登り梁をポンポンポンと延し、軒の深い特徴的なファサードとしました。
子供が生まれるので、戸建ての家で育てたい。
お恥ずかしながら自邸です。
子供を感性豊かに育んでくれるような、温かみと面白みのあるコンパクトでありながらダイナミックなプランとしました。間口方向と奥行方向のモジュールを変えるなど、材料の寸法を考慮しコストダウンも図りました。
一言でいうと心地良いです。好きな居場所がたくさんありますが、一体感があります。杉床のやわらかさ、薪ストーブで家じゅう温かく、土間タイルに寝転がって吹抜けを見上げる気持ちよさ、珪藻土による調湿効果や風が抜けるので夏でもエアコンいらず、子供が遊ぶ階段、まさに帰りたくなる家となりました。
吹抜けを見上げる。土間タイルに大の字で寝っころがる夏はサイコーです。吹抜けが家の中に光を取り込み、また家に一体感をもたらし、どこにいても家族の気配が感じられ会話も途切れません。
小上がりのあるダイニング。
斜めのササラ板を使わない形を考えて、格子で踏み板を受ける形にした檜のストリップ階段。
LDKのまんなかに無垢のストリップ階段を配置し、遊び心を持ってそれぞれの空間をなんとなく仕切りました。
お子様も独立され、ご夫婦のみで住まわれることになっての建替え計画で、どんな家がよいのか依頼者自身があまりイメージができていなかった点。
模型を作り熱心に説明をしていると「仙波さんが作りたい家でしょー」と言われました。もちろん答えは「はい」でした。
お話をしていくなかでご夫婦とも山登りや「木」がお好きであることが分かり、地元の杉や自然素材を使い、ロフトのある山小屋のようなコンパクトで温かい空間を提案しました。
竣工後にいただいたお手紙より「床や天井には久万の杉、LDKの仕切りは無垢の杉の階段という具合に最初の考えとは全く違った家となりましたが、本当に建てたかった家はこういう家だった気がします。住んでみて、杉の香りと優しさに包まれずっと寝転んでいたいほど気に入っています。」
下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。 建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「住まいの中の自然 パッシブデザインのすすめ」をプレゼントいたします。 賞品:書籍「住まいの中の自然 パッシブデザインのすすめ」 賞品紹介:環境との共生が叫ばれる今日、建築におけるエコロジカルな発想の原点に帰り、太陽や風といったポテンシャルを活かしながら在来エネルギーへの依存を減らし、自然との交感が可能な住宅、自然を楽しむ住居を考えます。
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。 2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。 3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。 投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。 4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
開催期間:2016年10月13日~2016年10月20日 賞品:書籍「住まいの中の自然 パッシブデザインのすすめ」 賞品のお届け:郵送でお届けします。
2階に施したガラス床を介して届く光。家の中にいながら空を感じ、つながる気持ちにさせてくれます。
芦野石、薪ストーブ、杉板
百日紅と桜並木に囲まれた木箱の家です。敷地は閑静な住宅団地のバス通りに面する角地。外観は緩やかな片流れの屋根と木板張りの外壁で簡素な木箱のようにデザインしました。手摺、格子、軒裏、テラスの床などすべてを外壁と同材で作りました。
敷地を購入する際、建物が建てられる範囲が狭いことに悩んでいました。それに対し私達のご提案は、建物の大きなテラス部分を擁壁から片持ちで出すことでした。リビングと一体になったテラスによって広がりが生まれるプランに満足されました。
コミュニケーションの質が高く、思っていることを何でも伝えられることが良かったようです。
