海沿いの家(三重県鈴鹿)

●設計事例の所在地: 
三重県鈴鹿市
●面積(坪): 
敷地面積86.63坪 延床面積46.31坪 壁式鉄筋コンクリート造2階建、外断熱工法
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

[夜景、堤防から見るファサード]
2階の海側は薄い床と庇を2m跳ねだし、3面ガラス張りの空間にすることで軽く浮遊感のある
ファサードとなりました。左右に冬用の南テラスと夏用の北テラス、二つのテラスを設けました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

敷地が海岸沿いのため、塩害の被害を心配し建物の構造を強固なものにしたい。
ロケーションを気に入り選んだ土地なので、堤防からの人目を気にせず海の景色を楽しみたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

弊社が以前建てた美容室(ヴォートルVotre)のお客様で建物を気に入り、ご依頼頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地が伊勢湾に面した堤防沿いのため、塩害を考慮して、壁式鉄筋コンクリート構造(以下、「RC造」)にしました。人の目を気にせず、海の景色を見ながら日々を暮らしたいという要望に応え、2階を居住スペースにしました。内外装ともにコンクリートそのものの質感を残した仕上げの壁や合板の天井は住みながら好きなように手が加えられるゆとりのある建築にしました。RC造は将来リフォームする際、壁の撤去・移動が困難なため、できるだけ無駄のない壁配置のプランになっています。

その他の画像: 

[車庫前から見た玄関ポーチ]
1階の床は2台分入るビルトイン車庫から1.5m上がり、堤防の道と同じ高さとしました。
1階には玄関の他に書斎があり、ここからも海が見える部屋になっています。

[1階から階段を上がれば目の前に伊勢湾が広がるLDKのワンルーム]
跳ねだしたガラス張りの空間が水平線を床と天井で区切り、より海と空を印象づけています。

[広縁の様な空間は「海と共に過ごす」テーマから生まれたリビングとダイニングの中間領域]
海の近くで県内でも雪の降るような寒い地域のため、LDKの床には深夜電力を利用した蓄熱
式床暖房を設置。

[ダイニングやキッチンから続く床から50cm程下げたピット型のリビング]
跳ねだしたガラス張りの空間やキッチンとは違い、海側の光を制御するため壁で囲み床を下
げてより落ち着いたリラックスして海が見れるリビングを目指しました。仕事を引退したら
憧れの薪ストーブのある生活をしてみたいと希望され、将来的に設置を考えて下準備もして
あります。

大空間のリビングがある家

●設計事例の所在地: 
静岡県静岡市
●面積(坪): 
102.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大空間のリビング。写真右が南のテラス。左がライトコート。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

和風の主家の隣に、各スペースが「高級感と気品ある、ゆとりの空間」となる洋風の住宅を施主が要望しました。
南側のテラス、北側のライトコートが見え隠れする1階各室は、安らぎをもたらします。
2階の洗面と浴室は、南側にサンルームを配置し開放的でありながら、隣地からの目線を全く気にすることのないくつろぎの空間になりました。

その他の画像: 

南側テラスから外観を見る。

駐車場から外観を見る。

白を基調とした壁がアールの広い玄関。

大空間のリビング。左の浮き上がった家具の下の窓からも、テラスが垣間見れる。

ダイニングキッチンを見る。料理をしながらテラスの緑を楽しめる。

ゆったりとした浴室空間。

高級ホテルのようなトイレ。

洗面脱衣室。奥に見えるのはサンルーム。

プールとステージ(テラス)がある家

●設計事例の所在地: 
静岡県藤枝市
●面積(坪): 
54.52坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南西より外観を見る。扉の中は3台分のビルトインガレージ。南と北に鉄筋コンクリートの棟が建ち、その中間に半透明なテントに覆われた屋外空間の「ステージ」がある。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

