I-1512、障害者グループホームの開業に当たる用途変更(東京都在住・建物は広島県)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
港区
依頼内容: 

【至急案件】用途変更
 
 
皆さま
 
お世話になります。
*******の石井1512と申します。
 
約2か月前にこちらに書き込みをし、何名かの方々と
お仕事になりましたのでまた使わせていただきたいと思い書き込みました。
 
弊社の説明は割愛致しますが至急の案件です。
下記案件内容です。
 
 
・共同生活援助(障害者グループホーム)の開業に当たる用途変更
・広島県呉市
・短期的目線では1件だが、弊社と関わっていただければ
 中長期的に案件のご紹介として一緒に仕事させて頂きたい
 
詳しくはご連絡いただきたいと思っております。
よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 有島忠男設計工房 有島忠男 の写真

毎日、暑いですネ!

そろそろ、涼しくなってもらいたいところです。

ホームページをリニューアルしました。

http://tadao-arishima.com/

これから、竣工写真やブログ等、更新していくので

よろしくお願いいたします。

スケルトンリフォームで心地良いと思える空間に・鈴木賢建築設計事務所 鈴木 賢さん


 
御自身の希望が明確でリフォーム会社と対等に打合せが行え、必要に応じて指示が出せるのであれば設計者は不要かもしれませんが、そうでない場合には御自身の要望や想いを咀嚼・翻訳して空間を提案する設計者の存在が必要になります。
 
スケルトンリフォームについて鈴木賢建築設計事務所 鈴木 賢さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

  

ユーザー 鈴木賢建築設計事務所 鈴木 賢 の写真
武蔵野市吉祥寺本町2-12-2仲田ビルB1-10
0422-57-6615

 

貴社がスケルトンリフォームを手がけるようになったきっかけがありましたら教えてください

 
以前から興味はありましたが、実作としては自宅兼事務所の「吉祥寺のSOHO-築35年・中古マンションのスケルトンリフォーム-」が最初です。
当時、隣りの練馬に住んでいたのですが、独立を機に賃貸マンションからの住み替えを検討しており、立地・価格等の条件もあって中古の分譲マンションをスケルトンリフォームすることにしました。
 
自分が経験したことで改めてスケルトンリフォームの利点や可能性を感じており、積極的にスケルトンリフォームを推進・紹介する立場をとっています。
 

 

スケルトンリフォームで注意する点を教えてください

 
まずリフォーム全般に言えることですが、床下や天井裏、壁の中など仕上材をはがしてみないと分からない「隠れた部分」に関しては注意が必要です。
特に構造体のコンディションが悪い場合には補修費用だけでも膨大なコストがかかる場合がありますので、新たに購入してリフォームを行う場合には契約前に建物の調査をすることをお勧めします。結果として契約を見送るという判断もあり得ます。
 
スケルトンリフォームが前提であれば仕上材や設備機器の古さなどは一新されますので、それこそ構造体の状態さえ良ければ見た目の悪さは気になりません。
また、マンションの場合には管理規約などでリフォームの範囲や仕様、工事を行う際の注意点等が決まっている場合もありますので事前の調査は大変重要になります。
 
 

スケルトンリフォームの費用はどれくらいかかりますか?

 
規模や内容により一概には言えません。
「吉祥寺のSOHO」では800万円程かかりました。
 

「吉祥寺のSOHO-築35年・中古マンションのスケルトンリフォーム-」はマンションのスケルトンリフォームだそうですが戸建てのスケルトンリフォームもやっていただけますか?

 
もちろんです。
ちょっと特殊な事例ですが、茨城の実家が東日本大震災で内壁が割れ落ちて一部スケルトン状態になってしまい、2階の6畳二間ほどの空間でしたがリフォームをしました。
その時は設計監理業務ではなく、両親に代わってリフォーム会社さんに指示を出したり見積書のチェックをしたりと後方支援的な役割を担いました。
 
戸建ての場合はマンションと違って建物全体に自由に手を入れられますので、リフォームを機に耐震改修や断熱改修を行うことも可能です。
しかしながら元の建物の状態が悪いと改修工事だけで予算を使い果たしてしまうということも考えられますので、事前の調査や優先順位の検討が重要になります。
 

スケルトンリフォームの場合、建築確認は必要でしょうか?

 
原則不要ですが、一部増築を伴う場合などには必要なこともあります。
誤解されている方も多いのですが、建築確認が不要と言っても手続きが要らないだけで建築基準法等の関連法規を順守するのは建築主や設計者にとっての義務ですので、当然違法なことはできません。
 

 

DIYでスケルトンリフォームをやりたい方の設計監理を依頼できますか?

