I-5293、建築基準法適合状況調査の御見積をお願いしたい(千葉県)

ユーザー つぼ5293 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

大変お世話になっております。
以下物件情報の建物について、建築基準法適合状況調査の御見積をお願いしたいのですが、どなたかご対応可能でしょうか?
中古物件を購入したのですが確認申請、中間検査合格証までの書類はあるのですが検査済証を取得していない状況です。増築を検討したく調査にどれぐらいお金が掛かるのかを知りたいです。

竣工図(2005年12月竣工)はあります。
お手数ですがご確認何卒宜しくお願い致します。

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物件情報
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調査目的 増築のため
所在地(住居表示)千葉県市川市
竣工年月 2005年12月
用途地域 住宅
構造 木造
階数 地上2階
敷地面積 222 m2
延床面積 104 m2
棟数 1 棟
増築 なし
確認済証 あり
検査済証 なし

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

設計が始まったばかりの頃、
小さなすれ違いが起きることがあります。

 

どちらかが間違っているわけではないのに、
なぜか噛み合わない。

 

そんな感覚。

 

たとえば、
施主は、

 

「できるだけ早く形が見たい」

 

と思っている。

 

一方で、設計者は、

 

「もう少し整理してから
 形にしたい」

 

と考えている。

 

どちらも、
家づくりを前に進めたいという
同じ気持ちから生まれています。

 

けれど、
進め方の違いが、

 

少しずつ距離をつくることがある。

 

また、
言葉の受け取り方にも、
ずれが生まれます。

 

「落ち着いた空間にしたい」

 

その一言でも、

 

静かな色合いをイメージする人もいれば、
余白のある広がりを思い浮かべる人もいる。

 

同じ言葉でも、
中身は人によって違う。

 

それに気づかないまま進むと、

 

「思っていたのと違う」

 

という感覚につながることがあります。

 

さらに、
初期の段階では、

 

まだお互いの理解が
十分に深まっていません。

 

どこまでを大切にしているのか。

 

どんな感覚を
重視しているのか。

 

その輪郭が、
まだぼんやりしている。

 

だからこそ、
少しのずれが、
大きく感じられることもある。

 

設計の初期は、
形を決める段階であると同時に、

 

関係をつくる段階でもあります。

 

言葉の意味を確かめる。

 

感じ方の違いを知る。

 

どこに重心を置くのかを、
少しずつ共有していく。

 

その積み重ねが、
後の設計を支えていきます。

 

すれ違いが起きること自体は、
特別なことではありません。

 

むしろ、
自然なことです。

 

違う視点を持っているからこそ、
すれ違いが生まれる。

 

その違いを、
そのままにせず、

 

丁寧に扱っていくこと。

 

少し時間をかけて、
言葉を行き来させること。

 

それによって、
理解は
少しずつ重なっていきます。

 

最初から
ぴったり合う必要はありません。

 

すれ違いを
なくすことよりも、

 

それをどう扱うか。

 

そこに、
設計の質が
静かに表れてくるのだと
感じています。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

打ち合わせの中で、
ときどき立ち止まる瞬間があります。

 

「うまく言えないのですが…」

 

そう前置きされる言葉。

 

何かを感じているのに、
それをどう表現すればいいのか分からない。

 

言葉にしようとすると、
少し違う気がしてしまう。

 

そのもどかしさ。

 

けれど、
その感覚は、
決して曖昧なものではありません。

 

まだ言葉になっていないだけで、

 

確かにそこにあるものです。

 

設計の中では、
むしろそのような感覚が、
とても大切になることがあります。

 

「なんとなく落ち着く」

 

「少し居心地がいい」

 

そうした言葉の裏には、
具体的な理由が
隠れていることが多い。

 

光の加減かもしれない。

 

天井の高さかもしれない。

 

視線の抜け方や、
音の静けさかもしれない。

 

けれど、
最初からそれを
正確に言葉にする必要はありません。

 

むしろ、
無理に言語化しようとすると、

 

本来の感覚から
少し離れてしまうこともある。

 

大切なのは、
その感覚を否定しないこと。

 

「説明できないから、
 たいしたことではない」

 

そう扱わないこと。

 

うまく言えなくても、
そこに意味があると
信じてみる。

 

設計者は、
その断片を受け取りながら、

 

少しずつ輪郭を
探っていきます。

 

似ている事例を見たり、
空間のイメージを共有したり、

 

別の言葉に置き換えてみたり。

 

そうしたやり取りの中で、

 

曖昧だった感覚が、
少しずつ形になっていく。

 

一度で言い切らなくていい。

 

途中で言い直してもいい。

 

