レンガを外装材としたRC造外断熱の住まい

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
84
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外装材として組積レンガを採用した鉄筋コンクリート造外断熱工法の住まいです。鉄筋コンクリートをポリスチレンフォーム断熱材厚さ5cmで外側からすっぽりと包んだ外断熱工法による建物です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

レンガを外装材としたRC造外断熱の住まいで、認定低炭素建築物です。レンガは外装材として耐久性や耐火性に優れているだけでなく、全く手がかからないほどメンテナンス性に優れている建材です。奥行8cmのレンガはコンクリート躯体と緊結されているので、タイルのように剥がれて落下することがありません。また、タイルと違って厚みがあるため、重みと風格ある建物となります。

その他の画像: 

エントランスポーチ

エントランス

中庭

I-1330、空き家となっている家をゲストハウスとして再建築(京都府)

ユーザー ワイズ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
京都府
現住所‐郡市区町村: 
京都市
依頼内容: 

近々空き家となっている家をゲストハウスとして再建築したいと思っています。出来る所は自分で工事を進めて行きたいと思うのですがサポートしていただける方が居られれば幸いです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 フラワーボックス(花台)は文字通り、花など植物を入れるための装置です。既製品が各メーカーからいろいろ出ています。今回ご紹介するのは、オリジナルなもので、この住宅のためだけに製作したフラワーボックスです。構造部材のSPF(ツーバイフォー工法の躯体材料として使われています)を使ってキッチンセットの流し前にこしらえたものです。全体との調和を考え、既製品ではなく新たに設計して製作しました。塗装はデッキなどと同じリボス社のドノスを塗ってあります。
 

 手を伸ばしてフラワーボックスのロースマリーなどのハーブを使って料理を楽しみます。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りで、
複数工務店による入札でした。

各社、しっかりと頑張った金額を入れてくれていて、
よかったです。

といっても、基本設計の段階で、
しっかりとした精度の概算を作成の上、
予算とのバランスを確認しているので、
弊社の家創りの場合は、最終の見積は、通常、スムーズですが。。

いずれにしても、
複数社から届いた見積書をしっかりと確認します。

見積もり落としがないか。
単価が適正なのか。
数量が適正なのか。

見積もり内の、全ての項目をチェックしていきます。

こういったチェックは、一般の方では、なかなか難しいので、
建築家に任せれるといいですね。

いずれにしても、しっかりチェックしておかないと、
後で、大変なことになってしまうので、じっくりチェックしましょう。

夕方からは、新しく家創りを考えている御家族に
お会いしてきました。

ハウスメーカーと話をしてみたのですが、
焦って進めていこうとする、スピード感に
ちょっと付いていけない感じもあるそうです。

そうですよね。

せっかくの家創りですので、
しっかりと理解しながら、自分のペースで
進めていきたいですよね。

それが自然と思います。

ハウスメーカー、工務店、建築家
それぞれとの家創りの違いからスタートして、
どんな家創りをしたいと思っているのかまで、
いろんなお話させていただきました。

ただ、家創りを始める前に、
まず最初に大事なこととして、
資金計画をしっかり把握することをお勧めしました。

信頼しているFPにサポートしてもらいながら、
「出せる」金額ではなくて、「出してよい」金額を把握して
いただきます。

この二つ。
似ているようで、全く違いますからね!

しっかり把握して、
その予算内で、家創りを楽しんでいきましょう!

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 バスコートを浴室に付属して設けると、入浴タイムがさらにリラックスできる時間になります。浴室の照明を落として、バスコートに明かりを灯し、アロマでもたけばひときわ豊かでリラックスできるバスタイムとなります。浴槽側にバスコートを造る時には、窓を浴槽の縁からなるべく高くならないように、浴槽に浸かりながらバスコートを眺められるようにするのが肝要です。洗い場に接して造る場合は、テラス窓でバスコートに出られるようにするとなお素敵です。
 写真の浴室は2階設置のユニットバス(和光製作所の1620)で、窓からトクサとツワブキが見えています。浴室の照明はそれぞれ自由に調光ができるようになっています。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 ニッチ(niche)とは、壁などに飾りができるように造った窪みのことです。木造などでは壁の厚みがそれほど厚くないので奥行の小さいものになります。在来の軸組み工法ですと約105mm程度、ツーバイフォーですと89mmというとても浅いものですから、飾るものをよく考えて設えないとなりません。上部には小さいダウンライトを入れておくと便利です。写真のものはツーバイフォーの住宅の玄関の壁に造ったもので、季節の花を飾ってもよいし、旅の土産を飾るのも良しです。これを作る場合は、構造壁でないところに作ることになりますので、あらかじめ作りたい場所があれば、構造壁でない設計にする必要があります。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

