旗竿地でも吹き抜け・トップライト・スリット窓などを使って明るい空間を作ることが可能です。 旗竿地についてスピカ建築工房 一級建築士事務所 滝川 良子さんに伺いました。
たまたま旗竿地を購入されたお客様から、相談を受けたのがキッカケです。
旗竿地は、一般的な整形地よりも割安な場合も多く、土地購入を希望される地域で、購入費用を抑えやすいメリットもあると思います。私の所に設計依頼くださった旗竿地のお客様も、やはり希望する地域で割安だったから、、、とおっしゃっていました。 また竿の部分がアプローチになる事が一般的なため、エントランスやプラン全体が道路からは奥まった、プライベート感溢れるものにする事が可能です。 デメリットとしては、竿部分の間口のみが接道しているため、採光の確保が難しい場合もあります(間取りで対応できますが)。施工面でも竿部分が細く長い敷地の場合は、資材の搬入や上棟時の建て方など厳しい場合があります。 また、行政によっては旗竿地に対して竿と旗部分の割合を定めていたり、独自のルールを持っていたりするので注意が必要です。
旗竿地は狭小敷地の場合が多い事もあり、採光が取りにくくなるため、居室の配置などに気を付けています。
竿部分を駐車場とすることが多いです。
トップライトを設けたり、吹き抜けを配して下階へ光を落としたりしています。
エステ併用住宅だったため、プライベートゾーンと店舗部分の棲み分けが必要でしたが、狭小敷地、そして旗竿と云う事で玄関が1箇所にしか設ける事ができなかった事、3階建のため非常用避難口が道路に面する箇所に必須のため、間取りに苦労しました。 玄関は1箇所となりましたが、内部で住居用・サロン用にそれぞれアプローチできるようにし、サロンはお客様のご希望もあり、にじり口のようにする事で、店舗への期待感を上げる事ができました。 2階部分まで、ほぼ4方を隣接住居に囲まれた敷地でしたが、吹き抜けとトップライト、隣接敷地との隙間に配したスリット窓などの効果で、小さいですが明るい空間とする事ができました。
機会があれば手掛けてみたいと思います。
旗竿地は整形地にくらべて、工夫が必要になりますので、土地購入前でしたら信頼できる建築士に相談して購入される方が安心だと思います。 竿部分が無駄になると思われる方もいらっしゃいますが、アプローチ部分を植栽で整えたり、カーポートにする事も可能なので、より豊かに暮らしを楽しめる住まいにする事ができると思います。
旗竿地に建つ、狭小エステ併用サロンです。建坪9坪ながら、サロン用のラバトリーにはトイレ・シャワーブースを設け、ラグジュアリーな空間を体験していただけます。ご希望だったヨーロッパのスパのイメージを叶えるため、大理石モザイクや石、しっくいなどを多用しました。
スケルトンリフォームで生活を一変させたい、リフォームで新築の違う家みたいにしたい、より豊かな住生活をしたい、とお考えであれば、設計のプロに依頼する事をおススメします。 スケルトンリフォームについてエヌスペースデザイン室 佐藤 直子さんに伺いました。
建築家やインテリアコーディネーターとコラボしてデザイナーズリフォームを行っている企業団体に営業の一環として加盟しています。リフォームの仕事はそのつてが過半です。
構造や既設の設備などを予想します。しっかりとした図面がない場合もあれば、図面があっても現状と違っていることもしばしばです。木造などは劣化状況の把握や解体しなければわからない部分等を予想し、耐震補強と同時に使いやすい間取りに変更することも多いです。 鉄骨ラーメン構造やマンションなどは構造体以外の部分を見極めます。特にマンションの場合、築年数などにより給排水などの設備やマンション特有の共有設備にも配慮します。水回りなど動かせる場合と動かせない場合があるからです。 計画が大きく左右されるため段差や躯体の状況、排水の向きなど、しっかりと調べたり予想することが大切です。
状況や広さにより、一概には言えません。 800万円~2500万円くらいかかったこともあります。キッチンだけで600万円ということもあるので、それぞれです。 ちなみに、材工で50万円のキッチンもありますが、今あるものよりグレードが下がってしまうのであれば変える意味がないですし。 より使いやすく、住みやすくするために何を残し、何を捨てるか。解体部分と生かすもの、それによって金額が変わってきますので、残せるものを生かす工夫がコスト削減には大切です。
木造(軸組・2×4)や鉄骨造(重量・プレハブ)マンションなど、様々なリフォームをてがけた経験があります。
原則、不要です。ただし、増築がある場合や木造以外で階段を掛けかえる場合などで、基準法の条件にあてはまると必要になるケースもあります。
条件によります。木造やマンションなどの場合一定技能が必要となってくるためDIYは無理だと思います。重量鉄骨造やRC造の一戸建てで、どこかの階の間仕切り壁と内装のみということであれば、可能な場合もあります。
木造軸組みの場合は、年代によっては耐震補強を同時に行うことがほとんどですが、2階は触らない、などということもあり、より強くする程度の補強の事もあります。RC造では耐震補強にかなりお金がかかってしまうのでそこまでしないことも多いです。
広さや計画によりますが、1か月半~3か月弱です。
生活の仕方をヒアリングし、真っ先にゾーン計画をしました。海外で合理的な住まいを経験されたお施主様だったので、家事の合理性なども希望され、動線を徹底的に考えてあります。 また、出隅や角が嫌いとのことで、曲線の壁で視線を遮ったりエリアを何となく分けることにしました。方位を気にされたり、広いだけのリビングはいらないなど、しっかりとした考えのある施主様だったので、明確なコンセプトに沿って計画することができたと思います。
リフォーム業者に頼むのは、浴室だけ変える、キッチンを入れ替えるなど、大きな変更をしない場合ならいいと思います。 ですが、生活を一変させたい、リフォームで新築の違う家みたいにしたい、より豊かな住生活をしたい、とお考えであれば、設計のプロに依頼するのがいいと思います。 営繕業者に依頼して、(施主の)言った通りやってもらったが失敗したという話はよくききます。
