小机杜の家(Two boxes 1)

●設計事例の所在地: 
横浜市港北区
●面積(坪): 
37坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

二つの箱を様々な形で組み合わせる事で、敷地に合わせたパッシブデザインハウスができるTwo boxes ハウスです。敷地が三角だったので、箱の一つを三角にして敷地に合わせました。
高断熱という「閉じる技術」と風と光を制御して取り入れる「開くデザイン」による健康住宅が設計の要になります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

二人の男の子と猫二匹を含めたご家族が健康で元気で、コミュニケーションを取りながら暮らせる家を建てたいと考えておられました。
敷地が三角なので、どのようにすればそれが実現できるかが鍵でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

土地探しの段階からお手伝いをして、別の土地でもプランを作っていました。
いろいろなアイデアをお聞きしながら、こちらからも提案するやり取りが気に入っていただけたのだと思います。
竣工後には新しい家でパーティーを開いていただきまして、いろいろな住み心地を伺えました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この家は太陽熱温水器を使った、給湯と温水暖房システムが組み込まれています。
最初は太陽光発電も視野にいれておられましたが、費用対効果と温水暖房の気持ちよさをお伝えして、太陽熱温水器による省エネ住宅にしました。

また、富士北山の木という地産地消の木材を産地直送で使っています。
国産の素性のわかる木を使った健康な家で、さらに大きな開口部を持ちながらも耐震等級3の構造性能を持たせている「長く使う」家です。

依頼者の声: 

引渡しは夏前でその後は猛暑が襲ってきたので、住み心地を心配して聞いたのですが、
「今年の夏は暑かったのですが、エアコンなしで猫も子供もすやすや眠っていました。」
と言っていただけました。

その他の画像: 

リビングの床は思い切ってタイルにしてみました。床暖房の効きが良く、夏はひんやり涼しく過ごせます。
夏にはご主人や猫のお気に入りの場所だったそうです。
デザインは奥様の提案でカラフルなタイルを混ぜました。

吹き抜けは風の通り路となり、また冬には陽が落ちてくる場所です。
また、2階にある家族の書斎スペースとつながっており、家族の気配が直に感じられます。

設計者

ユーザー オフィス・アースワークス一級建築士事務所 小松原敬 の写真
オフライン
Last seen: 1年 8ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:26

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