 
条件によります。
大掛かりな工事になる場合には一般の方では難しいのではないでしょうか?
建築関連のお仕事の経験がある場合や、どうしても自ら手掛けたいという意欲があって、じっくりと取り組む時間的余裕があるのであればプロの施工者のサポートがあれば可能かもしれません。
 

スケルトンリフォームする際に耐震工事も一緒にできるのでしょうか?

 
戸建てであれば可能です。
建物の状態や求める性能そして予算などを総合的に検討・判断する必要はあります。
 

 

スケルトンリフォームはどれくらいの期間でできますか?

 
規模や計画内容にもよりますが、最低でも2ヶ月は見ておいた方が良いと思います。
 

「吉祥寺のSOHO-築35年・中古マンションのスケルトンリフォーム-」で工夫した点を教えてください

 
自分たちが心地良いと思える空間を限りある面積と予算の中で実現しようと心掛けました。
手持ちの家具を活かしたプランニングや、生活のクセが分かるからこその割り切り(寝室は狭くて良い)などコストも含めてメリハリを意識しました。
 
IKEAのキッチンユニットにロジェール製のガスコンロを組み込んだり、家具扉の取手にアルミ既製品のアングル型材を流用したりと設計者としてのこれまでの経験も役立てました。
 

 

リフォーム業者ではなく貴社にスケルトンリフォームをお願いするメリットを教えてください

 
御自身の希望が明確でリフォーム会社と対等に打合せが行え、必要に応じて指示が出せるのであれば設計者は不要かもしれませんが、そうでない場合には御自身の要望や想いを咀嚼・翻訳して空間を提案する設計者の存在が必要になるのではないでしょうか?
 
フランチャイズのリフォーム会社や定額制パッケージなどの場合には、製品やメーカーの選択の巾が狭い、間取りの自由度が低いなどの会社都合の制約もあるようですが、私たちのような専業の設計事務所であればそのようなことはありません。
 
部分的なリフォームの場合には、設計者が関与すると効果の割に設計監理料が予算を圧迫してしまうこともありますので、その場合には適した事業者を紹介させて頂くこともあります。
それでも設計者としてのアドバイスは可能な限りさせて頂きたいと考えています。
 
床や壁の素材や風合いにまでこだわった自分だけの空間を志向する方には関係のない話かもしれませんが、世間の認知度が上がってきたこともあり、スケルトンリフォームを謳った「再販物件(不動産業者などが買い取った物件を自社あるいは関連会社でリフォーム工事を済ませて販売するもの)」が多く見られるようになってきました。
見た目は新しく綺麗な空間かもしれませんが、隠れた配管などには手を入れず古いままといったこともあるようです。
 
スケルトンリフォームの利点はスケルトン状態を確認して必要があれば補修や更新を行った上で空間を一新出来ることですので注意が必要です。
 

スケルトンリフォームしたいと思っている方にアドバイスがありましたらお願いします

 
「リフォーム」と一口に言っても壁紙や床材、水回りの機器を新しく更新するだけのものから「スケルトンリフォーム」のように既存部材を一度取り払って間取りも含めて一新するものまで様々です。
「リノベーション」と呼ぶこともあります。
また「コンバージョン」と言って用途をも変更することもあります。
 
我々設計者もそうですが、リフォームを手掛ける施工会社も千差万別、得意分野も異なります。
まずは御自身の想いに親身に耳を傾けてくれる信頼出来る会社を見つけることが重要になります。
 
そして御自身がどのような空間でどういった生活を送りたいのか、現在の空間には何が足りないのか、を語ってください。
誠実な設計者はきっと力になってくれるはずです。
 
リフォームであっても家創りには相当のエネルギーが必要になります。
主役は住まい手である御自身ですので、人任せにせず積極的に関わって頂きたいと思います。
 
経験上、家創りのプロセスを設計者・施工者と一緒に楽しめる方は建築家との家創りに向いていると思いますし、完成した空間に対する満足度も高いように感じます。
 
 

鈴木賢建築設計事務所 鈴木 賢さんのスケルトンリフォーム設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
吉祥寺のSOHO-築35年・中古マンションのスケルトンリフォーム-

設計者とはいえ、まずは生活者として自身の生活を営む「場」が必要です。私は築35年の中古マンションを購入・スケルトンリフォームして自宅兼事務所として使っています。設計は自分でやりました。