言葉が揺れてもいい。

 

その過程そのものが、
設計に深みを与えます。

 

はっきりした言葉だけで
つくられた空間は、

 

どこか説明的になることがあります。

 

一方で、
言葉になりきらない感覚を
含んだ空間は、

 

もう少しやわらかく、
長く寄り添うものになる。

 

うまく言葉にできない感覚は、

 

未完成なのではなく、

 

これから形になっていく途中。

 

その途中の状態を、
丁寧に扱うこと。

 

それが、
自分たちらしい暮らしに
近づいていくための、

 

静かな手がかりになるのだと
感じています。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

粋を知るということ

奈良の建築家が考える「和の美学」と、

暮らしを整える住まいづくり。

「美しい家」とは何でしょうか?

整っていること。

豪華であること。

新しく、機能的であること。

もちろん、

それらもひとつの価値です。

しかし、本当に人の心に残り、

長く愛される住まいには、

もっと深い「感覚」が

宿っていると考えています。

日本人が古来より大切にしてきた

「粋(いき)」という美意識です。

粋とは、

整えることではなく「感じること」

日本的情緒のある美しさは、

「足す」ことで生まれるものではありません。

むしろ、

削ぎ落とすことで、

浮かび上がるものだと考えています。

余白の中に宿る気配。

静けさの中に感じる豊かさ。

情報過多な現代において、

忘れられかけている感覚でもあるかと・・・。

だからこそ今、

住まいづくりにおいて「粋」を知ることは、

暮らしそのものを

整えることにも直結するものだと考えています。

やまぐち建築設計室が大切にする

「和の住まい」の思想・・・・・。

私が住まいを設計するなかで

和に拠り所を提案する場合、

目指しているのは、

単なる和風住宅という区分ではありません。

本質的な意味での「和の住まい」です。

そのために、

設計の根底に置いている考えがあります。

意味が本物であること。

素材、構成、空間の在り方。

すべてにおいて「本質」を重視します。

見せかけの和ではなく、

時間とともに深まる「本物の質感」を

大切にしています。

普遍的な価値があること・・・・・。

流行は必ず移り変わります。

しかし、

心地よさや美しさの本質は

基本的には変わりません。

10年後、20年後、

そして次の世代にも受け継がれる

住まいの在り方を丁寧に考えています。

唯一無二であること

住まいは「商品」ではなく、

その人の人生を映す鏡でもある存在。

同じものをつくるのではなく、

その人の暮らしにおいて存在するべき

空間を創造します。

社会性があること・・・・・。

日本には「おもてなし」という

文化があります。

過去には和モダンの住まいに

その「名称を与えた物件」も存在します。

単なる接客という意味ではなく、

空間の在り方そのものに

現れる「おもてなし」。

訪れる人の心が自然と整うような、

そんな空間を設計するという意味です。

自由度の高い設計であること・・・。

制約は、発想次第で

価値に変わります。

不自由をそのまま受け入れるのではなく、

設計によって自由へと転換する。

それが深みのある

設計の役割だと考えています。

自然素材へのこだわり・・・・・。

石、木、紙。

自然素材には、時間とともに変化し、

美しさを深める力があります。

それは、

人の暮らしと同じです。

侘び・寂び|「足りないこと」に

価値を見出すということ。

日本の美意識の核とも言える「侘び・寂び」。

侘びとは、

不完全さや不足の中に、

心の充足を見出す感覚。

寂びとは、

時間の経過によって生まれる、

静かな美しさ。

西洋のように「完成」を美

とするのではなく、

日本では「未完成」や「経年」にこそ

価値を見出します。

これは「和の精神を美」とする住まいにも、

そのまま当てはまります。

新品のときが最も美しいのではなく、

暮らしの時間を重ねることで、

味わいが増していく住まい。

そういったたエイジングのある

美しさが豊かな住まいを

生み出すと考えています。

非対称という美しさ|整いすぎないことの価値

完全な対称は、安心感を生みだします。

しかし同時に、

どこか人工的な印象も与えます。

日本の美意識は、

むしろ「崩れ」に美しさを見出します。

少しずれた配置。

あえて揃えない構成。

それによって生まれる余白や流れが、

空間に奥行きと豊かさを与えます。

奇数文化|不完全だからこそ美しい。

三、五、七。

日本の文化には、

奇数が多く使われています。

奇数は「未完成」であり、

余白を残した状態と読めます。

その余白が、

想像力や余韻を生み出すと考えています。

割り切れない事・・・・・。

住まいにおいても同じです。

すべてを整えすぎないこと。

あえて「余白」を残すこと。

それが、ある意味では

暮らしの豊かさにつながります。

借景|自然を取り込むという設計・・・。

日本の庭園に見られる「借景」という考え方。

遠くの山や空を、

あたかも自分の庭の一部のように取り込む。

これは、空間を広げるだけでなく、

心の広がりを生み出します。

