茶の間がある家

●設計事例の所在地: 
長野市
●面積(坪): 
43.9坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

住まい手の希望でLDKの一角に小上がりの茶の間をあつらえました。
天井は屋根なりの傾斜天井で吹き抜け状とし、2階室内物干しスペースにつながり夏は風がよく通ります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

外部物置スペースがあり内部収納が多くローコストでスッキリした切妻屋根の家が希望
リビングに床下収納がある畳スペースが欲しい
木の素材を生かした仕上
外物干しと室内物干しスペースが欲しい
エコでシンプルな暖冷房設備の暖かな家

依頼者があなたに依頼した決め手: 

素材を生かした飽きのこない設計

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

コストを抑えるため、高さを抑えたシンプルで無駄のない形状とし、キッチンや造り付け収納をできるだけ大工工事とした。
また、外部の木板張りはメンテナンスのし易さのため、足場がなくても塗装ができる範囲とした。

依頼者の声: 

予算内で全ての要望をかなえてくれた。
外部の植栽は少しづつ手作りしたい。

その他の画像: 

金属屋根材の横葺き切妻屋根の外観。
周囲に馴染むアースカラーの色合いとした。
西側道路面は騒音を防ぐため外物置を配置し、各部屋は最小限の開口とした。
唐松板張り壁は施主がメンテナンスが可能な範囲とした。

大工工事で組み立てた奥様のご希望のシンプルで使い易いキッチンと背面の収納。
家事コーナーと学習スペース用カウンターがダイニングまでつながります。

2階の寝室や子供室前の図書コーナーに繋がる階段吹き抜け。
下階に明るさをもたらす大きな開口があります。

2階階段ホールにある洗面コーナー

1階の茶の間上と2階図書コーナーがつながり、1,2階の気配がわかります。
天気の良い日は木製天窓を開けると太陽の恵みと下階から心地よい風が思いっきり抜け、
室内物干しのためのスペースに最適です。
2階寝室前にある屋外テラスは通りから見えないため安心して物干しとして使えます。

子供室前の図書コーナーから子供室を望む。
左手太鼓張り障子は玄関に明かりをもたらす吹き抜けに面し、風も通ります。
2階子供部屋は家具で仕切ると2部屋に仕切れるよう入り口を2つ用意しています。

設計者

ユーザー 近藤建築設計工房 近藤富美男 の写真
オフライン
Last seen: 8年 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:13

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