住宅が密集した敷地のロケーションを考慮して、南端と北端に各部屋を、その中間にステージ(テラス)を配置することにより、各部屋が内側のステージに向かって生活するスタイルをデザインしました。部屋の内側には同じレベルのステージが融合し、9ヶ所のステージが6段階のレベルで連続しています。

道路レベルに一番近いレベル1にはアトリエ、和室1・2、駐車場を、レベル2には茶室、子供室を、レベル3には生活の中心になるべくLD、K、ユーティリティ、プール、風呂場等を配置しました。このレベルは特に、四季折々の光・風を感じることのできる最高のスペースです。
レベル4には寝室等を、レベル5には小屋裏納戸を配置しました。
レベルの違う部屋を行き交う際に、数か所のステージを経由することも、ここで暮らす楽しみの一つになっています。

天井に透明テントを一部覆っただけの屋外空間である各ステージは、ある時は玄関に、ある時は庭に、居間に、遊技場、スタジオ、アトリエ、茶室、物干場、プラネタリウム・・・
にと、四季を感じながら流動的に変化します。
各部屋からステージを覗けば、まさに生活の舞台(STAGE)を容易に実感することができます。
又、ステージから部屋を覗いても同じことが言えます。室内外それぞれの空間が心地よく関係し合うつながり、そして広がりのある住まい。それが「プールとステージ(テラス)がある家」なのです。

その他の画像: 

テントの下は、大空間のステージが広がる。
ここでミニ四駆を走らせたり、卓球をしたり大勢でバーベキューも楽しめる。
青い円筒は屋外トイレになっている。

北西側からの外観。奥まった所が玄関。扉の中は3台分のビルトインガレージ。

LDKから中央にあるステージを見る。
向こう側の棟は、茶室や子供部屋そして寝室になっている。
各部屋が内側のステージに向かって生活するスタイル。

前面道路より玄関を見る。扉を開けると前面に中庭が見える。

リビングを見る。

リビングダイニングを見下ろす。右はプール。

建物の北側に設けられた露天風呂からプールを見る。
夏になると、子供たちがプールで大はしゃぎ。大人もちゃんと泳げる広さになっている。

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

最近の住宅の床は、基礎がベタ基礎(全面にコンクリートを打つ)に
なってきました。このコンクリートの上に、設備の配管や電気配線を
することで、設備の更新時、変更が簡単にできます。もちろん床下に人が
入れる空間を取ったり、点検口を設ける必要があります。
床材の下部には、断熱材を設ける必要があります。ただ、
この2重床にすると、階高が高くなり第1種低層住居専用地域 の場合、
斜線制限に問題が起こることがあります。
このような場合は、基礎の直接ネダフォームを敷き直接、床を貼る
工法が選ばれます。どちらを選択するかは、専門家に相談することを
お勧めします。それぞれ長所、短所があります。2重床の場合、
床下換気が十分に行われる必要がありネダフォーム等の直接床の場合は、
設備の配管ルートを、外にして、内部に、設けないようにする等、
事前の計画をしっかりする必要があります。

ネダフォームの床

床下空間

I-0755、自然としっくりなじむ家(千葉県在住・建設予定地は山梨県)

ユーザー ちゅみたん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
千葉市
依頼内容: 

山梨県北杜市小淵沢、甲斐駒ケ岳がパノラマに見える土地を購入しました。一級建築士の方で、若い人任せにせずに最初から最後まで一貫して担当していただける方、寒冷地・山岳地の経験豊富な、山の眺望にインスピレーションのわく、一級建築士の方をさがしています。性別は問いません。
 
