でアートを探求してほしい。
そう願う大家さん母娘が運営する芸大生のテラスハウス。

1階は裏庭まで家の中を自転車で突き抜けられるよう土間に。真ん中を島のように1段高くして居間とワークスペース、キッチンを設置。いちばん奥に仕切りを設けずにバスタブを造作しました。玄関から裏庭まで遮るものは何もなく、奥行きのある空間が広がります。

北側道路の土地の高さが道路より1.5メートル高い第一低層住居専用地域、建ぺい率40%の敷地の建ぺい率一杯にコンクリート壁構造の二階建ての住宅です。

 外部はシンプルモダンさを引き立たせる黒のガルバリウムで仕上げ、内部は1階はコンパクトなタタミコーナーを設け、2部屋に仕切られた空間をLDKという1つの空間とした。また、階段上部の窓から光を取り入れた。2階には小屋裏空間を最大限に利用したロフトをつくり収納も多くした。

イメージ写真を出来る限りもって来てもらい、そのイメージですべて輸入建材で作り上げました。

この小屋を支えている、うねるような地松の梁の存在感は、この建物を存続させるための大きな鍵となりました。

築100年の木造住宅は、伝統工法という構造でできていますので、リフォームの際はそれを踏まえた耐震改修を同時に行うことが求められます。また、雨漏りや床下の湿気から来る構造材の腐食、シロアリの被害なども、リフォームの際に点検して、必要な補修を行っています。

真四角の平面を持つ、総2階建ての建物。 一部をパティオと名付け、全ての居室はここから採光・通風を得ます。 立地は、ちょっと古く、くたびれかけたような小さな団地の四方を住宅に挟まれた土地。 周囲はほぼ2階建てなので、屋上があれば360°の眺望が臨めるはず。

東西方向に延びる古くからの参道内に形成された商店街の中の建物が密集した地域での大型住宅の計画です。

高低差1.5mほどある敷地で軟弱地盤。
一般的なハウスメーカーがするような雛壇形成して建設するのではなく、道路面からそのままアクセスできるように建物1階は半階地面に埋まっている。

3mから4mの積雪に耐えるため、外壁は屋根材と同じガルバリウム鋼板を採用してメンテナンスと耐候性に配慮している。また既存樹木を極力保存するため、既存の空地に収まるよう計画している。

山間地のお医者さんの住まいです。
病院敷地内の一角に、小さくても快適でくつろげる家を建てました。
地域の方々に愛され、頼られる先生は診察に往診に大変多忙です。
プライベートでは庭で猟犬を育て、冬には猟銃を手に山に入ります。

元々あった喫茶店が山小屋風でしたので、外観はシンプルな切妻屋根の建物とし、内装は木目調のクロス貼りとしました。メンテナンスのことを考え、屋根は緩やかな勾配としました。

敷地は都心の住宅密集地にあり、三向を建物に囲まれた細長い変形敷地です。
南西方向にある唯一 ” 抜け” を生かせる位置に外部空間(コート、デッキテラス)を設けたコートハウスとして、周囲の視線から内部を守りながら居住環境を高めました。

建築地は旧城下町であり、周囲は昔の城下町を思わせる和風住宅が多く建ち並ぶ場所でした。「風格のある」和風住宅をご希望でしたので、屋根形状を入母屋造りにし、瓦もいぶし瓦を採用しました。また、道路からの視線も気になるとのことで、中庭的に利用できる建物形状にしました。

ページ