建築家の設計事例

子世帯のLDKを2階に配し、広いバルコニーを南側に新設しました。
眺望・採光・風通しは申し分なく、とても心地よいスペースになりました。

計画地は敷地面積に余裕がある為、建物周りには十分な余白を確保する事ができました。さらに周辺には高層の建物も無く陽当りも良かったので、明るい空をたくさん室内に取り込み屋外や空の広がりをより感じられるようなプランを思い描きました。

3つそれぞれの土地の制約に適合した別の建屋(住宅、農業用倉庫、温室)を、それぞれ隣地境界線ぎりぎりに寄せ、一体につながるように建てた。そうすることで、隣地境界線の存在が消え、大きなひとつの土地に建つひとつの家のように暮らせる。

良いものを沢山しっているご夫婦の計画。シンプルなだけではなく、感性に働きかける、穏やかでハイグレードな住まいを提案しました。

築180年の古民家をゲストハウスにリノベーションしました。設計者自ら運営にも参加して、まちづくりの拠点になるような計画です。180年の間に住み手が何代も変わりその間に様々な改修が行われてきました。

両親の住む母屋が隣地にあるが、つかず離れずの関係性を保つため、来客も含めたアプローチからの動線も完全に分離した。
しかし、お互いの行き来する動線のみは、互いの勝手口と隣接させてことでストレス解消をさせた。

”plâtrier”の家は、高知市内に建つ若いご家族の住宅です。建物計画は先ず土地探し(※)から始まりました。

7月に既存の家を拝見して湿気について分かったことは、窓の配置による風通しの悪さでした。そこで計画のスタートは、この土地に流れている風の道をリサーチすることから始まりました。そこでその風の流れに沿うようにS字クランクのような空間の骨格をカタチつくりました。

築40年・木造平屋建てのリノベーション計画です。
元々は細かく仕切られていた部屋の間仕切りをなるべくなくし、開放的な空間としました。また一部天井を撤去し既存の梁を見せることで、リノベーションならではの時の流れを感じさせる雰囲気づくりを目指しました。

この家は、緑深い山間の高台に大阪湾を望める絶好のロケーションに計画されています。
お客様からの要望を受け、リビングダイニングには大きい開口部を確保し、
リビングのどの場所からでも、ピクチャ-ウインド-のように広大な海の景色を見る事ができ、

南に面したバルコニーには緑化カーテンを付け、障子のようにスライドして日影を自由に作れるようにしました。

敷地は、今も下町の風情が残っている墨田区向島。 大きな格子戸、広い土間、隅田川花火大会が見える窓や物見台と、昔ながらの東京下町の情緒あふれる生活を取り入れた住まいです。 屋上まで繋がる螺旋階段のトップライトや窓からの柔らかな光が各階に落ち、各室に風が通り抜けるように計画しています。

キャンプとサイクリングが共通の趣味である共働き夫婦と、
サッカー少年の7歳の長男、おてんばな4歳の長女というアウトドア家族の家。
機能的な美しさを保ちつつ、屋外の自然を存分に感じられる空間を目指しました。

岡山市中区の国道沿いに建つ、事務所併設の住宅です。
周りの視線を遮りながらも、開放感のある住宅となっています。

廃棄処分される無垢材の棚を解体して新しい家具に有効利用したり、椅子の汚れた座面クッションを皮革に張り替えて再生利用しました。再生材を利用した多目的家具は、組合せを変えることで、様々なイベントに対応できます。

「どこの建築会社に行っても相手にしてくれない...」と、相談にお越しいただいたのは、2010年の秋のこと。

断熱性の低い住宅にお住いでしたので、高断熱高気密の住宅にしています。家の構成も、家族の関係を考慮して、リビング中心の住まいにし、2階には家族だけのスペース『家族室』を設けました。

ピアノやおもちゃで遊ぶ空間を居間と連続させた、家族の息づかいの伝わる住まいです。
建具を開放して居間と一体的に利用できる「ピアノルーム」は、練習時など必要に応じ仕切って個室として利用できます。

漆喰の白が、部屋に明るい光を呼び込みます。

既存の柱や梁を生かして味わいのある空間をつくることを心がけました。

新たに購入された敷地は、隣地は林で緑が多く環境的に良い場所でした。この環境を生かしつつ、開きつつ閉じた設計としています。

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