予算と希望があまりにかけ離れてしまうと絵に描いた餅になってしまうので、大まかな予算を伝えるのは大切です。今困っていることを伝えたり、こんな生活がしたいという希望を伝えるのも大切です。 新築でもそうですが、間取りがどうの(〇帖の部屋をいくつなど)という話を伝えるのではありません。伝えてほしいことは、生活です。 例えば、夫婦別室がいい、とか子供はもう帰ってこないから子供部屋つぶしたい、とかコレクションがあるんで一堂にまとめたい、とか庭いじりしたいから便利にならないか、とかキッチンがちっとも片付かない、とかお友達を呼びたい、とかそういう事を伝えてほしいのです。 リフォームする理由がそこにあるはずです。
動線のほか、収納計画、お仕事用の接客スペースを設けました。ガランと広すぎる空間は落ち着かないとのことで、エリアを曲線の壁でやんわり分けました。TOTOリモデルコンテスト2014テーマ別部門最優秀賞受賞。
★20170817ホームページ更新(^^)/~~~■上和田の家設計契約を結ばさせて頂きました■南平の長屋引き続き外構工事…内部の様子■文京区の築100年長屋リノベーション実施設計終了~実施見積りスタート
家を建てて3年ほどたちます。床暖房はエアコンがあるので、いらないと判断していたのですが、やはり、冬は床から冷えてきて、エアコンでは暖まるのに時間がかかるため、今年中に床暖房を検討しています。いろいろとネットで検索してこちらにたどり着きました。おおまかなもので結構ですので、見積もりをお願いします。一軒家で木造です。現在、フローリングですが、犬を飼っているため、滑らないタイルに変えようと思います。LDK20畳、玄関4.5畳、トイレ、脱衣場に敷設を考えています。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
珍しく、食事の写真をアップしてみました。
昨日、とても信頼している方とランチをご一緒してきました。その時のワンショットです。
家創りの話はもちろん、デザインのこと、大事にしていること、最近、考えていること等、話題は、いろんな方面にわたります。
感性が近いことと、クレバーな方なので、客観的な視点から、的確な意見を聞けるので、とてもスムーズに話をすることができます。
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
一人で、自分と向き合うことも大事なのですが、こうやって、信頼できる方とコミュニケーションすることも大事にしています。
頭がスッキリしました!
さてさて。
昨日は、新しく家創りを考えている方の敷地を視察してきました。
この季節とあって、雑草がすごい!(笑)
日当たり含めて、とてもいい条件の土地でした。
最近では、Googleで見れたりするのですが、やはり、現地でしっかり見ておきたいところ。
こちらの敷地も、現地で周辺を見て、気がついたことがありました。
しかも、結構大事なことなんです。体感したからこそなんですよね。
その後、その脚で、役所で敷地条件の調査へ。
ここでも。。。。気にしていたことを聞いてみたら。。いろいろありました。しっかり確認と協議ができてよかったです。
それも、逃していると、計画に大きく影響する内容。しかも、来月中に再協議しないといけません。
偶然にも、すごくいいタイミングでした。
敷地の調査や、役所の調査・協議は、とても重要です。
さらりと聞いたり、見たりしてしまうと気が付きません。
どんな計画をするのか、しっかりイメージしながら、調査をするとよいですね。
大きな吹抜けをリビング・ダイニング上部に設けました。柱と梁の木部を表しにして、和紙貼りの白い壁と対比させて空間に強弱をつけています。
将来的に家族の人数が増えるかもしれないとのことなので、部屋を増やせるように構造的・法的規制を問題なく満たせるように準備をしてあります。外部の仕上げは出来る限りメンテナンスに手がかからない材料を採用しました。
何事にも動じない「おおらかさ」、無理やわざとらしさのない「自然の状態」、素材のもつ魅力を引き出す「素材を活かすこと」を表現しています。
依頼者の希望である南面からの日当たりを確保するために、南面を大開口としました。構造強度を補うために壁ではなくステンレス製の線状の筋交いを設けています。また、間取りも柱がなく建具だけで自由に間仕切ることができる仕組みを採用しています。
新築住宅建設予定地:愛知県知多郡****面積:280平米程度予算:3500万円(総額) 和モダンな平屋(結構和風より)天然素材を使用したい家事動線が良好維持管理が楽(掃除、ランニングコスト的に)通風、採光に優れている将来を見据えた省エネ住宅(Ua値、Q値) 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
擁壁のある傾斜地において、築40年木造の解体、建替を考えています敷地38坪、現況、道路の最も高い所でGL+1100mm道路の最も低い所でGL-1140mmです。擁壁も40年前の建売造成時のもので、できれば弄りたくはないのですが実際問題、擁壁そのものの耐用年数など不安があります。ある程度の用強美とコストパフォーマンスのバランスの取れた住宅を希望しています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
間口6500、南北に28000位の細長い敷地に新築予定です。車椅子で生活でき、狭さを感じさせない、広々?とした空間が出来ればと思ってます。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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お仕事を依頼した建築家: 高野量平アーキテクツ ...
お仕事を依頼した建築家: 鈴木将記建築設計事務所 鈴木将記さん ...
早々に10名の建築家の方々からコメントをいただきました。家族で熟考し2名の方とお会いしてみる事にいたしました。...