吉祥寺のシェアオフィス-KN-lab-

ローコストであるため施工会社とも入念に打合せを行い、シンプルでラフな空間を目指しました。壁・天井は白ペンキ塗り、床はOSBボード貼で仕上げています。

 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、ほぼ一日、家創りの現場を廻ってきました。

写真は、間もなく竣工を迎える現場のワンショット。
横ラインがとっても爽やかな感じ。

玄関を入ると、正面にこの壁が目に入ります。

その横ラインは、廊下につながっているのですが、
さりげなく、視線が誘導されて、
LDKへと、スムーズにアプローチできるんです。

見た目のユニークさもさることながら、
そういった視覚的な効果も、しっかり実現できてよかったです。

まだまだ養生がされていて、わかりにくいのですが、
こちらは、キッチン周りです。

先ほどの廊下から、LDKに入ると、
最初、こんな風に見えてきます。

パッと見ると、白い壁が気になりますよね?

でも。
この壁は、わざと設置しています。

廊下から入ってきて、キッチンの脇を通ります。
その際、キッチンが見えてしまうのってどうですか??

あまり嬉しくないですよね。

もちろん、視線は、自然とリビングに向かうように
設計していますが、ちらっと見えてしまうことも
避けたかったんです。

しかも。
キッチンやリビングからは、視線を遮ったりしないので、
開放感は全く損なわれないのもポイントなんですよ。

さらに。
インターフォンや給湯機のリモコン、
床暖房のスイッチ、照明のスイッチ類を
まとめて設置できる場所にもなっているんです。

動線からしても、ここにあるのはとっても便利。

たった一枚の壁なんですけど、
しっかり意味のある壁になっています。

ちょっとしたことなのかもしれませんが、
大きく違ってくるんですよ。

壁一枚にだって、しっかり意識して
計画していくといいですよ。

外部は、足場が外れて、こんな感じです。

凹凸のあるボーダータイルが、何ともいい表情になっています。

白いタイルに、ブラックのサッシの組み合わせが
とてもシックです。

大きな屋根のある和モダンな家。
もう少しで竣工します。

お客様の反応が、愉しみ!!

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

アパートの間取りで工夫した物件で現在進行中の南平の長屋があります!
http://www.geocities.jp/ohkokk/minamidaira.html

このアパートメントは敷地が旗竿になるため普通の共同住宅が建ちません…
そこで法律をうまく利用し、長屋を計画しました。
長屋とは各住戸に外部から直接出入り出来るものです。
二階に部屋があれば各住戸に一つづつ専用の階段を設けなければなりません。
南平の長屋は全部で三世帯ですが、二つは一階からの玄関、一つは専用階段を持つ二階からの玄関です。一階からの玄関の一つはメゾネットタイプとし一階と二階を一住戸と考え…内部階段でつないでます。

たまたま今回は長屋ということもありメゾネットを採用しましたが…既成概念にとらわれずこのように間取りを考えるとアパートでも楽しくなってきます。
セキスイハウス、ダイワハウスのような既成概念だけのアパートはもうなくても良いんじゃないでしょうか~(^^)/~~~

I-1511、土地探し(東京都)

ユーザー がく1511 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
小金井市
依頼内容: 

土地探し
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ちょっとわかりにくいかもしれませんが。。

実は、こちらの写真。
これから家創りを検討されている方の
敷地からの眺めなんです。

まだ古家が建っているのですが、
その中から見学しました。

名古屋市内の高級住宅街の一角。
しかも、この眺望!

少し西に方位は振っているようですが、
日当たりも抜群なんです。

おおきなバルコニーを張りだして、
下にある屋根を見えないようにすれば、
素晴らしい眺望を感じながら、日常を過ごしていけそうです。

とっても羨ましい土地なんですが。。。

眺望からも想像できるかもしれませんが、
凄い崖地。。なんです。

しかも、法規制は、これでもか!というほど厳しい。

今まで、いろんな厳しい条件の中で
家創りしてきましたが、
その中でも1、2を争う難しさです。

難工事が予想されるため、
設計段階から、施工者とのコミュニケーションも
しっかりしていくことが重要です。

設計はしたのに、工事ができないとか、
工事費が、とんでもなく高くなってもいけませんので。
設計も重要ですが、こういった土地では、
施工者の技術力や経験値が大事です。

建築家としては、そういった施工者との
つながりがあるのか、ないのかが生命線となります。

ちなみに。
私は、そういった会社とはお付き合いがあったりします。
有りがたいことです。

どんな家になるのか。
今からワクワクします!