ファサードは住まいの正面のことです。
街並みの景観部分で住まいの表現とプロポーションが最も気になるところです。
設計ではある程度見えない部分の外観は内部や建主の要望を優先させています。
最初のプレゼンテーションでもコンセプト、プラン、ファサードで納得行くものを提出しております。
今回は基本設計と実施設計の間に1/50の模型がつくれなかったので、工事契約に間に合うように作製しました。

ファサードはほぼ当初のままです。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 木造の住宅などで和室を作る場合、畳の厚みとフローリング材の厚さが異なるので、所謂剛床という構造床の上に仕上げ(畳やフローリング)を施工するとそのままでは段差が付きます。本畳の厚さは55mmから60mm、フローリングは突板で12mm、無垢材などでは15mmから20mmくらいなのでどうしても畳とは段差が生じてしまいます。小さな段差はつまずきの原因ともなり、あまり美しくもないですしやや危ないものです。それで、思い切って30cmくらいの段差を付けて造りますと、フローリングの居室から畳の部屋に移動するときに、腰を下ろして移動できるのでお年を召した方には便利です。
 この写真は2世帯住宅の1階・老夫婦部分のDKと和室です。小さいテーブルを囲んでダイニングチェア(アルフレックスのNTスリム)が2脚、畳に座布団を敷いてもうひとりという具合です。

 DKから和室を見る。段差がある和室の下はDKから使える収納。DKの右手のフルオープンの窓の外はデッキテラスの中庭。

建築家と住宅ローン

住宅ローン

建築家に設計依頼して家を建てた場合、住宅ローンは使えるの?

 
結論から言うと、建築家に設計意を依頼しても、問題なく住宅ローンを使うことができます。
ただし、住宅ローンの準備は早い段階ではじめたいです。
 
本来、住宅ローンは家の竣工後に契約するものです。
建築家に設計依頼する段階ではまだ住宅ローン契約を結べません。
だからといって住宅ローン契約を設計の後にしていいというわけではありません。
 
住宅ローンの申し込みや仮審査は、設計依頼と同時並行、もしくはそれより前に進めていきましょう。
 

設計監理料や土地代も住宅ローンに含めることはできるの?

 
こちらも問題ありません。
設計監理料、土地代も住宅ローンに含めることができます。
 
ただし、前述のように住宅ローン契約は竣工後の住宅引き渡し時に行われます。
 
そのため住宅ローンですべて支払おうとすると、
支払時期が遅くなってしまいます。
設計監理料は通常、住宅ローン契約前に一定額、支払いが必要です。
 
土地代に関しては、不動産会社や売り主にもよりますが、契約時頭金、(土地の)引き渡し時に残り全額を支払うというケースが多いようです。
 
土地代金を住宅ローンより先に支払うのが難しい場合は住宅ローンに先行して融資を受けられる「つなぎ融資」を活用します。
 
ただしつなぎ融資は住宅ローンを前提にしているため、一定期間内に住宅ローン契約が行われない場合は融資が終了してしまうこともあるので注意しましょう。
 

建築家に依頼した場合の設計監理料と工事費の支払いのタイミング

 
「住宅ローンより先」というのはどのようなタイミングなのでしょうか?
 
建築家に設計を依頼した場合の設計監理料と工事費の支払いのタイミングは、一般的には下記のようになります。
 

  1. 事前段階
  2. 設計に関するプラン相談や顔合せを行います。この段階では通常料金は発生しません。
     

  3. 設計段階
  4. 設計監理契約を結び、具体的な設計を行います。設計ができれば、施工契約、建築に着手します。
    ・設計費:設計費の60%程度を2回に分けて
    ・工事費:施工契約時、工事費用な30%程度(さらに中間金を支払うことも)
     

  5. 建築段階
  6. 建築開始~竣工・引き渡しまで。その際に、残金を清算します。
    ・設計費:残金40%
    ・工事費:残金70%
     

設計監理料・工事費ともに支払いのタイミングはどのような契約をするかによって違いますので事前に確認しておきましょう。
もし支払いのタイミングをずらしたい場合、建築家・工務店と相談すれば若干の変更は可能です。
 

建築家に設計依頼する場合の住宅ローンの申請・手続きの流れ

 
設計、工事費の流れは既述の通りですが、同時に住宅ローンについても留意しなければなりません。
土地から購入して建築家に設計依頼する場合の住宅ローンの申請・手続きの流れは下記のようになります。
 

