木造|建築家の設計事例

松本市郊外の冷涼で青々とした山を背負う敷地。「裏山の木や庭の木を使って家を建てたい」というご夫妻の夢を伺った時、「何と素敵な夢でしょう!」と心打たれました。

本来、日本の木造建築はふすまと障子で仕切られて、ほとんど壁がない透明感そのものの建築であった。しかし、阪神大震災以降、憑りつかれたように壁の多い建築が当たり前になってしまった。日常的に見る住宅も、壁にわずかな開口部が空いているだけの住宅がほとんどで透明感がない。

両親と子世帯、計7人が住む2世帯住宅です。 大家族で住む家は、家族が集まれる場所、それぞれが落ち着ける場所、程よいプライバシーが必要となってくる。この住宅では敷地中央に中庭を設け各世帯を左右に振り分けています。そして上下階で家族間の関係を調整することとしました。

住宅専用地域での法規制でボリュームを確保しながら3階建て3世代9人家族が暮らす住まいとして相応しい空間を提供することができました。

施主様は愛犬との暮らしを第一に考えられていた為、換気や空調(特に夏の熱中症対策)に配慮することから始まり、愛犬の回遊動線、水飲み場やトイレの位置、愛犬の目線に合わせた窓の配置、家の中の移動が負担とならないよう、階段の横にスロープを提案。

外壁は、オーストラリア産煉瓦とフランス漆喰の組み合わせでフリーメンテナンスの建材を使用

敷地周囲をコンクリートの壁で囲い、その中を中庭にすることでプライバシーを確保しながら室内に広がりを与えソトとの繋がりを大切にしました。クライアントの希望により1階部分はRCとし構造面やコスト面を加味して2階部分は木造になっています。

ちなみに、店名の「Cafe'at HUG」は珈琲+食事を表現した造語のようです。

しっとりとした落ち着きのある空間づくり

岐阜市の新興住宅地で、若い家族が多く住む地域であり、現在でも住宅建設が盛んに行われている場所を、選定されて見えましたので、即、購入することを進言しました。
フェリチタ様を拝見されておりましたので、私のデザインテイストが、お施主様に受け入れられることは安心していました。

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