障子寝室の家

●設計事例の所在地: 
静岡県浜松市
●面積(坪): 
52坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

寝室
障子を開けると、窓の外の木々が絵画のように現れます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

寝室の窓に納めた障子が、この住宅のシンボルです。
フローリング貼りの利便性と、塗壁・障子による心身へのリラックス効果を兼ね備えたインテリアをベースに設えました。

歳を重ねたご夫婦は、時に寄り添い、時にお互いの生活スタイルを尊重できる、可変性のある住まいをご希望されました。寝室の中央には建具を入れ、独立した個室としても利用できる作りとなっています。

寝室は南面の道路から一番遠い、北側の静かな空間。
暗いイメージを持たれがちな北側の部屋は、実は寝室に最適な空間に創り上げることができるのです。
北面窓の前面の擁壁に反射する日差しから採光することで、この部屋には一年を通じて柔らかく均一な光が差し込み、いつも静かで穏やかな時間が流れています。

その他の画像: 

外観
日本の自然素材で落ち着きを持たせながらも、軒や庇の出方に工夫を凝らし、表情豊かな外観となるようデザインしました。各部屋に明るい光が差し込むよう、中庭も確保しています。

玄関ホール
正面の窓から中庭が見えます。
この中庭に面して食堂の窓もありますが、それぞれの窓の高さを変えることでお互いの視線が合わないようになっています。

食堂
食堂側からは、居間と隣接する和室が見えます。 和室の入口は1間(1.8m)幅の大きな襖で仕切られ、開けておけば一体として利用できます。

階段
塗壁や木の素材が優しい階段。
老後の生活を考え、内装の色合わせや手すりの位置にも工夫を施しています。

洋室
勾配天井と化粧梁の空間には、時間帯ごとに異なる表情の光がやわらかく差し込みます。

屋根
深めに出した軒は、雨天時も窓の開放を可能とし、夏には直射日光を遮ることができます。

設計者

ユーザー 和楽舎設計工房 山﨑正浩 の写真
オフライン
Last seen: 3年 6ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:30

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