  1. 事前相談
  2. 土地が決まっていないと住宅ローン融資の可否は判断できませんが、借り入れが可能か、可能な場合どの程度なら借入れを受けられるかなどを事前に相談しておくといいでしょう。
    同時並行で、土地探し、建築家探しも行います。
     

  3. 仮審査
  4. 土地購入後に住宅ローンが締結できないとなると計画に大きな狂いが生じます。そのため、土地購入の前に仮審査を受けておくといいでしょう。
    大まかなプランや概算見積り書を要求される場合があるので、それまでには設計を依頼する建築家を決定しておき、協力してもらうようにしましょう。
     

  5. 土地の売買契約
  6. 土地の売買契約を結ぶ際にはローン特約をつけるようにしてください。
     

  7. 本審査
  8. 住宅ローン申し込みの際は、基本的な設計図や見積書が必要です。
    ただし、金融機関によっては詳細なものが必要なケースもありますので、事前相談の段階で確認しておきましょう。
    またつなぎ融資が必要な場合は一緒に手続きしておきます。
     

  9. 建築
  10. 土地の引き渡し後、できるだけ早く建設に着手したいです。
     

  11. 建物竣工
  12. 建物竣工・引き渡しの際に住宅ローン締結となります。
    住宅ローン締結時にも諸経費がかかります。
     

以上が大まかな流れですが、土地や設計の取り扱いは金融機関によっても異なるため、この通りに進まないこともあるでしょう。
 
この流れを頭に入れたうえで、柔軟に対応したいです。
 
なお自己資金が少ない場合、「つなぎ融資」が必要ですが、つなぎ融資は無担保融資のため金利が高めです。
 
着工や工事に時間がかかると、想定以上に金利負担が重いかもしれません。
 
この順番を守ることより、住宅ローンと設計の連携を良くすることを心がけましょう。
 

建築士に依頼することで金利が安くなることも

 
建築士に設計依頼することは、資金繰りに注意しながら進めなければなりませんが、好みの間取りにしたり、デザインにこだわることができるなど多くのメリットがあります。
また、地域によっては建築士に依頼することで住宅ローンの金利が安くなる場合もあるのをご存知でしょうか。
いくつかご紹介します。
 
金利優遇は返済額に直結するため、大きな魅力ですね。
 
建築家に設計依頼する場合、設計にかかる費用を住宅ローンに組み込むことは可能です。
しかし、住宅ローンに組み込めたとしてもスケジュールのすり合わせは必要です。
資金繰りに注意し、「建築家に設計依頼した住宅」の購入を成功させてください。
 
愛媛県建築士事務所協会
http://www.ehimekai.com/info.html
 
兵庫県建築士事務所協会
http://www.hyogo-aaf.org/kenchikushi/loan/index.html
 
東京都建築士事務所協会 文京支部
http://taaf-bunkyo.org/?p=1055
 

執筆者

 
横山はるみ
中立・公平の立場で活動する独立FP。住宅の購入額から返済計画まで幅広く対応。
住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
マネーリテラシー向上のため、講師・執筆にも力をいれている。
ライフプラン応援事務所

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 LD(居間・食堂)という言葉は、今ではとても一般的です。食堂と居間とを同じ空間で造り込むことでスペースの節約ということになりますが、普通に造られているものはこの空間にダイニングテーブルもソファもおいてLDですというものが多いと思います。これはあまり広くない空間ですとかえって窮屈になります。そこで、思い切って、食事をするテーブルとくつろぐソファを組み合わせて設計するという方法が考えられます。この場合は、いわば食堂と居間を兼用にするということですので、どこかで折り合いをつける必要があります。ポイントはテーブルの高さとソファの座面の高さです。
 写真は約10.6帖ほどのスペースに大きな(1500角)のテーブルをL字型に囲んでベンチソファを造り、居間と食堂を文字通り兼用にしている設計です。テーブルの高さは640mm、座面の高さは360mm、ハンス・ウェグナーのYチェアはウェグナーさんには申し訳ないのですが脚を少し切らせていただいて座面を低くしています。ソファは背もたれのマットをはずせば、ベッド代わりにもなりますし、座面のマットの下は収納にして、思い出のアルバム、古い雑誌や新聞なども仕舞えるようにしています。
 この作り方のよいところは、大きなテーブルを囲んで子供たちは勉強、大人はご夫婦の会話をワインでも飲みながら楽しみ、家族のつながりを密にしてくれることです。

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