マカオ在住の外国人夫婦からご依頼をいただきました。生駒山の麓に木造平屋住宅を購入され、そのリフォームのご相談を受けました。あらかじめ、メールでリフォームの内容をお伺いし、来日の際、現地確認と打ち合わせ事項の確認をするという方法をとりました。ご相談から8ヶ月ほど経過し、完成を迎えています。年数回の日本滞在時の拠点として暮らされています。
お会いした当初は、日本語がわからないことで、希望通りのリフォームができるかを心配されているようでした。コミュニケーションについては、来日の前に、メールの交換を何度も行い、意思疎通を図りました。デザインについては、こちらの意見を最優先で尊重していただき、お互いに満足のいく仕上がりになりました。
メールでのやり取りの中、最終的に2000万円ほどのお金を預けていただけたことは、安心と信頼をしていただけていたのかなと思います。
私は、依頼者のお話を伺うことを楽しみにしています。Coo Planning がどんな実績を残してきたかを説明するより、まずお会いした際、依頼者のお話を伺うことからはじめています。お話を伺った上で、私に何ができるかを考えることをはじめています。
外国人の依頼者は、日本が大好きな方でした。設備機器は、メイドインジャパンを希望されましたので、パナソニックなどで提案し、決定していただきました。キッチンの水栓から始まり、食洗機、ガス、ガスオーブン、トイレ、洗面ボウル、また冷蔵庫や洗濯機についても、私でセレクトの上、設置まださせていただきました。内装の素材についても、日本的な素材を考え、十和田石や淡路タイル、浴室のヒノキ張り、照明器具、オーダー製作のダイニングテーブル及びチェア、木製トラスガレージなど、トータルでセレクトさせていただくことになりました。
土地もようやく決まり、地元の建築士の方と、ほぼ設計の図面も決まり、後は予算・・・初めから予算はこれくらいでと言う前提でいろいろ削り、小さくしてできる限りの工夫、アドバイスはもらいましたが、最後になり かなり予算オーバーの金額が掲示されもう困り果てています。相談内容、図面など、予算、お知らせするので、是非アドバイスをお願いします!
先月、プロのカメラマンに撮影していただいた
竣工記念写真が、手元に届きました。
今日は、その一部をご紹介しようと思います。
まず最初はこちら。
こちらのお客様が外観デザインに求めていたのは。。
ずばり。「重厚感」です。
ご覧いただくとなんとなく感じるかと思いますが、
どちらかといえば、寸胴な感じのカタチですよね。
でも。
重厚感を出すため、私が採用したのは、このカタチです。
1階が大きいかfら重厚感が表現できる
ということでもないのが、こちらをご覧いただくと
わかっていただけるかもしれません。
ただ。
シンプルすぎてしまわないよう、
バルコニーを使って、少しアクセントをつけています。
ちょっとしたことなんですが、
ありそうで、意外にも他では見ないデザインになりました。
それと。
軒裏をブラックにしてみたのですが、
そのおかげで、頭を押さえられたような印象になり
より、安定した感じにすることができました。
お客様には、とっても気に入っていただいています。
お客様の求める「重厚感」は、しっかりと表現できたようです。
いきなりビックリしましたか??
さっきとは、まったく違う雰囲気ですよね!
山吹色の外壁が印象的です。
こちらのお客様が求めていたのは、
「かわいらしさ」です。
ご覧いただくとわかりますが、
プロヴァンス風のデザインを要望されていました。
よくあるのは、白い漆喰の壁ですよね。
それはそれでもいいのですが、
お客様が好き!とおっしゃっていた山吹色を
外壁に思い切って採用してみました。
山吹色っていっても、
実は、とっても幅があるんですよね。
黄色に近かったり、
オレンジに近かったり。
たくさんのサンプルを準備して、
最終、この色に決定しました。
そして。
玄関ドアもイメージにピッタリです。
アイアンの装飾がいいアクセントになっています。
こちらも、お客様はとても気に入っていただいています。
お客様の求める「かわいらしさ」は表現できたと思っています。
「らしさを引き出してカタチにする」
私の基本コンセプトなんですが、
この二つをみていただくと、その真意を
わかっていただけるのかなと思います。
時に、外観には、お客様らしさが
如実に現れるんですよ。
まだまだこれから竣工写真を撮影する家があります。
もっといろんなデザインがあるので、
お楽しみに!
