東久留米駅前の木造平屋住宅です。
ご自身でも土間のある住宅のイメージ図をたくさん、本当にたくさんの枚数描かれていました。それらを見せてはいただきましたが、こだわらず提案してくださいと言っていただきました。
別に所有されている賃貸マンションのご相談を数年にわたってお受けしていたので、そこで信頼していただけたのかと思います。
大屋根の建物は中央付近が暗くなりがちなのですが、そこに天窓から自然光が差し込むインナーコートを設けることで、内部空間の中心としました。仕上げには自然素材、特に地産材である西川材の杉を多用するとともに壁面はしっくいを使い、木の香あふれ清浄感漂う空間となっています。
毎年の年賀状で、快適に生活されていると書いて頂いています。
先月、田園調布での地鎮祭。設計者は「えい!えい!えい!」と刈初之儀を行います。今夏完成を目指して工事中です。
若いご夫婦の住宅です。ブルーグレーの窯業系サイディングの外観に、内部は白とこげ茶の空間です。
都心の駅前大型マンションにお住まいだった方なので、郊外の戸建てに住む漠然とした不安があったと思います。
何人かの建築家とお会いして決められたとお聞きしています。
2階のこだわりダイニングキッチンを生活の中心とした住宅です。
神社の参道に面した小さな家・・・とは言え内部空間はとても豊かです。木製の防火サイディングを使ったのでウッディー感に溢れます。
二つの寝室と広々としたリビング、そしてペレットストーブのある土間をコンパクトな面積で実現する。
基本設計でたくさんのバリエーションをご提案したので、納得して計画を進めて頂けたのかと思います。
準防火地域に使える特殊な木製防火サイディングを提案しました。
海辺のアジアンスタイルのテラスハウスです。
「今後(半リタイヤ、老後)を考えて、バリアフリーなアジアンリゾートホテルのロイヤルスイートみたいなワンルームの半分別荘、半分住宅を設計して欲しい。」「老後のことも考えて、不便な山小屋生活みたいな別荘ではなく、ホテルの便利さ、気楽さも取り入れて欲しい。」等々要望された住宅です。
「高温多湿な日本の風土に適した、木造で屋根のある家を多く設計されているので、正しく、アジアンスタイルの家を設計して貰えるだろう。」とゆう言葉を頂きました。
敷地は北西方向に海を望める別荘地的な環境なので、夏の西日対策と相反する開放感のバランスを考え、軒の出、高さ、引き込み簾障子、軒先き簾等々考慮しました。又、60坪ワンルームの空調に関しては、当初の建築コストを抑えるために、空気式床冷暖房設備(オンドル)を取り入れています。圧倒的な木と屋根と土壁で「一つ屋根の下」みたいなアジア的なデザインを心掛けた住宅です。
引き込み簾障子越しに自然と対峙するリビング
リビング内観
テラスを望む浴室
当サイト会員の投稿した設計事例のうち「併用住宅」というタグの付いている事例を表示しています。実際にはもっと多くの建築家が賃貸併用住宅を手がけています。
フラット35は民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する長期固定金利住宅ローンで、最長35年まで全期間固定金利での融資を受けられるのが特徴です。全期間固定金利と言うことで景気動向や金利に左右されずに住宅ローンの返済が計画的に出来るのはメリットにもなるでしょうね。民間の金融機関にも全期間固定の商品もあります。損得比較は個人毎の条件もあると思いますので、よくご検討下さい。
場合によっては信用できる専門家に相談されるのも策かと思います。
融資を受けるには建築基準法に合致させることと、フラット35で定められた技術基準をクリアする必要があります。検査も建築基準法による検査と住宅金融支援機構による検査の両方に合格する必要があります。
融資が実行されるのは建物完成後、適合証明などの必要書類を提出してからとなりますので中間資金の融資がありません。
お金は最後で良いよと言う施行者はなかなかいないと思いますのでつなぎ融資が必要となりますので、資金計画にも組み込んでおく必要があります。
又、融資金利の決定も融資実行時点の金利となります。申し実時の金利とは違いますので、金利の動向を気に掛けておく必要があります。
省エネルギー性能や耐震性能に関して定められた一定の基準をクリアしている場合はフラット35Sと呼ぶ、少し金利が優遇される制度もあります。
ウチが一番。寝る・食べる・くつろぐ・遊ぶを一つの部屋で済ませたいインドア派のご夫婦のためのワンルーム住宅。周りは住宅密集地。狭小敷地のローコストという条件を最大限楽しんでいます。