現代の住まいでも、

窓の取り方ひとつで、

風景はまったく変わります。

陰影|光を減らすことで生まれる豊かさ。

現代の住宅は、

均一的な明るさを求めすぎています。

しかし、本当に心地よい空間は、

「陰」がある空間だと考えています。

明るさの中に、

わずかな陰影をつくる。

それによって、

空間に奥行きと静けさが生まれます。

その状態は、

人の心にも同じように作用します。

「粋」を住まいに取り入れるということ。

ここまで書いてきたことは、

特別な考え方ではありません。

本来、日本人が自然に持っていた感覚。

しかし現代では、

便利さや効率の中で、

その感覚が薄れてしまっています。

だからこそ、

住まいという日常の中に、

もう一度その美意識を取り戻すことが

重要だと考えています。

住まいは「人生の時間」を包む器。

家という建築物は、ただの器ではありません。

そこで過ごす時間、

そこで感じる感情、

そこで積み重なる記憶。

それらすべて、人の人生の時間を包む器です。

だからこそ、

間取りの前に考えるべきことがあります。

それはこのブログでも何度も書いているように

「どんな時間を過ごすのか?」

という問いです。

奈良で和モダンの家を建てたい方へ

やまぐち建築設計室では、

単に美しい家を設計するのではなく、

「暮らしの質そのものを整える設計」

を大切にしています。

和モダンの家、

静けさのある住まい、

本質的に心地よい空間を求めている方へ。

一度、

あなたの中にある「理想の暮らし」を、

ゆっくりと言葉にしてみてください。

その先に、

本当に必要な

住まいの意味とカタチが見えてきます。

・和モダン住宅を建てたい

・ホテルライクで静かな空間に憧れている

・他とは違う、本質的な住まいを考えたい

粋とは、

誰かに見せるためのものではなく、

自分の中にある感覚です。

そしてその感覚は、

住まいによって育まれます。

日々の暮らしの中で、

静かに整っていく時間。

その積み重ねこそが、

人生の豊かさにつながっていきます。

今回の投稿が

家づくりを考えている方にとって、

少しでもヒントになれば嬉しく思います。

○関連blog
住まいは人の振る舞いを育てる|何も語らず、暮らしの質を整える和モダン住宅の設計哲学

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail735.html

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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I-5292、民泊、旅館業への用途変更のための建築確認(千葉県在住・建物は東京都)

ユーザー シンゴ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

民泊、旅館業への用途変更のための建築確認ができる建築士さんを探しています。
品川区4階建200㎡のうちの3.4階を使用予定です。よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-5291、ユニットハウスの図面をお願いしたい(千葉県)

ユーザー イレン の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。
現在利用中の40㎡弱のユニットハウスの図面をお願いしたい。
このユニットハウスは建築許可がなく一度解体し建築許可を取得し再利用したいと考えております。
建築許可を取るにあたり給排水システムも重要との事で御指導も頂きたく存じます。

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

打ち合わせの中で、
ふとした違和感を覚えることがあります。

 

「なんとなく、違う気がする」

 

はっきりとした理由は
説明できない。

 

どこがどう違うのかも、
うまく言葉にできない。

 

それでも、
どこか引っかかる。

 

その感覚に出会うと、
少し不安になることがあります。

 

このまま進めていいのだろうか。

 

迷っているのではないか。

 

考えがまとまっていないのではないか。

 

けれど、
違和感が出てくること自体は、

 

設計が
前に進んでいる証でもあります。

 

何も見えていないとき、
違和感は生まれません。

 

形が見え始めて、
比較できるようになって、

 

はじめて、
「違う」という感覚が
立ち上がってくる。

 

それは、
感覚が
少しずつ研ぎ澄まされてきた
サインでもあります。

 

違和感は、
間違いの印ではなく、

 

気づきの入口。

 

ここは好き。
ここは少し落ち着かない。

 

その違いを
丁寧に見ていくことで、

 

本当に求めているものが
少しずつ見えてきます。

 

もし、
違和感を無視して進めてしまうと、

 

そのまま形になり、

 

あとから
理由の分からない不満として
残ることがあります。

 

だから、
立ち止まっていい。

 

言葉にできなくてもいい。

 

「なんとなく違う」

 

その感覚を、
そのまま置いてみる。

 

そして、
少しずつ
確かめていく。

 