個人住宅の一部が店舗として計画されています。三角形の個性的な敷地形状に沿うよう、建物をデザインしています。敷地を無駄に利用することは、大金を捨てているようなものです。その都度、敷地に沿ったプランを考え、ベストな答えを探し出します。箕面市という場所がら厳しい建築条件の制約はありますが、ポジティブに捉え、デザインの一部として取り入れます。
写真は、外観及び内装の様子です。外観は、上層には、ガルバリウム鋼板を一文字葺きで仕上げています。下部には、アイカ ジョリパッドで塗装仕上げをしています。内部は、最大限に木の素材を活かされた、天井あらわし仕上げとし、壁には、自然素材壁紙のルナファーザーを使い、優しい仕上がりをイメージしています。
設計監理:一級建築士事務所 Coo Planninghttps://www.cooplanning.com
売りに出されていた平屋建てを購入され、内装をリノベーションさせていただきました。もともとは、地域の老人施設として利用されていた建物のようです。リノベーションを終えた現在、外国人家族が、日本での滞在時に別荘として利用されています。外国人家族のための住宅設計なんて、そうあるものじゃないので、出会いに感謝です。暑い夏の日に、初めての現場調査に伺ったことが懐かしいです。キッチンを中心に手を加える予定が、気づくとリビングダイニング、ダイニングテーブル&チェア、和室、洗面、トイレ、浴室、離れ、ガレージと、広範囲に手を加えることができ、新築なみの予算を任せていただき、大変貴重な経験をさせていただくことになりました。
写真は、リノベーション完了後のLDKを見ています。ダイニングテーブル&チェアは、家具工事として、オーダーにて製作しています。キッチンも、オーダーにて製作しています。キッチン面材は、木目が美しいウォールナットでデザインしています。床材及び壁紙は、すべて張り替えています。ブラックをベースにコーディネートしています。照明器具は、いろいろ悩んで、西洋的でもなく東洋的でもない、マユハナをセレクトしました。
大阪の住宅設計室 クープランニング。大阪市西区京町掘を拠点に、住宅の設計監理業務を手掛けています。
写真は、千代崎の家です。大阪市西区にて設計監理をさせていただいた木造2階建て住宅です。敷地面積8坪の小さな角地に計画しました。初めて現地確認をした当初は、2階建て住宅が建っていたので、そこまで小ささを実感することはなかったのですが、解体後の敷地は小さかったです。。 敷地は、すでに購入されていたので、早速プランに取り掛かり、試行錯誤のあと、最終プランに至りました。吹抜けと階段で構成された空間は、窮屈さを感じることのない、素敵な空間に生まれ変わりました。
千代崎の家 完成写真は、こちらのWEBサイトから参照いただけます。https://www.cooplanning.com/project-06 千代崎の家. 設計監理:住宅設計室 Coo Planninghttps://www.cooplanning.com
写真は、旭区の家です。大阪市旭区にて設計監理をさせていただいた木造2階建て スキップフロアの住宅です。大阪市内では比較的条件に恵まれた計画でした。と言っても、前面道路は4メートルはなくセットバックが必要なこと、前面道路以外の3方向は、隣家がギリギリに建てられています。30代のクライアントさんは、クルマの運転をされない方だったので、駐車スペースが不要だったことで、自由な設計をすることに繋がりました。
写真は、外観の様子です。黒のガルバリウム鋼板を長尺一文字葺きで仕上げています。外観は、一切の窓を設けていないことで、周囲に対し、独特の存在感があります。対して内部では、前庭と後庭の2つの庭を設けたコートハウスとして成立させ、自然光が溢れる住空間が広がっています。
旭区の家. 設計監理:一級建築士事務所 Coo Planninghttps://www.cooplanning.com
工務店は決まっているのですが、間取りがしっくりこず、提案力もあまり無く困っています。間取りと外構のプランだけを考えていただきたいです。平屋40~42坪希望。6LDKになります。造作棚の位置や種類、コンセント、外の水栓、植栽、エアコンの室外機の位置、内装設備も指示やアドバイスが欲しいです。ファーストプランにもよりますが、数回くらいは描き直していただけたら嬉しいです。公図や現地の写真を送りますので、プランのやり取りはメールでお願い出来ればと思います。ヒアリング等は電話でも大丈夫です。必ず最初にお願いした場合の総額費用がいくら位かかるのか教えてください。出来るだけ安く引き受けてくださると嬉しいです。プランは手書きのようなものでもいいです。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
神戸有馬温泉での二階建て戸建て物件を借り、カフェ併設のゲストハウスを開業するため改装のご依頼です。 鉄筋コンクリート木造スレート葺2階建て1階54㎡2階88㎡築23年の物件です。 夢の初出店のため、ご相談にのっていただきながら一緒に作り上げていっていただける建築士さんにお願いしたいと思って募集をすることに致しました。 改装予定期間は7月~9月ですが、予算ふくめ、ご相談させてください。 宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
何だか爽快なイメージです。
(そう感じるのは、私だけかも?)
こちらは、とある家創りの現場の屋根。
先日、屋根の工事が完了したということで、
足場を登って、確認してきました。
この屋根は、ガルバニウム鋼板という素材で
立ハゼ葺という葺き方。
私は、よく採用する屋根のカタチです。
その理由は、見た目がスッキリしていることと、
雨仕舞がとってもよいことです。
特に後者は大事。
この葺き方だと、一枚の板金が上から下まで
一直線で、つなぎ目がないので、
板金に穴が開かない限り、雨漏れの可能性は
とっても低い。
孔があくというのも、隕石でも落ちてこないとなさそうです(笑)
そうそう。
屋根に上って確認したのには訳があります。
とても安全な屋根の形と言いながらも、
押さえるべきポイントがあります。
そのチェックをしたんですよね。
このチェックポイントがしっかりやってなければ、
雨漏れのリスクは。。。
建築家にしっかりチェックしてもらってくださいね。
内部の床面はこんな感じ。
何だか、パッチワークみたいでいい表情でした(笑)
この合板は、ラワン合板といいます。
同じラワン合板でも、これだけの色幅があるのって
面白いです。
もちろんですが!
これが仕上げではありませんよ!
こちらの家では、床仕上が、ビニル床タイル。
なのでその下地として合板を張っているんです。
このムラ感。
使い方によっては、いい表情出すかもしれませんね。
家は、窓が設置さえれて、防水の紙が全周張れたので、
雨仕舞が一旦完了しています。
なので。
梅雨で長雨になっても、もう安心です。
工事は、とっても順調に進んでいます。
家創りの現場って、ほんと楽しいです。
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