木造|建築家の設計事例

愛着という面と、予算面により、仕上げ作業は一部施主さん家族により行われました。澄んだ空の下、私も少し参加させていただきました。

愛情込めて手入れしている庭をより身近につなげてあげることを考えて計画しました。

計画場所は実家の和室です。
座敷としての機能は8畳間で十分になっていたこともあり、
小さいほうの6畳間を板間にすることにしました。
将来、母が1階で生活するようになった時の寝室も兼ねています。

都心に位置するこの計画地は、北側に道路があり、南・東・西の3方を隣接建物に囲まれています。
そこに女性がペットと暮らすための家を設計しました。

耐震性を考え、当初は金属屋根の様な軽い材料を取り入れました。しかし檀家様達から、重厚感のある瓦屋根にしたいと、ご要望があり、瓦屋根に決定をしました。そこで、屋根工事はプロテクト工法を取り入れ、安心安全な措置を致しました。高齢の檀家様の為にスロープを設け、室内はフラットです。

ご夫婦の家として、大き過ぎる建物の一部を取り壊してボリュームを小さくしました。
その上で間取りを整理して使いやすくて明るく広々とした住宅へリノベーションしました。
また、ちょうどリビング前の庭に地面から1mほど突出した既存のコンクリート堀車庫を使って

ガレージを家の雰囲気に馴染ませるようにしました。鉄骨の梁の上に木のパーゴラを設け、光を透す折板で屋根を葺いています。

水害が想定されているエリアのため、住居部分を2階と3階へ設け、1階を庭としています。

複数台所有するバイクの保管やメンテナンスと住まいとの関係をどう関係付けるかに配慮しました。
一屋根の下に生活とバイクの両方をまとめる案から始まり、最終的には住まいからワンアクション置いて雨に濡れずにバイク置場まで行き来できる、二屋根の形にまとまりました。

既存のまま使えるところは極力残し、痛みが激しい範囲のみ模様替えした。その際に、京都らしさを感じられ、なおかつ、予算内に納まる素材、色、施工方法を選定した。

ページ

木造|建築家の設計事例 を購読