町家改修 ~キッチンを中心とした家族の和~

●設計事例の所在地: 
京都市
●面積(坪): 
敷地面積:23坪、建築面積:17坪、延床面積:28坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

玄関の間からキッチンまで土間にしました。床暖房が施してあり、冬暖かく夏涼しいタイル土間です。中央には、対面式のオールステンレスの東洋キッチンが座っています。この廻りで展開される家族の団らんの姿が彷彿としてきます。大型収納が背面の板戸に隠れています。これで、何時でも整理されたインテリアになります。

トイレの中に入ると、見返しに金魚が泳いでいます。ステンドグラスが欄間を彩っています。

小さな空間を広く使います。2階は、子供部屋と寝室があります。

その他の画像: 

玄関の間、ダイニング、リビングと一つの部屋としても使えますが、
それのどれを区切っても使える、引込戸を用いています。

対面キッチンで、丸型のレンジフードを用いました。
床はイタリアンタイルで、床暖房を施しています。

2階への階段の手摺は鉄を曲線加工しました。
壁は漆喰仕上げです。
階段の途中にポストを設置しました。

引込戸を閉めた写真です。
欄間には、友人が作成したオリジナルなステンドグラスを入れました。

ロフトへの急こう配の階段です。
これで、ロフトが使いやすくなりました。

広いロフトで、プライベート空間として多目的に使えます。

ロフトに遊び心のある壁紙を貼りました。楽しい空間です。

南の光を遮るために、カーテンの代わりに、
和紙のロールスクリーンを用いました。

トイレに入った内側に、
金魚が泳いでいる壁紙を貼りました。

2階の木製ベランダで、
隣との境には遮蔽壁を設置しています。

増築して町家改修

●設計事例の所在地: 
京都市
●面積(坪): 
敷地面積:26坪、建築面積:16.5坪 、延床面積:26坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

囲炉裏風景

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

100年以上経過した町家を大事に維持管理しているお施主様は、家いじりと庭いじりが大好きです。

今回は、買い戻した隣家を、囲炉裏サロン+サンルーム+孫の部屋+キッチンの改修に挑戦しました。河井寛次郎邸の囲炉裏に魅せられて、自宅の中に囲炉裏サロンを設けます。自在鉤はヤフーのオークションで落札しました。天蓋も設けます。鉄骨を使ったサンルームは屋根までガラスの温室です。ここで大好きなガーデニングを楽しみます。通り行く人にも楽しんでもらいます。

自然と触れる労働作業は元気の源です。いつまでも元気に活動できるようサロンの活用を考えています。

その他の画像: 

外観は、漆喰と木構造あらわしにワビスケを塗りました。

玄関
床はヒノキで、壁は中塗り仕上げです。

サロン東面
一部タタミを上げて、他は板間敷きとしました。

サロン西面
囲炉裏は、河井寛次郎記念館をモデルにしました。

サロン西面
出格子をギャリ―として使えるようにしました。

囲炉裏
自在鉤は、古物商で手に入れました。
古いものが生き生きとしています。

キッチン見上げ
古い家と今回改修した家との間に、
吹抜けを設置して天空光を取り込みました。

子供部屋は大壁仕様としました。

サンルーム
スチール製とガラスの温室で、様々に楽しめるよう自由度を高くしました。

サンルーム
天空光には、遮光のためのカーテンを取り付けています。

西陣織屋建ての町家再生 ~ETHICAL HOUSE~

●設計事例の所在地: 
京都市
●面積(坪): 
敷地面積:21坪、建築面積:16坪、延床面積:27坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

土間から座敷を望む

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

環境や社会に配慮する「ETHICAL(エシカル)」な考え方を京町家の再生に活かしました。

蓄熱式土間や雨水タンクなどにより自然エネルギーを活用し、環境負荷の軽減を図るとともに、京町家における生活様式の継承、街並みへの配慮、地域産材を活用し、地産池消の地域貢献を図っています。

特に、町家のオリジンとも言える土間空間を大胆に取り入れ、また活動的な生活スタイルを取り入れ、畳の間の新しい静の生活様式と対比させ、豊かな生活様式を提案しています。

その他の画像: 

