家全体を温める玄関土間・株式会社 アトリエ創一級建築士事務所 宮坂英司さん


 
暖炉を玄関土間に設置すると、床のコンクリートが暖炉の熱を蓄熱し家全体を暖める空間になります。
 
土間について株式会社 アトリエ創一級建築士事務所 宮坂英司さんにお話を伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 株式会社 アトリエ創一級建築士事務所 宮坂英司 の写真
一宮市木曽川町玉ノ井稲荷浦39
0586-84-3551

 

貴社が土間のある家を手がけたきっかけがあれば教えてください。

 
そうですね。
まずは自邸の設計の時に、家は小さくても玄関は広くしようと玄関土間を広くした事がきっかけです。
その後、玄関からつながる広い土間空間に対して、理解あるクライアントさんに多く出会えたのも設計案件が増えたきっかけかも知れません。
 

土間のメリット・デメリットを教えて下さい。

 
わたくしの自邸がそうですが、玄関土間が広いと、家が小さくても家が大きく感じる(感じさせる)事ができます。
また、組み立て式の家具等を玄関で組み上げ所定の場所に搬入する事もできます。
 
デメリットですが、しっかり断熱を考えないと、土間空間が寒く感じてしまうことでしょうか。
また、床面積が増えてしまうのも、デメリットになってしまいます。
 

土間のある家を設計する上で注意している点を教えて下さい。

 
自邸の経験から、土間空間が冬場、寒く感じないように断熱をしっかり検討しています。
また、土間が広い場合に、間仕切り戸などで区画できるようにすることにも配慮しています。
 

 

東白川村の二世帯住宅は玄関が大きな土間になっているのですね。玄関土間のメリットを教えて下さい

 
東白川の家の場合、この土間が家全体を暖める空間となっています。
暖炉を玄関土間に設置していますので、床のコンクリートが暖炉の熱を蓄熱してくれています。
 
また、土間が来客のお迎えの場となっていまして、応接の役割を果たしています。
工作をしたりする事もでき、玄関だけの用途にとどまらない、多目的な空間となっています。
 

 

ハウスメーカーや建設会社ではなく貴社に土間のある家を依頼するメリットを教えて下さい。

 
ハウスメーカーでは、大きな土間空間を平面的に取り込んでいくのは、今時はなかなか難しいように思います。
 
私たちのように、何も制約のない一から造り上げる設計事務所の方が、土間のある空間を有効に活用できる平面構成を造り上げ易いと考えています。
 

土間のある家を建てたい方になにかアドバイスがあればお願いします。

 
先にも書きましたが、土間は多目的な空間にもなりますので、小さな家ほど有効な空間になると思います。
 
しかしながら、あまり無配慮に作りますとどうしても、暑い、寒いに影響を与えます。
そのあたり、設計者さんとしっかり相談をされて、良い土間のある家になるように、頑張って欲しいと思います。
 

設計事務所での家づくりに興味がある方になにかアドバイスをお願いします

 
消費税の影響もあって、設計事務所での家づくりに、高いハードルを感じていらしゃる方々が増えたように感じています。
それでも、ハウスメーカーさんの建築コストの高騰に、お困りの方々も多いとお聞きします。
  
設計事務所は、みなさんに広い門戸を開いています。
あまりにローコストの家はできにくいご時世にはなってしまいましたが、気軽に設計事務所に家づくりの相談を持ちかけて欲しいと思っております。
 
 

株式会社 アトリエ創一級建築士事務所 宮坂英司さんの土間・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
瀬戸市の家

購入された土地が南たれの敷地で、なかなか良いプランが出てこず、半ば諦めかけておられた時に、アトリエ創にて同じような傾斜地の案件のオープンハウスを開催しており、そちらにご参加いただいて、アトリエ創に設計を依頼してくださいました。

東白川村の二世帯住宅

東白川村ののどかな雰囲気の中で、二世帯住宅を提案させて頂きました。玄関を兼ねた大きな土間を介して、親世帯、子世帯がちょうど良い距離をたもちつつ住まう事のできる住まいは、この家の一番の個性です。

