古民家再生になります。
お施主様が要望を何でも聞き入れてくれる工務店の対応に不安になり、当事務所に意見を聞きに来たのが事の始まりでした。要望が適切なのかデメリットは無いのか、もっと良いアイデアは無いものか等、専門家として意見が聞きたかったようです。
お客様の紹介によるところが大きいと思います。本当に有難いことです。
小手先のテクニックでは築100年以上の建築には太刀打ちできません。お施主様だけではなく、目前の建築とも対話する必要性を大いに気付かせた仕事でした。先人の仕事の演出に心がけ、いわゆるデザインは一切しないことに心がけました。
家を建てる方法としては、主には住宅メーカーや工務店に直接依頼するケースと建築家(設計事務所)に依頼する方法があります。
住宅メーカーに依頼する家は短い期間にあまり手間をかけずに建てることができ、工務店の場合は比較的限られた人であったり懇意にしている人とのやり取りで建てることができるのが最大のメリットかと思います。住宅メーカーの場合は、工法や形態、素材等、さまざまなあらかじめ決められた形式で造ることになるため、短い期間で設計も工事が可能になるものですので、創り上げる家というよりは「買う家」というニュアンスが強い家だと私は思っています。工務店の場合は、造ることに関してはプロフェッショナルであり、細かな部分はお任せにできたりする一方、設計に関しては若干能力不足であるのが一般的なものだと思います。また双方共、建て主の立場に立って工事を監理する人が不在なのは、最も問題があるシステムだと思っています。
次に、建築家との家づくりに関してですが、そのメリットとしては、・時間をかけて細部まで打合せを行なったり設計内容を検討することが可能。・工法や形態、素材等の自由度、機能性、デザイン性が高くなる。・住宅メーカーや工務店が避けがちな敷地や諸条件での対応が可能。・建築に関わるコスト・その管理が明確になる。・建て主の立場で工事の監理が行われる。といったことが挙げられます。
もちろん住宅メーカー選びでも工務店選びにおいても同様ですが、建築家の場合にあっても、建築家や担当者等によって得意不得意はあるものですし、建築家や担当者と建て主さんとの相性は重要なものです。建築家によって・木造が得意な人、鉄骨造が得意な人、RC造が得意な人・ローコスト住宅が得意な人、高級な住宅が得意な人・特に機能性を重視する人、デザインを優先する人...さまざまなスタイルの人がいるものです。また工事費とは別に設計・監理費という費用負担も必要になります。(もちろん住宅メーカーであっても工務店であっても名目は異なるかもしれませんが、どこかで設計費用は支払うことにはなりますが)
建築家との家づくりは、上記のようにメリットは多いものの、もちろん住宅メーカーや工務店と比較した場合のデメリットもあります。・設計や工事に時間がかかる・打合せが多く、建て主の方が考えたり決断する手間がかかる。といった事が挙げられます。しかし、これらは完成度の高い家、建て主の方が納得できる家を実現させる為には必要不可欠な事だと考えるものです。
以上のような事から、家づくりに関わる期間、設計監理費用といった点でのハードルに問題がなければ、建築家(設計事務所)による家づくりは、建て主の方にとって満足度の高い家、納得ができる家をつくる為の最善の方法だと考えています。
中川龍吾/中川龍吾建築設計事務所東京都練馬区関町南4-8-13TEL:03-3929-7684E-MAIL:atelier.nakagawa@nifty.ne.jpURL:http://www.atelier-n.com/
今まで住んでいた家の間取り図を書いて欲しいです。実家を賃貸に出したいのですが、間取り図が見つかりません。どなたか作成して下さいませんでしょうか。東京都昭島市 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、とある家創りの打ち合わせがありました。
これまで、じっくりと、しっかりと打ち合わせを重ねてきて、
昨日、基本設計がとりまとまりました。
A4のファイルにまとめているのが、成果品です。
基本設計の図面だけじゃないですよ。
全体の工程表、見積書、資金計画書から、
キッチンやUBなどの住宅設備の仕様、
内部建具や空調設備、構造検討図や、
法チェックリスト、そして、敷地測量図まで。
家創りに必要となる内容を、しっかりまとめています。
変な話ですが。
この内容でも、工事を着工することは十分できますし、
この内容を最終の成果品にする会社もあったりします。
でも。
この内容では、まだまだ詳細が決まっていません。
基本設計書の内容を一通り、説明した後、
実施設計という詳細設計の打ち合わせに入っていきました。
こちらは、その時の資料です。
各部屋の壁を4面見た図面があります。
机の高さ、収納棚の高さ、
可動棚の枚数や高さ、
建具の開き勝手や壁タイルの範囲など。。
このプロセスで確認しなくてはいけないことが
盛沢山です。
実際、このプロセスで変更が出たりするくらいです。
カウンターの高さって、金額には影響しないんですけど、
実際使ったりするには、とても大事な寸法です。
それが、「一般的」という高さで、勝手に設置されるより、
自分の感覚を第一にして、決めておくのと、どっちがいいですか??