依頼者のご夫妻は、今まで慣れ親しんだ畳の生活を好まれました。またそれが一番の要望でした。そして今まで通りに簡素で落ち着きのある生活を望まれていました。将来の暮らし方、特にお母様との同居やお子様の部屋を想定したプランは、間仕切りを最小限に設置する回遊性のあるものとなりました。
「我が家のサルスベリはたくさんの花を咲かせ、山からはセミの大合唱が聞こえ、この家で迎える初めての夏を楽しんでいます。引っ越しをして半年が過ぎようとしていますが、これからもこの家とともに、生活の中の小さな喜びをひとつひとつ大切にしながら、過ごしてゆきたいと思います。」
全面通りは、県有数の桜並木の名所で、春の借景が期待できました。建物のグランドレベルは、道路より2.5m程高いコンクリートの基壇の上。これが好都合で居間の窓は、大きなピクチャーウインドウの役割となりました。庭には、夏に赤い花が咲くサルスベリを植えています。
大きなテラスは、すべて同素材の木に包まれる空間。春は満開の桜、夏は桜の新緑と庭に植えた百日紅や紫陽花の花が楽しめます。天気の良い日はテーブルを出してランチを楽しんでいるとおしゃっていました。
外構は街の延長と考え、駐車スペースに枕木を敷いたり、建物周辺に植栽を植えています。
1階は廊下をなくし、20畳程の一つの大きな空間としました。水回り以外の床はすべて畳とし、空間に奥行きと広がりを持たせました。家中を素足で生活するという昔ながらの健康的で清楚な空間となっています。
中央にある吹き抜けと階段は、どこにいても家族の気配を感じることができます。テラスの軒は、夏至の日差しを遮り、冬至の日差しが部屋の奥まで届くように深さを調整しました。
自然換気の取り方は、居間の大きな窓から入った風が煙突効果により、中央吹き抜けからトップライトに抜けるように計画しています。
家づくりはまったくの素人です。この夏頃に仙台市内で独居生活していた母が亡くなり、土地と家を相続する見込です。築40年二階建て木造家屋は経年、震災の影響によるものか若干の歪みが感じられ、水回りもかなり老朽化しています。(太白区**、敷地150㎡、建坪40坪位)私自身は仕事や家族の条件もあり今しばらく東京に生活基盤を置くことになりますが、出身地に愛着もあるため潰してしまうには忍びなく、せっかくならリノベーションもしくは建て替えにて一新し、定年後の住まいとするのもありかな、と考えているところです。建築家さんへの依頼を検討している理由は、現状家屋の一部(欄間細工など)を流用できないか等の特殊事情をお聞き入れいただければと思ったためです。 相続によりある程度の予算は確保できる見込ですが、まだまだ絵空事に近い状態での家づくりのご相談は可能でしょうか。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
とってもきれいですよね。
こちら。アクリルではありませんよ。全て、海外のガラスなんです!
写真では、わかりにくいんですけど、色だけでなくて、ガラスに模様が付いていて、とっても表情豊かなのが印象的。
この色。鉄等をつかって着色しているそうで、長い年月紫外線に浴びても、色あせすることがないそうです。
不思議ですけど、古い教会にある、ステンドグラスって、色あせしてないですから。
ステンドグラスって。
みなさん。どんなイメージをお持ちですか?
色鮮やかなイメージなのかもしれません。もちろん、それも一つの表現ですよね。
こちらの写真を見て、どう思いますか?
こちらも、もちろんステングラス。すごくシンプルなデザインで、色を使っていません。
でも、よく見てみると、色はありませんが、いろんなガラスを使っていて、すごいんです。
丸い部分に、ジュエリーを思わせるガラス。
それに。Rになった部分に使われているガラス。よく見てみると、全て斜めにカットされているんです。
この斜めのカットによって、何とも言えない美しさが増しています。
でも。この斜めにする技術。相当な職人技で、愛知県で加工できる職人は、おそらく、こちらにいる熟練の方くらいだそうです。
そういった話を伺ったり、いろんなガラスを見たり、どんな風に出来上がるのかを見学していたら、あっという間に時間が過ぎていきました。
今まで持っていた、ステンドグラスの捉え方を、180°変えることができました。
ステンドグラス。とっても奥が深くて、魅力的。
もっと積極的に採用していきたいです!