仕事が休みの日でも家で過ごしたいご主人と、以前 雑貨屋さんで働いていたこともある部屋を飾りたい奥様の二人でくらす家です。採光や眺望、風通し、プライバシーの確保など条件の難しい狭小敷地ですが 「長く家に居ても心地よい」そんな空間を求められました。また、愛車のアルファロメオを納めるガレージやスタジオのようなキッチンも外せない要件でした。
計画地がジャムズのある川越市なので近いというのもあったでしょう。雑誌やホームページで過去の作品を見てシンプルな木造の架構が気に入ったのと私たち2人のキャラクターで決めた....とおっしゃっていました。
建て主のライフスタイルを考えると部屋数を増やすことより居心地よい大きな空間を確保することの方が自然に思えました。要望であった車庫を1階に確保し、残りの部分には寝室と納戸、水廻りを配しています。2階はロフトを含めた大きなワンルーム空間です。コンセプト上 建物は木を仕上げとした部分と 白い壁の部分にエリアを分け、木の部分は上下導線と収納を集約、残った大空間を白い壁の開放的な共用部としました。木の部分の床はメッシュ状になっていて トップライトの明りを1階の玄関まで落とす光井戸の役割を兼ねます。また、玄関ホールから2階へ上る壁面はすべて壁面収納となっていますが、ローコスト化を実現するために扉を設けませんでした。これは持ち物にこだわりがありディスプレイしたい希望を持つこの建て主に合った減額案といえます。人が変われば減額案も変わる。「家とはこうだ」という一般的な固定観念に囚われては価格も一般的な金額から落ちません。長い時間を掛けた 建て主とのコミュニケーションによって生まれた住宅です。
「前から住んでいたみたいにしっくりくる。」と言われました。それは良いということでしょうか?とたずねたら「凄く良いということです。」と返答いただきました。じっくり時間を掛けて人柄や暮らし方を家に反映した結果でしょうか。工事中何度も現場を見てもらったからでしょうか。デザインをした方としては「変わり映えしない」と言われているような気が....
道路側のファサード
ガレージ横の玄関/玄関上部はトップライトになっていて、暗くなりがちな1階に光を落します。
玄関ホール/床は土間となっており壁面はすべて壁面収納。ディスプレイとして使われる。またガレージ面は大きな開口部となっており愛車を眺める。
メッシュの床/歩行感を良くするためメッシュの上に透明のパネルを敷いている。
1.5層の天井の高いワンルーム空間。ご主人の希望でロフトで寝起きするプランです。1階の寝室は来客用。
ご主人はレコードのコレクター。この辺りの棚にはたくさんのレコードが並べられます。
夕景
居間から北の茶室の庭を見る居間の北側には茶室の庭、居間の南には既存の石組を生かした池のある南庭がある。居間は南北両側とも建具を全開し、南北の庭とダイナミックにつながることができる。
依頼主は建築に非常に興味があり、また非常に造詣が深い。当初、依頼主は弊社の友人の建築家に設計を依頼した。たまたま敷地が弊社の近隣であったため打合せの場所として弊社が使用されることになった。しかし、最終案ができる前に友人は長期に海外に行くことになり設計の継続ができなくなった。そこで、友人の了解のもと弊社が設計者となることになった。
場所の提供に伴い、会食の機会などが多々あり、弊社の経歴、経験、技術力などが十分依頼主に伝わったと思う。友人が設計の継続をできなくなったときスムーズに弊社に依頼をいただいた。
建物はH型に配置した。中央の居間の南には既存の石組を生かした池のある南庭、居間の北側には茶室の庭がある。すべての部屋はこれら「南庭」、「屋上の庭」、「茶室の庭」という三つの庭に面している。構造は床と壁をコンクリートで造り、木造の垂木屋根をかけた混構造で住宅らしい暖かさを出した。浴室とトイレは南向きで池に面し全面ガラス張りの開放的空間である。黒い外壁は炭の粉の塗壁で塗装とは異なる魅力的な材質感がある。
満足していただけたと思うが、依頼主の建築への興味は尽きず、竣工後もいろいろ手を加える話は有る。また、海外にいる友人の交友関係は依頼者とも弊社とも続いている。
居間から南庭を見るソファーなどは置かず、座位の生活を希望。和紙貼りの天井は点灯するとスリット照明が出てくる。
南庭より居間を見る
茶室の庭正面は広間の茶室、上は垂木木造天井の寝室。
茶室から簀戸を通して庭を見る
茶室と床の間建具などは既存の再利用。
2階寝室。屋根は木造、欄間はガラスで垂木天井が2階全体に続く。
南庭に続く浴室ガラスの向こうのテラスは南庭の池に張り出す。
ガラスのトイレ。浴室に並ぶトイレも全面ガラス。南庭の池に面する。手前には蹲踞がある。
階段
屋上の庭
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