 

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今までたくさんの中庭のあるお家をつくってきましたが…
メリットはやはり自分たちのプライベートなスペースが確保できるということでしょうか(*^-^*)
特に都心の密集地ではお隣さんを気にしないで生活したいということで中庭の出番は多いです!
今回写真でご紹介したように…中庭と言っても完全に見えないように囲ってしまうプロジェクトハウスKのような場合と、川越増形の家のようにデザイン的な開口を開けて少し開放的にする中庭の場合があります。
デメリットは…完全に見えないように囲ってしまうと廻りから全く見えなくなるので…不審者が中にいても外からわからなくなるという防犯性の逆の観点のお話がよく出ます。
そうはいっても…自分たちだけの空間ができるというメリットのほうが多いと感じます…いかがでしょうか(^^ゞ

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

失敗談…といえるかどうか…ですが(^^;)
2006年に完成した茅ヶ崎の家
http://www.geocities.jp/ohkokk/chigasaki.html
同じく2006年に完成した所沢の家
http://www.geocities.jp/ohkokk/tokorozawa.html

両方の物件で設計のやり直しをした経験があります(>_<)
鉄筋コンクリート→木造に変更しました…
なぜかというと…ちょうど計画から設計~見積りに携わっていたこの時期に鉄の価格が上昇し…どうしても予算に追いつかなかったのです(T_T)
クライアントには多大なご迷惑をおかけしましたが…なんとか聞き入れて頂き…必死で取り組みました。
建築が完成するまでには時間がかかります。
進行している間にこのように情勢が変わるケースも多々あります。
そんな時でもあきらめることなく取り組む精神も建築家には必要です。

本当にクライアントにはご迷惑をかけました…
経験しなくてもいいことを経験させてしまいましたが…頼んで良かったと思って頂けてれば良いなと今でも当時のことを鮮明に思い出します…

I-0570、狭小住宅、工夫が得意な設計者さん(東京都)

ユーザー ひな の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
大田区
依頼内容: 

都心に小さな土地を来月にも購入予定です。
住宅地で、南側は隣地の建物が近接しています。
 
狭小住宅、工夫が得意な設計者さんを探しています。
実例があれば、写真など、作品の雰囲気が分かる資料を頂けると嬉しいです。
 
 
*土地 約33坪
*接道 北側約4m
*建ぺい率50% 容積率100%
 
土地取得が予算オーバーになってしまった為、建物の予算は外構含め2000
~2500万程度。
 
*採光と通風がどの居室もきちんと取れること
*奇抜なデザインではなく生活しやすい実用的な設計であること
*3LDK+納戸
*駐車場有
*玄関前にシンボルツリー
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

2004年に完成した秋葉町の家では杉の無垢材を使いました。
http://www.geocities.jp/ohkokk/akiba.html
厚さ3センチの無垢材は保温性も高く素足にとても心地よいです!
杉は柔らかいのが欠点ではありますが…昔からよく使われていた材料です。
値段も手ごろで合板フローリングを貼るのならば…代わりに是非お薦めしたい材料です。
今でも杉の良い香りが漂い…なつかしさの中に質素ながら日本人になじみやすい雰囲気を醸し出してます。

