木造|建築家の設計事例

東南の角地の敷地35.7坪に建つ、極めてシンプルでコンパクトな家です。
基本的には、夫婦2人が1階ですべての生活をスムーズに営めるように開放的な空間を用意し、その中で回遊できるふたつの動線を取り入れています。

まず周辺環境、及び施設ではなく集団での住まいとの間隔で木造を採用
また間口が狭く細長い敷地において内部空間を広く見せる為に、間口方向に木造集成ラーメン構造を採用し、近隣への威圧感を減らす為屋根をアールとして建物の高さを抑えた。

周囲は公園と田畑、開放的な敷地に中庭を設けプライバシーを確保しました。
目隠しに取替えが容易で安価な“ヨシズ”を採用!!

雛壇状に造成された住宅地に建つ、混構造の住宅です。隣地からの悪影響を受けないように1階の西側部分を鉄筋コンクリート壁とし、その他は木造の軸組みによる構造としています。

厳しい敷地条件の中、プライベートな空間を確保しながら各部屋を吹抜けで繋ぎ、LDKに大開口を設けることで狭さを感じないのびのびとした空間をつくりました。

限られた敷地の中で、2つの外部空間を立体的に組み込み、内部空間との連続性により実空間よりも広がりを感じる建物となっています。

この家は太陽熱温水器を使った、給湯と温水暖房システムが組み込まれています。
最初は太陽光発電も視野にいれておられましたが、費用対効果と温水暖房の気持ちよさをお伝えして、太陽熱温水器による省エネ住宅にしました。

・敷地には、東側と南側に戸建て住宅と2階建てアパートが隣接しています。しかし、周囲には2階建て以上の高さの建物が無いことから、家族の中心になるリビングダイニングを2階に配置し、高窓から光を取り入れる計画を考えました。

もともとはツーバイフォー工法で建てられた住宅であり、原則既存の壁に穴を開けられないので、壁の変更に伴う間取りの変更を最小限にすること。

最高の風通しを確保するため、東西南北の適材適所に大小のサッシ開口を考え抜きました!

ページ

木造|建築家の設計事例 を購読