土間から直接階段に上ります。
階段の段板は集成材を用いています。
和室の板戸で、階段の昇降を隠すことができます。

ダイニングキッチン
イタリアンタイル敷きの土間にしました。
活動的な生活スタイルをイメージしています。
南の太陽が入ります。

玄関ガラス戸
元々この建物で使っていたガラス戸を使っています。
昭和レトロ感がよく出ています。

2階北窓
外部はアルミサッシですが、内障子をはめると落ち着き感が出ます。
出窓も昔の出窓を使っています。

吹抜けゴロンボ
小屋組をあらわしで見せています。
天井板を貼り、屋根との隙間に断熱材を入れています。

木ブロック
ランダムにスギの木片を貼り込みました。
無垢の木材を使った家であることが強調されます。

木ブロック詳細
スギの柾目の源平ものを使いました。柾目だとシャープな印象を出せます。

宙の間
2階の簀の子仕上げの、フリースペースです。
多目的に用いることができます。

勾配天井とゴロンボをあらわしにすることによって、
広々としたリビングにすることができます。

外観は外壁の仕上げを修復した以外は、オリジナルな形にしています。

コントラストハウス

●設計事例の所在地: 
愛知県愛西市
●面積(坪): 
65坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

正面

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

田圃の広がる広々とした景観の中に建つ理容店付きの2世帯住宅です。色彩においても形態においてもコントラストをはっきり見せることですっきりしたデザインが生まれました。

その他の画像: 
ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

先日、お友達がバイオリンを弾いてくれた。
久しぶりに聴く生バイオリン。久しぶりに体が音の波で一杯になって、
本当に心地よかった。
ミニピアノから。はじめようね。
 
            ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「あったかい土間のある家」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/8
本当に、あたたかな雰囲気。
家族が、そして訪問者と家族がとてもいい関係を築けそうなお家だ。
 
            ◇ ◇ ◇
 
ひとつ屋根の下で暮らす。
そのことを、その温かみを本当に強く感じた。
愛と希望と信頼と。
と、渡辺篤史さんは言葉を選ばれていたけれど、その言葉はとてもぴったりで素敵だと思う。
文字通り、ひとつ切り妻屋根の下に家族が暮らす。
この屋根の下にとーさんとかーさんがいる安心感。
みんながひとところにいることへの愛おしさ。
このお家で夜を迎えて天井を見上げたら、そんな感情で一杯になって眠りにつくと思う。
 
家族が暮らすって、こういうことだよなあ、と改めて考えさせらる。
自分には家族がいて、ちゃんと繋がって生きているという安心感を持てるということ。
そんな営みを、今回のこの建もののように、時に「家」が助けてくれる。
でも、どんなところに住もうとも、私はこんな家族にしたいとイメージを広げる時、
これからはきっと、このお家のことをちょっと思い出すと思う。
ひとつ屋根の下で暮らす、ということ。
 
           ◇ ◇ ◇
 
そして、この家は、訪れる人にもとっても温かくて優しい。
玄関を入ったら(入るところを映像で見たら)、うわぁ!と笑顔になれた。
「玄関」といっても、台所と食堂とが続く土間に面した掃き出し窓の一部が「玄関扉」
ということになっていて、敷石が据えてある。開いた玄関。
カウンターのような棚が台所と食堂空間との仕切りになっている。
いらっしゃーい!どうぞ、どうぞ!!
そんなふうに、温かく受け入れてもらえそうだ。
 
奥様は、お絵描き教室を主催されているという。
子供たちが楽しく通ってきて、のびのびとお絵描きや工作を楽しむ様子、
子供たちが明るく声をあげる様子がしっかりとイメージできる。
開けっぴろげ。
明るく子供たちを迎えるこのお家は、
いつでも、気取らず気負わず誰にでも、ありのままの姿で「いらっしゃい!」
と言わなくてはいけない形のお家。
そういう姿勢で生きられるというのは、とても素敵なライフワークだと思う。
 
小さな温かなお家で暮らす、素敵な家族を見せていただいた。

サービス付き高齢者向け住宅経営 成功の条件キャンペーン

サービス付き高齢者向け住宅経営 成功の条件

下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「サービス付き高齢者向け住宅経営 成功の条件」をプレゼントいたします。
 
賞品:書籍「サービス付き高齢者向け住宅経営 成功の条件」
  
賞品紹介:
24時間定期巡回サービス導入で、さらに可能性が広がるサ高住経営のポイントを紹介!
 