なぜ、そう感じるのか。

 

どんな状態なら
しっくりくるのか。

 

そのやり取りの中で、
設計は
深さを増していきます。

 

違和感があるということは、

 

無関心ではいられなくなっている
ということでもあります。

 

ちゃんと向き合っているからこそ、
感じるもの。

 

設計は、
スムーズに進むことだけが
良いわけではありません。

 

ときには、
少し立ち止まりながら、

 

感覚を確かめていく時間が
必要です。

 

違和感を
急いで消そうとしなくていい。

 

その中に、
これからの暮らしを
より良くするヒントが
含まれていることがあります。

 

違和感を感じたとき、

 

設計は
止まっているのではなく、

 

静かに、
前に進んでいるのだと
感じています。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

住まいづくりを考え始めたとき、

多くの方が最初に求めるのは「正解」です。

どのような間取りが良いのか。

どのような動線が使いやすいのか。

収納はどれくらい必要なのか。

どのようなデザインが心地よく感じられるのか。

現代は情報が豊富であり、

調べればいくらでも

答えのようなものに辿り着くことができます。

それらはどれも有益であり、

決して間違いではありません。

しかし、

その一つひとつを丁寧に積み重ねたとしても、

完成した住まいの中で、

こう感じることがあるだろうなと思います。

「整っているはずなのに、どこか落ち着かない」

「便利なのに、なぜか満たされない」

この違和感は、

現代社会を反映していると思います。

むしろ、住まいづくりにおいて

最も見落とされやすい「本質」に

触れているサインのようなものです。

■“いい家”が満たされない理由

整えられた間取り。

合理的に計画された動線。

美しく調和した素材とデザイン。

それでもなお満たされない理由は、

設計に至る前の「認識」と「軸」が

整っていないことにあります。

住まいとは、

そこにある「カタチ」だけで

満たされるものではありません。

人生の時間を受け止めるために

必要な「大切な時間を過ごす為の器」。

ですから、本当は「誰かの正解や答え」

らしきものを

寄せ集めるのではなく

自分たちの人生の喜怒哀楽を

どのように受け止めていくべきかを

反映していくことが大切・・・・・。

しかし多くの場合、

住まいづくりは「カタチ」から

考えられてしまいます。

どんな間取りにするか

どんな設備を入れるか

どんな見た目にするか

これらはすべて重要です。

ですが本来は、

その前に存在するべき「問い」があります。

「どのような暮らしを望んでいるのか」

「どのような時間を大切にしたいのか」

この問いが曖昧なまま進められた設計は、

整っているのに満たされない住まいへと

つながります。

■暮らしの設計という考え方

やまぐち建築設計室では、

住まいの設計を「図面を描くこと」とは

捉えていません。

「暮らしを設計すること」

これを最も重要な起点としています。

暮らしの設計とは、

日々どのように時間を過ごすのか

どのような瞬間に心地よさを感じるのか

どのような距離感で人と関わるのか

そういった「生活の質」そのものを

見つめ直すことです。

例えば、

静かな朝の時間を大切にしたいのか。

家族と賑やかに過ごす時間を

中心にしたいのか。

一人で思考を整える余白を

確保したいのか。

これらはすべて、

間取りの前に存在する生活の「価値観」。

この価値観が

整理されていない状態では、

どれだけ優れた設計であっても、

どのような間取りであっても

空間の構成まで含まれたズレが生じます。

■自分たちの暮らしを整理するということ

ここで大切になるのが、

「暮らしを整理整頓する」という視点です。

整理整頓とは、

単に物を片付けることではありません。

思考や感覚を整えることでもあります。

何を大切にしているのか。

何を心地よいと感じるのか。

何に違和感を覚えるのか。

これらを丁寧に見つめていくことで、

自分たちの暮らしの輪郭が見えてきます。

そしてその輪郭が明確になるほど、

設計の内容は精度を高めていきます。

■空間が感情をつくる・感情がくらしをつくる

人の感情は、

意識だけでコントロール

されているわけではありません。

光の入り方

天井の高さ

視線の抜け

素材の質感

音の響き方

これらが複雑に重なり合い、

無意識のうちに感情をつくりだします。

つまり、建築空間の設計とは

感情を設計することでもあるのです。

○関連blog
人生の憂鬱を整える環境設計|人間関係と住まいが心に与える本質的な影響を建築家の視点で紐解くように

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail796.html

このブログを読んでいる方も

居場所によって感情の変化を

経験しているのではありませんか?