学生時代から登山一筋で、山が大好きです。ヒマラヤにも行ったことがあります。
 
現在も別荘を小淵沢に持っていますが、そこは山が見えない土地ですので、甲斐駒ケ岳がパノラマに見える土地を見つけたので、終の棲家にしたく、購入しました。
 
外観はログハウスなどではなく、かといって和モダンでもなく、洋風リゾートの土地に自然としっくりなじむ家にしたいと思っています。
 
暮らしていてわくわくするような、それでいて使いやすい家を目指していますが、一般的な家というよりも凝った家にしたく、山の大眺望を最大限に生かした一枚の絵のような大きな窓、一階二階ともにテラス、地下にはトレーニングルームやカラオケルーム、温泉が大好きなので風呂は温泉旅館風のお風呂にしたいと構想を持っています。
 
 
オール電化、太陽光発電、床暖房にしたいと思います。
 
 
こんな構想に対して、ああしたらどうかとかこうしたらもっといいなどいろいろ指摘していただける方がいいです。

言われただけの仕事をする方でしたらいくらでもいますので、いろんなことを指摘してほしいです。
 
予算は3000万円前後を予定しております。
 
我こそはという方、ぜひご連絡ください。お待ちしております!
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





S-0492、二軒を繋げリノベーションする事は可能でしょうか(大阪府)

ユーザー k492 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
大阪市
ご相談の内容: 

再建築不可の路地中、8坪の平屋と8坪の二階建が並んで建っています。
二軒を繋げ、リノベーションする事は可能でしょうか?





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りのため、

朝から、お客様とショールームデートでした。

ついこの間も行ってなかった?

そんなことに気がついてくれた方。

何だか嬉しいですね。

そうなんです。

先日とは別のお客様とデートでした。

こちらのお客様も、パナソニックの製品を見たくて、

リニューアルを待っていたんです。

前回は、LIXILでセレクトしていただいたので、

それをベースに見ていきました。

やはり、2回目とあって、ずいぶんと意思決定が早くなります。

さらに、あちらのメーカーでは、こんなことができたのに、

こちらのメーカーでは、これができない。

そんなこともあったり。

そうなると、何が大事なのかがポイントになってきます。

その大事なことがきちんと実現できる機器をセレクトしたいですからね。

ちなみに。

キッチン周りで、よく話題になるレンジフードの掃除。

最近は、10年間掃除しなくていい!というサプライズなレンジフードも

出てきています。

ちなみに、こちらのお客様は、

そのレンジフードにするのか、クリーニング屋に一年に一回依頼するのか

を検討されて、その結果、このレンジフードが採用となりました。

掃除の手間が省けるのは、いいですよね。

掃除のこともあって、お風呂は、ユニットバス。

いろいろ器具をセレクトした後、色を確認。

こんなミニチュアでも、イメージは広がりますよね。

いろいろ見学、セレクトして

あっという間の半日となりました。

来週も、デートがあったりします。

デートがたくさんできること。

ほんと感謝です。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

青空の快晴…西千葉へ!
今日はCM保育室の現場定例打合せ!
3/5最終クリーニングも決定し…完成に向けて現場もいよいよ大詰め(≧∇≦)

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

春だなあに、今年の私は鼻ぐしゅぐしゅにしみじみ感じる。
とうとう花粉症になってしまった。
 
             ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「5つの箱が連なる家」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2016/7
「小さな豪邸」。建築家が選んだこの言葉がぴったりだ。
 
             ◇ ◇ ◇
 
建築面積7.8坪という、小さな建もの。
心に気持ち良く入ってくる、美しいものだった。

窓辺に揺れる繊細な白いレースのカーテン、
空だけが見える大きな大きな窓、
ヘリボーンという組み方で張られたLDKの床、
個性的なデザイナーズ家具、
花形、リボン付きのベル型など、形が楽しい様々な照明、
階段箪笥のような作り付けの収納兼階段、
額縁のようなダイニングの窓
ガラスの細かいタイルが張られた浴室。
ひとつひとつがとても美しい。
優美な空間と時間が、そこにあった。
 