平成23年に誕生したサービス付き高齢者向け住宅。
社会からの大きな期待や需要に加え、国による補助金の交付、税金の軽減などのさまざまな優遇措置により登場から2年で11万戸を超しまでに増加しています。
ところが、安易に建設し参入してしまったため、入居率が上がらないなどで、失敗する人も出はじめています。
その理由は、平成24年度の法改正を正しく理解せず、最低限のサービス、建築基準で始めたものが多いため。
本書では今後のサ高住経営を左右する法改正を分かりやすく解説し、
新規参入する人はもちろん、経営に問題を抱えるサ高住オーナーの経営建てなおしに、役立てていただける解説書です。
    

  

キャンペーンの応募方法

 
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。
 
2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。
  
3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。
  投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。
 
4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
 
 

 

キャンペーン企画詳細

 
開催期間:2015年2月26日~2015年3月4日
 
賞品:書籍「サービス付き高齢者向け住宅経営 成功の条件」
 
賞品のお届け:郵送でお届けします。
 
 

 

I-0352、キャンピングカーの車庫付セカンドハウス(神奈川県)

ユーザー りょう の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
横浜市
依頼内容: 

キャンピングカー(約3m×7m)の車庫付セカンドハウスを考えています。
住居部分はリビング・トイレ・バスのみで15畳程度で大丈夫です。ガレージ部分は簡素な造りで、出来る限り低予算の500万以内で可能でしょうか?
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





I-0351、ガレージ・木造・セルフビルドの建築確認申請など(愛知県)

ユーザー 佐藤2015 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
津島市
依頼内容: 

セルフビルドをサポートして頂ける建築士さんを探しています。
 
現在未使用の土地にガレージを作ろうと思い、
そのガレージを木造でセルフビルドしたいと考えています。
その際の、建築確認申請などのサポートをして頂ける方を探しています。
 
建設予定地は愛知県西部、予算は120万円を予定しており、
車一台と木工DIY作業スペースが出来ればと思っています。
 
可能であれば、予算を上げてガレージ屋上に
デッキスペースを作りたいと考えています。
 
土地形状は4*50mの変形地です。
溜池に面した土地で一部侵食して崩れている箇所があったり、
不法投棄や無断駐輪が多いため、
今後、土留やフェンスの設置もやっていこうと思うので、
その方法のアドバイス等も頂けると尚助かります。
 
上記の様に、特殊な条件ではあるため、
まず現地を見て頂きたく、同県か近県の方であると助かります。
宜しくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





グループホームやまびこ

●設計事例の所在地: 
北九州市八幡西区町上津役
●面積(坪): 
151坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

増築部分は木造2階建です。複雑な地形をしているために残念ながら既設部分を把握することが出来ません。接道する部分が比較的平坦なために、今回の増築側に玄関を統合しました。車椅子の出入りが大変楽になりました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

隣接地の土地は買わねばならない。しかし極小の敷地に理想の1ユニットが出来るであろうか?その不安をしかも短期間で払拭するまでに大変なエネルギーが必要でした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

たまたま隣接地が売りに出まして、急きょ計画を進めることとなりました。極小の土地のために1ユニットの機能を同一フロアーに設置できるか?、計画が変更になるたびに建蔽率のチェックを入るといった作業を繰り返し、第16案を経てやっと平面計画が完成しました。また行政の「既設建物と一体化した建築形体をとるように。」といった指示は建築基準法上大変難しい建築物になりました。

その他の画像: 

いなほ園の居間の写真です。竣工写真の為に既製家具当が入っておりません。

2015年3月末完成予定のグループホームです。2ユニット木造2階建の建築物です。ただいま急ピッチで工事が進んでおります。

建築家依頼サービス・I-0043、小規模の事業用建物の確認取得・U設計室 海野剛さん

実際に当サイトの建築家依頼サービスを利用して仕事を受注した建築家にお話を伺いました。
  
案件名:I-0043、小規模の事業用建物の確認取得(東京都在住・埼玉県に建設予定)

お話を伺った建築家

 

ユーザー 設計工房 be with 海野剛 の写真
狭山市東三ツ木283-2
090-9207-8993

 

最初に依頼者からはどのような連絡がありましたか?

 
依頼内容をお話するので、まずは会いましょう。という感じでした。
 

その後、どんな流れで正式なご依頼になりましたか?

 
内容をお聞きして対応出来る旨伝えたところ、その場で依頼され、具体的な話に入って行きました。
 

どれくらいの期間で正式に依頼されましたか?

 
ファーストコンタクトから1週間くらいでお会いしたので、1週間で正式依頼ということですね。
 

事業用建物の確認申請ということですが、そのような仕事も普段からされているのでしょうか?

 
依頼があればお受けしますが、今回が初めてです。
 

その後、次の仕事を依頼されることなどもありましたか?

 
はい、ありました。
最初の依頼で2件、その後3件お話をいただきました。
ありがたいことに、今もご縁は続いています。
 

建築家依頼サービスを実際に利用してみてどんなメリットを感じましたか?

 
建築を希望される方との、出会いの幅が広がる可能性が大きいことですね。
 
これからも利用させていただきます。
ありがとうございました。
 

建築家紹介センター RSS を購読