伝統美と遊び心が融合する家です。道路に面したコンクリート構造の地階が車庫と玄関になっています。その上に平屋の木造がのっている構成です。玄関上には、庇状の藤棚を設けて、道路からリビングへの視線を遮る工夫をしています。2013年7月に「渡部篤の建物探訪」で放映されました。
土地探しからご相談になられて、一緒に現地調査を行いました。土地が道路より高くなっている形状なので、どんな家が建てられるか悩んでいらっしゃいました。敷地から見える向かいの山の眺望を最大限に生かすことを希望されました。
当事務所で設計した住宅を見ていただき、気に入って下さってご依頼いただきました。
ご主人様がスペイン、特にガウディ建築がお好きで、奥様は関西風の和風好み。そのどちらも活かしたデザインを希望されました。外観は古都鎌倉に合う意匠とし、内部空間にガウディ建築を彷彿とさせるデザインをちりばめました。
家が完成し住み始めて10年が過ぎました。10年も住むと完成した時の感動も当たり前になってきてしまいますが、このたびのStay Homeで家にいる時間が長くなり改めて設計の良さを感じています。私どもの希望(わがまま?無茶ぶり?)を実現してくれただけでなく、提案していただいた一つ一つの素材や構造や意匠が今もなお家にいる時間を楽しませてくれています。今でも設計の打合せ、基礎工事、コンクリート打、棟上げ、玄関、階段、風呂、各部屋の工事が思い出され幸せな気分になれます。本当に良かったです。
毎年5月に咲く藤の花。
藤棚をくぐり抜けるアプローチ。
玄関扉の格子を通した光が、柔らかくアプローチを照らします。奥様が強く希望された広い玄関は、12畳あります。壁の間接照明は、低い位置で照らすことで空間の重心も低くしています。床はヨーロッパの石畳で使われている石を敷いています。
南側には、素晴らしい谷戸の眺望が開けています。大型の木製サッシを使用し、景色を風景画の額縁のように切り取りました。ダイニングテーブルはクスノキの無垢材を使った作り付けです。
キッチンと造り付ダイニングテーブル。ダイニングテーブルにはIHが仕込んであります。
アールの壁は、奥様のワークスペースです。珪藻土に現地の土を混ぜてザックリ仕上げ、優しく包み込むデザインとしました。
リビングの木の床、テラスの石、藤棚の緑のレイア。
風情のある裏庭に面したお茶室は、正面に見える鎌倉岩を愛でながらの一席。壁は黒漆喰、天井はヨシを使い、亭主の好みを活かした数寄屋造りです。
北鎌倉の風情が漂う裏庭。鎌倉石の壁や正面の緑はすべて借景です。
裏庭の石畳。建て主の手作り。
リビングとダイニングの間には、1mの段差があって、そこには幅の広い階段状の場所があります。ここは、明快な室名のない自由な場所です。
この自由な場所は、サッカー観戦のベンチになったりお茶でも飲みながら雑談する場所になったりして、家族がなんとなく落ち着いてたたずんでしまうような、情緒あふれる場所になってほしいと願います。
半地下+スキップフロアの空間を生かした設計
東京に農園を。都会生活にオアシスを。一戸建ての生活を。おしゃれな空間を。普通の賃貸住宅にはない価値を。日々の生活を豊かにする数時間を演出するすまい。そんな生活を送って欲しいという想いからできた賃貸住宅。
築70年の住まいを、どのように有効活用すれば良いか。賃貸やシャアハウスなど可能性は様々。一方新築にはならない現実から、この住まいでどんな生活をできるか、どんな人に住んでほしいか、検討を重ね、生活のエピソードを挿入する事で、築70年でも魅力的な空間にしました
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
今回予想以上の4人の方からコメントいただきまして、驚いております。昨日二人の方に現地でお会いして、どちらも魅力のあるアイデアを出していただき、とりあえず、...
今住んでいる家がハウスメーカだったので、住み替えに際して再びとは思いましたが、制約なく土地探しをしたくていろいろ模索した結果、建築家のアドバイスが聞けるこのサービスに出会いました。...
この度、16日に委託検査業務の掲載をしていただきまして誠に有難うございます。弊社が東京と言うこともあり、東京都・横浜市・神戸市の方から、ご連絡いただき、現在委託業務の説明を...