自分にフィットする高さがいいですよね。
それを、しっかり図面で表現しておきます。
そうしないと。。。
現場が勝手に、「一般的な」高さで設置してしまいますよ。
そんなことがいっぱいあります。
なので。
詳細な打ち合わせこそ、とっても大事なんです。
パートナーを選定するとき、
実施設計はありますか?と問いかけてみてください。
ないと困りますよ。
こちらは、とあるマンションのリノベーションの現場。
ずいぶんと進んできました。
しかし。
マンションのリノベーションとは思えない、
爽快な空間ですよね。
吹き抜けがあって、ロフトがあるなんて。。
しかも。
せまっ苦しい感じは全くなくて、
ゆったりとしたスペース配分としています。
これから、順次仕上がっていくので、たのしみです!
今日明日も、いろいろ打ち合わせがあります。
ほんと。毎日、いろんな家創りに関わらせていただいて、
感謝です。
高基礎と収納
住宅を計画される土地が、傾斜地であれば、高低差を吸収するた見附面積が大きい達のある基礎を計画することになるかもしれません。その際、計画によっては小屋裏空間(ロフト)を計画するのと同様に、一階フロアの直下を収納スペースとして計画されるのもいいかもしれません。ロフト同様、天井の高さが1.4mまでは階数としてカウントもされませんので、一階床面積の1/2までの広さで計画することができます。考え方としては、地階に収納スペースを計画するイメージとなりますので、基礎と一体で作り上げる壁はコンクリートでの計画になるかと思います。注意しなければならないのは、恒温の土中に部屋を作りますので、内部は温度は低く湿度が高い空間となります。結露することを考慮に入れた対策を仕様に反映しておいた方がいいです。可能であれば風、空気が抜けやすいようドライエリアや開口を計画に反映できるといいですね。
元々、木造で純和風の立派な母屋が建っていた場所に、建て替えとして「多世帯で住まう住宅」を計画しました。いぶし銀の瓦で仕上げた切妻屋根で、一見木造住宅とも思われますが、構造は鉄筋コンクリート造の住宅となっています。
外壁は、一部吹付仕上ですが、全面タイル張りで重厚感のある外観となっています。内部は、木の羽目板を使ったり、コンクリート化粧仕上げとしたりと、空間にアクセント持たせています。 また、1Fと2Fにそれぞれに水回りを設けてあるため、分離型多世帯住宅ですが、玄関は1箇所なので常に気配は感じられる動線となっています。
外観(南面夕景)
玄関①
玄関②
1F ダイニング・キッチン
1F リビング
和室①
2F キッチン
1F ホール
階段室
2F LDK
題名:ディテイリング用ガレージの建築について ディテイリング業(車の磨きやコーティングなど)を営むためのガレージを建てたいと思っています。 ガレージの大きさとしましては、 ・建設希望地は愛知県尾張地区・現行ハイエースでゆとりを持って作業できるだけのスペース・事務作業と接客用スペース・備品保管場所・ガレージ前には車2台分ほどの駐車スペース 以上を希望しています。 また、資金につきましては政府系金融機関の事業用融資を申し込んでの開業を考えておりますが、用意できる自己資金が正直に申し上げてあまり多くなく、費用を抑えめにしていきたいです。 お伺いしたいことは、 ・ガレージだけの建築をお願いすることはできますか?・上記の条件にてガレージを建てる場合、土地と合わせてどれぐらいの金額になりますか? 金額に関しましては地域ごとに差があるかと思うのですが、自己資金をどれぐらいまで貯める目安にしたい為、教えて頂ける場合概算でもよいのでお願い致します。 以上となります。よろしくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
