君津市 M邸
大正元年から住み継がれた家を解体し、四世代が住まう家に建替えました。旧家であるM家には母屋をはじめ、土蔵、書道室棟、車庫棟ほか数棟の既存建物がありました。今回の新築は、母屋の一部を客間棟として残して建替えるという計画でした。そして、既存建物との関連・調和を考慮してモダンな和風平屋建てとして愛着を持って代々住み継げるすまいとなるよう計画しました。
17代目ご当主となる依頼者からは、自然素材を使った、明るく、冬暖かく夏涼しく、耐震性・耐久性・断熱性の高い住まいをというご希望でした。また、おばあ様からは母屋を解体にあたって再使用できる材はできる限り活かしてほしいとのご希望でした。
依頼相談にあたって当事務所の設計事例を見てデザインが気に入ったこと。ご要望にほぼ等しい竣工直後の住宅をご覧になって頂き、設計の考え方や使用建材に共感ご納得して頂いたこと。
住み心地の良さは、間取りに大きく影響されます。特に四世代が同居する住まいでは、それぞれのプライパシーと家族全員が団らんできる空間をどのように配置するかが重要と考え、家族の共有空間を中心にして私的空間を放射状に配置しました。これにより良好なプライバシーと日照・通風効果が得られました。
母屋を解体にあたり、できそうな梁、縁板、沓石などは丁寧に外してもらい再活用しました。
耐震性・耐久性は長期優良住宅と同じ等級2レベルで設計し、また建具はほとんどを引戸とし壁は必要に応じて手摺の取付が可能な杉材で仕上げて老後に備えました。
「設計段階ではイメージがつかなかった部分でも、工事途中でプラン変更にも親身に相談に乗っていただいたり、プロの目線でさまざまな提案をいただけたりと、最終的には満足のいく我が家を完成させることができました。」
玄関ポーチ回り
玄関 古材使用の式台、必要に応じて手すりが取り付けられる杉材仕上げの腰壁
玄関手すり
玄関脇収納(履物、ゴルフバッグなど)
古材を再利用したリビング
当事務所設計のオリジナルキッチン(対面式)
織部床をもつおばあ様寝室
おばあ様寝室脇 洗面・トイレ
浴室
両親寝室 出入口引戸(左)、正面左:ウォークインクローゼット、正面右:収納(押入)
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