木造|建築家の設計事例
長さ80mの敷地を有効に使い、複雑な機能的要望を満たすため、多くのケーススタディを造って計画の整理をした。最終的には住宅と診療所の2つのL字形を組み合わせ、内部と外部の調和と統合により豊かな空間を造ることを目指した。住宅には、「南庭」、「玄関の前庭」、「露地の庭」、「屋上の庭」がある。 |
◇傾斜地した敷地をうまく使い、広がりと開放感のある建物が実現できました。 |
別荘地内に建つ別荘です。日常から離れ週末住居として自然を感じながら過ごせるよう、敷地の勾配なりにダイニング~リビングに高低差をつけることで屋内外の一体感を生み出すとともに、ダイニングを吊り橋状の階段の巡る吹抜けとすることで、食卓を中心とした全体の一体感を生み出しました。 |
床面積は26.6坪と広くはありませんが、広がりのある空間を演出するため屋根のかたちをうまく使うことで平屋建てだけれど吹抜けをつくることにしました。 |
秋谷バス停のすぐ後ろ、大正末期に建った古い蔵が息も絶え絶えに建っています。その蔵の屋根越しに海と富士山を望める小さな小屋を建てました。3階建に見えますが2階建。蔵越しに海を見るため背伸びをしています。蔵が風をよけてくれて、その後ろからそっと秋谷の海と富士山、夕焼けを眺める感じ。 |
外壁後退線、北側斜線で囲われる範囲の中で最大限建てられるボリュームを確保しようと、総2階建てのような構成とした。 |
冬暖かく、夏は風通しのよい、カビのない家。 |