我が家の庭の一部、およそ20坪くらいはあるとおもいますが、そこにダンススタジオを建てたいと思っています。20代の息子が定職に就かず未だに夢を追いかけております。予算もそんなに無く、きっと、そんなんじゃたつわけないよと言われそうですが、実際はどのくらい費用が掛かるのかを教えていただけませんか?お願いします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
何だか、おいしそうな感じですよね。
優しいカタチのクッションなんです。
しかも。よく見てください。
表面の素材が、畳素材なんです。
今までに、表面にイグサを使ったクッションって
あったりしたんですけど、和な感じだったんです。
カタチと色のおかげで、こんな風にかわいく見えてます。
今まであるものでも、ちょっとしたアレンジで
こんな風に、新鮮な見え方のするものってありそうです。
こういった何でもなさそうで、
しかも結構インパクトのある変化は、
とても刺激受けます。
昨日、サンワカンパニーのショールームに行った際、
用事を済ませた後、フラッと眺めて発見しました。
こういった情報収集って、大事にしています。
昨日は、壁に張る、天然石を探すために、
取り扱いのあるメーカーをいくつか回りました。
実は。。
とある家創りで、天然石を指定していたのですが、
いざ発注という段階になったら。。。。
欠品なんですって!!
驚いた書き方をしていますが、
実は、結構あったりします。
設計段階では、在庫ありで、
発注時になくなるって。
特に、輸入タイルだったりするとよくあります。
注意していたのですが、
タイミングですかね。
そこで。
同じ天然石を使った、似た感じというより、
せっかくなので、もっとよく見えるものを
探して歩きました。
いろいろいいのがありました。
価格は倍以上。
発注が遅かったということで、工務店からは、
何でもいいので、すぐに手配できるもの!と聞いていたので、
思い切って、そちらで決める予定です。
週末に、お客様にショールームへご一緒していただいて、
決定してきます。
輸入のタイル、そして天然石は、
納期に注意が必要ですよ。
早めに確保してもらうよう、建築家や工務店に
伝えてくださいね。
「家事動線を考えた楽する家」です。住宅街の一角にある白いガルバリウムと無垢材レッドシダーの外壁。ナチュラルな印象の外観に仕上がりました。
玄関ポーチは屋根がかかっているので、雨の日も安心。慌てることなく出入りができます。玄関ポーチの両側にはドアがあり、アウトドア好きのご主人ご希望の大型物置が右側に。そして家へ入る玄関は左手です。
大型の物置は土間仕上げになっていますので、外からの汚れも気にすることなく大きなものも楽々片づけることができます。玄関を入ると黒いドアの向こうにウォークスルーの収納があり、家族は荷物を置きながら、片付けながら洗面所、リビングへ。
雑然としてしまうキッチンまわりもスッキリするように、引戸の間仕切を扉にしました。引戸は開けっ放しでも作業でき、また開ければ一目でものが見渡せて出し入れも楽。楽しながら家事ができるよう、あちこちに収納を工夫しました。
リビングは無垢のナラフローリングに、珪藻土の壁、大きな吹抜けから明るい光が差し込みます。
耐震と高断熱の希望により、長期優良住宅にしました。また、一体感が欲しいとのことでしたので、フローリング、羽目板共にナラ材を使用し、梁等も自然塗料で塗装することで素敵な空間が出来ました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
新規事業の立ち上げに際して、建築家紹介センターのサービスを利用させていただきました。経験も豊富な建築士の方々より多くの反響を頂き、現在お話を進めさせて頂いている方も含め...
福岡の人が立ち上げたサイトのようで、県外の建築士等は相手にしてないかな?福岡県内限定のレベルだと思う
お仕事を依頼した建築家: エヌスペースデザイン室佐藤 直子様 ...