本当に素足が気持ちよく冬でもはだしが気持ちいいですよ!
是非お試しを(^^ゞ

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りの現場へ行ってきました。
 
先週建て方が完了。
昨日は、お客様をはじめとして、
工事関係者も集まって、現場で打合せだったんです。
 
その内容は、スイッチやコンセント等の
位置や高さの確認です。

図面をもとに、電気屋さんが、下地となる
ボックスを設置してくれています。
 
それをひとつずつ確認していきます。
 
図面では設置できていたモノも、
現場では、取りつかない部分があったりします。
 
それを、どこに変更するのか。
その位置でそもそもいいのか。
 
そんな話をしていきます。
 
図面で、何度もイメージしていただいたのですが、
やはり、現場となるとリアリティが違います。
 
真剣ながらも、愉しく進めていけました。

こちらの電気屋さんは、
天井に、ダウンライトの位置を、
こんな工夫をしてくれて設置してくれていました。
 
とってもイメージしやすいですし、間違いがないですよね。
 
ひと通り確認しながら、
部屋への光の差し込む具合を確認したり、
バルコニーの広さを確認したり。
 
特に、バルコニーは、想像以上の広さと
囲まれた感満載で、お客様と一緒に、
見ながら、嬉しくて、ニヤニヤしてしまいました(笑)。

家の外形がハッキリしています。
 
模型とは格段に違う迫力!!
ワクワクしますよね。
 
 
工事が始まってから、現場にご一緒するのは、
とても愉しいです。
 
図面で一生懸命想像してきた、家の姿が、
カタチになっていきますので。
 
その瞬間のドキドキワクワクを共有したいんですよね。
 
ほんと。
家創りって、愉しいんです。
 
特に、私は、お客様と一緒に創り上げていくプロセスを
大事にしています。
 
そのプロセスの愉しさを感じていただきたいからです。
 
 
建築家任せではなく、工務店任せでもない、
自分らしい、たった一つの家創りにするため。

豊中の建築

●設計事例の所在地: 
大阪府 豊中市
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

玄関ポーチ

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

デザイン性

依頼者があなたに依頼した決め手: 

信頼感

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

1本筋の通ったデザインを表現してみました。

その他の画像: 

正面玄関

玄関ホール

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

日曜大工でちょっとしたものを作りたい時、何処で作業するか。

山小屋の作業に使うため大工道具を集め始め工具箱と金物など2箱になってから車の荷物スペースに置くようになった。

自宅の駐車場の後ろスペースを空け、そこに置いてある脚立を作業台とするとちょっとした作業場となった。

何よりそこで製作作業全てが完結するのがありがたい。
不足するものがあれば車で5分のホームセンターに行けば良い。

今回は、設計の住宅で使用しようと国産ナラフロア材の未塗装材をもらい自然塗装のサンプルをつくったのだが役目を終了したのでハンガーを制作した。

ハンガーを取り付ける。

S-0477、賃貸建物の建築方法と予想建築価格(北海道)

ユーザー terlov の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
北海道
現住所‐郡市区町村: 
函館市
ご相談の内容: 

はじめまして。
3階建の各階20~25坪の1LDKの賃貸建物を建設希望です。
各階に1616の浴室を設置、上階の足音等が気にならないように等を考慮すると、
建築方法は、木造でなく鉄骨になりますか?
3階を2階に変更すれば木造でも建設できるのでしょうか?
 
できれば、それぞれの予想建築価格も教えていただけるとたすかります。
よろしくお願いします。
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りの打合せがありました。
 
こちらの家創りでは、
家のカタチ等がひと通り決定して、
ここ最近は、いろんな色を決めていただいています。
 
外部の仕上げは、ひと通り決めていただいていて、
昨日は、内部の壁紙を中心に決定していきます。
 
こちらのご夫婦の感性は、ほんとユニーク。
 
イエローにグリーンを組み合わせてみたり、
鮮やかな黄緑の壁があったり。
 
ひとつひとつの部屋で採用する壁紙が様々です。
 
セレクトしていただいた壁紙を伺うたびに、
ドキッとしたりするんです。
 
写真は、リビングの正面に採用を予定している
輸入の壁紙。
 
イエローに、レッドで、独特の柄が印象的です。
 
最初伺ったときは、ビックリしましたが、
眺めていると、慣れてきて、アーティスティックな壁紙が
とてもいい!と思えてきました。
 
いろんな色や柄を取り入れた、
ほんとお客様らしい家に仕上がっていきそうです。
 
その組み合わせ等が、バランスとして問題ないかは、
確認するのですが、基本的には、
お客様の「好き!」を可能な限りとりいれていくんです。
 
 
ほんと。
 
いつも思うのですが、
お客様の感性に触れると、とっても刺激的ですし、
自分の幅が広がっているのを実感できるので、
私自身もワクワクを感じることができるんです。
 
ワクワクを共有しながら。
愉しい家創りをしていきます!

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