建設当時の物をできるだけ残した古民家再生・夢設計 太田博子さん


 
古民家は使っている材料が自然素材で、年月とともに味が出てくるので建設当時の物をできるだけ残すことで、今では表現できないデザインを楽しめます。
 
古民家再生について夢設計 太田博子さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 夢設計 太田博子 の写真
大阪市福島区吉野4-17-11
06-6463-4455

 

貴社が古民家再生を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい

 
きっかけは知り合いの不動産屋さんから連絡があり、江戸時代の古民家で、大きさも270㎡と大きなもので、まだまだ使える立派なモノ、壊すのが惜しいので、なんとか使えないだろうか?という相談を受けたことです。
 
その不動産屋さんは、文化遺産を大切にするというコンセプトをお持ちでした。
 

古民家再生のメリット・デメリットを教えて下さい

 
メリットは古民家は構造的に束建てとなっており、また、土壁なので、現在の家より日本の風土に適応し、現在の構造計算上は地震に弱いとなっていますが
屋根を軽い材料で作り直せば、土壁に粘りがあるので実際は思ったより地震にも強く長持ちします。
 
デメリットは建物が夏用に造られているので冬が寒いことです。
設備関係は新しいものを入れれば、今の住宅と同じです。
 

古民家再生のポイントについて教えて下さい

 
使っている材料が自然素材で、年月とともに味が出てくるので建設当時の物をできるだけ残すことで、今では表現できないデザインを楽しめます。
また、長年の風雪に耐えたものは建物にゆがみがあり、隙間など直せないものもあります。
それはそれで歴史ととらえる使う側の柔軟な意識も必要です。
 

 

古民家再生の費用は新築に比べてどうなのでしょうか?

 
やり方にもよると思いますが、弊社は自然素材の材料にこだわったので、その分高くなると思います。
大工さんもある程度昔の建物をわかった方でないとアクシデントに対応できない場合もあると思います。
なので、少し割高かもしれません。
 
安くする方法としてはセルフビルドをお勧めします。
ちょっとヘタでも(笑)ヘッチャラ、むしろ楽しい雰囲気をつくり、家族の良い思い出となります。
 

「江戸時代の古民家再生」で注意した点を教えてください

 
さすがに年月を経ているので、床がボロボロでした。ですので床は全て取り換えです。
屋根は藁ぶきで、鉄板を上に乗せていて、屋根の重量を考えると、土壁を抜いたり、柱を抜いたりするのは危険です。
ただ、何度かリフォムをしていて、大壁のところもあり、構造を見極めて間取りを変更しました。
 

 

リフォーム会社でなく貴社に古民家再生を依頼するメリットを教えて下さい

 
古民家の古さを自然素材の味と捉えたり、エアコンではなく自然の風を入れたいと考えるお施主さまでしたら、弊社は古民家の良さを生かせると思います。
安くしたい、今風の家に直してほしい、と考えるお施主さまでしたら、リフォーム会社様の方が手早く直してくれると思います。
 

古民家をカフェとして再生する仕事も引き受けていただけますか

 
もちろんありがたく引き受けさせていただきます。
カフェの場合は、お施主様と設計士のセンスが合うかどうかが、大きなポイントとなってきます。
センスの合うお施主様との出会いがあることを願っております。
 

古民家を宿泊施設として再生する仕事も引き受けていただきますか?

 
もちろん引き受けさせていただきます。今流行りの民泊でしたら、
場所にもよりますが、法的なハードルも低いと思います。
 

古民家を再生したいと思っている方になにかアドバイスがありましたら教えて下さい

 
古民家の良さを理解してから、リフォームされた方が良いと思います。
できましたら、新建材ではなく古民家の雰囲気を活かす自然素材を使うことをお勧めします。
 
床下の状態が良ければ、今の家より長持ちする構造です。
問題の寒さ対策は外壁断熱、もしくは遮熱でクリアーしてください。
土壁をむやみやたらに壊さないように、それ以上の調湿効果はありません。
 

夢設計 太田博子さんの古民家再生設計事例

画像 建物の名称 紹介文
江戸時代の古民家再生

建材は木や漆喰など全て自然素材を使いました。賃貸者が決まってからのリフォームでしたので、借りる方のご希望に沿うことが1つ大切なことでした。それと、この建物が魅力的になるよう、元々の建築スタイルである重厚な古民家らしさ引き出しました。

 

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