昨日、とある家創りの打合せがありました。

お盆休みの間に、両家の御両親と
家創りの計画案をご覧いただきました。

平屋にするのか。
2階建てにするのか。

いろいろ比較検討いただけたようで、
平屋で進めることになりました!

大きな敷地に対して、伸びやかに展開する家。

今までも、これからも、出逢わない、
とってもユニークな家になりそうで、愉しみです!

現段階で、しっかりと金額を押さえているので、
大きな減額案をしなくても、
ご提案している家を実現できるんですよ。

そうなんです。

最初の金額の把握が重要なんですよ。

最初だからって、坪単価なんかで算出していたら、
最後に金額が合うなんて。。難しいんですよ。

でも。
そういった会社って、多いんですよ。
気を付けましょう。

吉祥寺のシェアオフィス-KN-lab-

●設計事例の所在地: 
東京都武蔵野市
●面積(坪): 
115.68㎡(34.99坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

吉祥寺中道通り沿いのビルの地下1階を飲食店舗からオフィスへ用途変更(コンバージョン)したスケルトンリフォーム(リノベーション)です。
ブース状の個室が14室と共用のラウンジスペース、トイレ・洗面、電話ブース、喫煙ブースで構成されています。
共用のラウンジスペースはブース入居者の打合せや商談だけでなく、ちょっとしたワークショップやレクチャー、イベント等多目的に使えるように配慮しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

築40年を超えたRC造雑居ビルの地下1階で以前は人気のレストランが入っていたらしいのですが、閉店後は次のテナントが入らず困っていました。にぎわいのある通りに面した場所を空けたままにしたくないので有効な活用方法を考えて欲しいとのことでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

新宿歌舞伎町の雑居ビルでの不幸な火災の後、東京都建築安全条例が改正になったため、現状では2方向避難が確保出来ず以前のような飲食店舗や物販店舗の用途は建築不可のため、事務所やサービス店舗等の建築可能な用途で成立する事業計画を紹介して頂いた不動産会社の担当者と一緒に検討しました。コストや設備計画上も完全個室は難しかったのでブースで間仕切ったシェアオフィスを提案したところ気に入っていただけました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ローコストであるため施工会社とも入念に打合せを行い、シンプルでラフな空間を目指しました。壁・天井は白ペンキ塗り、床はOSBボード貼で仕上げています。ラウンジスペースのテーブルとイスはオフィス運営会社の代表が知り合いの方からたまたま店舗移転のタイミングで不要になったものを譲っていただいたものを使わせていただきました。不動産会社の社長や担当者・運営会社の代表など地元有志の協力が大変有難かったです。
私たちの事務所もここにブースを借りることにして利用者としても関わることにしました。

依頼者の声: 

オープニングパーティーの席上で依頼者が「長い間空いてしまっていた空間が賑わいを取り戻して様々な方に使って頂けるのが嬉しい。そして吉祥寺の街や人に私が何かしらの貢献が出来ているのであれば尚嬉しい」とおっしゃってくださいました。
工期や予算の面では依頼者にも御苦労をおかけしていましたので、この言葉を聞けてホッとしたことを覚えています。

その他の画像: 

各ブースの扉はナチュラルな木製とし、気配は感じながらも視線を遮るようコストも考慮してプラベニヤを用いました。ブース番号はカッティングシートで製作したものを私たちがセルフで貼りました。

各ブース内は入居者が自由に設えることにしており、壁のプラスターボード素地仕上のままです。当事務所が入居するブースではデスク前の壁を図面や書類をピン止めできるようコルクタイル貼としました。また木製の書類棚も別途で製作していただきました。

地下へ降りるエントランス扉の上部には照明器具を生かしたサインをデザインしました。
取付ボルトは実際はダミーでサインの施工会社が遊び心で3Dプリンターで作ってくれました。

赤色が賑わいのある中道通り沿いのアクセントになっています。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

リフォームに限らず世の中に悪質な業者は沢山います(笑)
特に建築業界には沢山います(笑)
金額が大きいのと身近な住まいということで取っつきやすいのでしょう…
悪質な業者に騙されないためには…ズバリ我々のような施工を直接請け負わない第三者に相談することです。既に見積りを取る段階まで進んでいた場合は検討したいのでちょっと待ってもらいたいと業者に話してみて下さい。
そこですぐに契約を求めてきたり…キャンペーンの話をしてきたりした場合はほぼ悪質な業者です(笑)
しかし…実際にリフォーム工事が始まってからなんだか怪しい場合もあったりします。
今年完成した安行藤八の家では、今回の新築の前に一度リフォームをしているのですが…100%そうかはわかりませんが話をお聞きすると打合せ通りに物事が進んでない様子がわかりました。おそらくあまり良くない業者だと思いました。ご家族も感じていて…そういうことがあって建築家に頼もうと思ったそうです!
そして…知り合いこんな素晴らしいお家をつくらせて頂くことができました。
http://www.geocities.jp/ohkokk/angyoutouhati.html