小さな家での暮らしを営もうとすれば、
所有するものも暮らしのスタイルも、
本当に必要なものを選び取り、厳しくそぎ落とさなくてはいけないだろう。
そんな暮らしを支える今回の建ものは、
本当に必要な機能というだけでなく、
心地よい優美さ、柔らかさがきちんと織り込まれていて、
この建ものならば最小限で十分だと思わされた。
正に、「小さな豪邸」なのだ。
 
             ◇ ◇ ◇ 
 
丁寧に取捨選択されたものが、豊かなふくらみを持たせて生かされている
ということが、とても印象的だった。
 
内装やインテリアに選ばれた色は白。
でもその白い部屋は、ぺったりと塗られたものではなくて、
カーテンのレース、塗装後の磨きの違いで色の変化が出された床材、
部屋の奥行きがつくる陰影を楽しめる壁など、
様々な素材や質感の白が丁寧に組み合わされて出来上がった空間だった。
 
外壁として選ばれた素材も、その1つの素材を櫛引や吹き付けなどの
タッチの違いによって、豊かな表情に仕上げられていた。
 
             ◇ ◇ ◇ 
 
この建ものは、地下、1階、2階の3層になっている。
地下は水廻りと主寝室というプライベートなスペース、
1階はLDKと多目的スペースで、2階は予備室(将来の子供の勉強部屋)。
1階は扉のないひと続きの空間になっている。
ひと続きといえど、タイトルにある通り「5つの箱が連なる家」。
奥行きの浅い細長の箱を連ね、箱の継ぎ目を門型に切ってひと続きにしたようなつくりだ。
5つの箱は、手前から玄関前テラス、玄関ホール、居間、食堂と台所、多目的スペース。
多目的スペースは、個室とも言えるようにほどよく奥まっていて、
今は小さな子供の遊び場のようになっている。
そして、その多目的スペースの壁に造作された階段箪笥のような収納が
本当の階段になっていて、その階段を上ると隠れ家のような予備室だ。
 
奥に行くほどにプライベートな空間となる。
天井の高さが4mもとられた開放的なリビングの奥は
だんだんに天井も低くなり、落ち着いた安心感が増す。
大きなリビングの窓から届く光も、奥のスペースに進むごとに落ち着き、
その陰影の変化を門型の壁の連なりに楽しむことができる。
 
丁寧につくられた空間が織り成す小さな家は、
暮らしの喜びがたくさん詰まっていた。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

配達される新聞には、折り込み広告がたくさん入っています。

その中には不動産広告が多くあり、一戸建て住宅を考えているご家庭では、それらの広告を隅々までご覧になることでしょう。

住宅設計を仕事としている私も、もちろん土地の情報を把握するために目を通しますが、不動産広告を見ていつも気になるというか腹の立つことがあります。

それは、広告の文言に「建築条件はございません」と書いてあり、それだけなら結構なのだが、その下には「お好きなハウスメーカーで建築できます。」と余計な文言があるのです。

ハウスメーカーだけが住宅を建設するんじゃない。

設計事務所が設計し、工務店や建設会社が建設することだってもちろんできるわけで、こういう文言は誤解を招く可能性もある。

穿った見方をすれば、もしも土地の購入者がハウスメーカーと建設工事契約を締結した際には、そのハウスメーカーから不動産業者に対してなんらかの見返りがあるとでもいうのだろうか?

しかも「建築条件なし」の土地であるにもかかわらず、ご丁寧に「参考プラン」と税込の建設費まで載せている広告が多い。

誰がどのくらいの時間を掛けて考えたプランだか知らないが、参考プランなんて余計なお世話だ。

そんなことより、土地に関する詳細な情報をもっと載せてもらいたい。

こういう参考プランや建設費を載せている広告に限って、土地の敷地図、土地の周長、方位、道路幅員、道路の種類といった重要な内容が掲載されていないのです。

そんなことよりも、そもそも「建築条件付き土地」自体に大きな問題があるわけなのだが、一向に改善される兆しがないのは、何故だろうか?

ページ

建築家紹介センター RSS を購読