色々なケースがありますが…
大きなお金を使うのでセカンドオピニオンではありませんが、何社かと会い…時間をかけて決めるべきだと私は思います。

簡単に言うと…急がされた時は要注意なのです!あとは直感第六感を信じて真摯に向き合ってくれる方といかに巡り会えるかですね。
奇跡的な出会いができますように…(^^)/~~~

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

私が実際に経験したお話になります。(リフォームとは少しニュアンスが違うかもしれませんが)
この時にお伺いさせて頂いたのは、リフォームの御相談だったので現状確認のために屋根裏を覗いた所、何やら色んな金物が付いているのです。しかも、この金物はZマークがついている訳でもなく認定品である旨の刻印も何も無いものです。
正規の補強金物であるなら、上記のどちらかの刻印があるために、信頼がおけるかどうか、ある程度判断の目安に出来ます。
 
「これ、耐震補強か何かの工事をされましたか?」
と住まい手さんに確認した所、某大手企業の調査報告書を持ってこられました。
この会社はテレビでも大々的にCMもされていますし、一部上場されている会社です。
 
私も、まさかそんな立派に思える会社が、こんな人を欺く事をする訳ない、きっとその会社を語った偽会社か何かだろうと思っていたのです。
しかし、よく調べてみると過去数年前に国から業務停止命令を受けていたのです。
そうなんです悪徳な業者がする手口そのままの行為を、この会社が行っていたようです。
 
そんな事をした背景は分かりませんが、ノルマの厳しさや売り上げ目標達成のための背任行為であったのではないか?とも推測できます。
 
この話には未だ続きがありまして、一通り天井を見終えた後、今度は台所の床下物置を外し、床下を覗きこみました。
床下には不均一な間隔にプラ束と呼ぶプラスチック製の大引(床を支える木材)を支える材料が立ち並んでいたので、「あれ?」
通常、プラ束はある程度均等な間隔に並んでいるものなのに、何故?と思ったのです。
 
覗いた場所から一番近くにあったプラ束を手で触ってみると、グラグラ
何も支えていないのです。ちゃんと支えているなら手で触っただけでは簡単に動きません。
ようするに、地面に置いてあるだけの状態でした。しかも元からあった木製の束もある程度、適正な間隔及び本数入っていたので、プラ束なんて必要のない状態でした。
 
そんな状態ですから、手の届いた数本を取り、住まい手さんにお見せした所
驚きの表情でプラ束を眺めるばかりでした。
 
「このプラ束と先ほどの報告書を持って、消費者センターに相談に行って下さい。」とお伝えし、その日は一旦、終了しました。
結局この事実を知ったショックで、リフォームの話は一旦中段したままになっています。
大手であっても、こんな悪徳なことをしないといけない業界って一体、何なんだと憤った出来事でした。
 
超個人的見解かもしれませんが、一つ言えることはテレビで見聞きしたことのある会社であっても訪問営業でやって来る業者は、かなり怪しい業者が多いと思いますので断る方が賢明かと思います。リフォームであっても点検商法であっても同じです。
 
断り方としては「建築関係の仕事をしているので必要ありません」や「親族に建築関係の仕事をしている者がいるので必要ありません」「信頼できる建築士や工務店とお付き合いがあるので必要ありません」等と嘘であっても、そのように言ってしまうのが一番効果的かと思います。それでも、しつこく来るなら、全国各地にある消費者センターへ相談してみるのも手かと思います。
 
他にもよくある手口としては
屋根瓦や擁壁、外壁など外から目視出来る部位が傷んでいる、今すぐに手を付けないと大変な事になるなどと言って、脅しとも思える言葉で付け入ろうとすると言うのを聞きます。お気を付け下さい。
 
今回の写真は、その時のプラ束です。
本来ならこれが地面と大引の間でしっかりと止まっていないといけないのですが、手で簡単に外れました。あり得ない、嘘仕事です。
 
仕事は誠実にやって貰いたいものですね。

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