cafeやホテルのラウンジ、

馴染みの飲食店や、

お気に入りの場所で過ごす時間での

ご自身の状態。

この視点が抜け落ちると、

住まいも、

性能値としては機能的でありながら、

どこか落ち着かない空間が生まれます。

■便利さと豊かさの違い

現代の住まいは、非常に便利です。

動線は合理化され、

設備は進化し、

効率的な生活が実現しやすくなっています。

しかし、

便利さと豊かさは、必ずしも一致しません。

人は効率だけでは満たされない存在です、

意味や感覚によって、

空間を評価しながら過ごしています。

なぜこの場所が心地よいのか。

なぜここに居たくなるのか。

この「理由」が空間に宿っているとき、

住まいは単なる機能性や合理性だけではなく、

ご自身にとって大切な居場所へと変わります。

■冷暖自知という考え方

設計において大切にしている概念の一つに、

冷暖自知(れいだんじち)というものがあります。

心地よさは、

体験によってしか理解できないという

考え方です。

どれだけ情報を集めても、

どれだけ事例を見ても、

最終的に判断するのは、

自分自身の感覚です。

だからこそ、

情報よりも、流行りよりも

感覚を大切にすること。

これが、

後悔のない住まいづくりに

つながります。

■間取りの前に整えるべきもの

家づくりにおいて最も重要なのは、

暮らしの認識を整えることです。

どのような時間を増やしたいのか

どのような空気感で過ごしたいのか

何を削ぎ落とし、何を残すのか

これらが明確になることで、

設計は「意味を持った形」になります。

住まいは、

人生の質を形づくります。

正解を求めるのではなく、

自分たちの納得を見つけていくこと。

そのためには、

暮らしを見つめ直す時間が必要です。

もし今、

暮らしの中に

違和感を感じているのであれば、

その感覚を大切にしてください。

その感覚は、

住まい造りの際には

より良い暮らしへと向かうための

確かな手がかりとなります。

住まい造りの設計は、

図面から始まるものではありません、

認識から始まるものです。

やまぐち建築設計室では、

その認識を丁寧に整えることから、

住まいづくりを考えています。

家づくりとは、

正解を探すことではなく、

自分にとっての納得を見つけること

そのために必要なのは、

情報の量や

誰かの正解のようなものではなく、

認識の深さです。

今回の投稿が

家づくりを考えている方にとって、

少しでもヒントになれば嬉しく思います。

○関連blog
間取りの前に人生設計を考える|冷暖自知という設計思想が導く、本当に納得できる住まい

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail798.html

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
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住まいの設計、デザインのご相談は
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編光の家

●設計事例の所在地: 
京都府京都市
●面積(坪): 
25
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

「編光の家」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

長い年月を経た住宅をフルリフォームし、母と二人の子どもが移り住む改修計画である。
日夜忙しく働くクライアントの要望は、住まいで過ごす自身の時間が如何に豊かで心地よいものになるかということであり、その器となる空間には大きく次の二点を求めていた。

一点目は光と風が抜けることである。
採光が期待できるのは建物南側の道路面のみという条件であったが、それ故にクライアントは理想として、多くの時間を過ごす1階にも日光が降り注ぐことを願っていた。
また基本的には常時窓を開け放し、必要なプライバシーは守られつつ家中を風が通り抜けるような暮らし方を理想としていた。

二点目はワンルーム的な空間構成である。
大きなワンルーム空間を必要な時だけ扉やカーテンで仕切るような暮らし方を求めていた。
光や風が抜ける広い空間で日常をゆったり過ごしたいというのが一番の理由であったが、
子どもたちの自立や親の同居など、遠くない将来のライフスタイルの変化も見越していた。

このような要望を受け、必要や状況、気分に応じ、緩やかな間仕切りによって使い方だけでなく取り込む光をも編集しながら住みこなすような、住まい手の今と未来を受け止める大らかな住まいを提案した。

2階南窓からの光が1階にも届くよう、2階廊下の床を透光性のある素材に置換し、1階に上から降り注ぐ光を確保する。
1階には南道路に面した大窓があるが、プライバシーの観点から居室と少し距離が欲しい。そこで窓と居室の間に縁側のように土間空間を設け、居室側と窓双方にカーテンを設置することで、光や視線の調整のみならず、縁側、居室の一部、玄関の延長など、用途の編集を受け入れられる空間とした。
ワンルーム構成である1階全体は、単調で間延びした印象とならないよう、アール垂れ壁や仕上げの切替えで緩やかにゾーン分けを行い、また機能や居場所を散りばめることで拠り所のある空間となるよう企図した。

光と風の届く拠り所のあるワンルーム空間を、日々時々の営みに合わせて編集しながら住みこなしていく、光を編む家。そんな懐の深い住まいが実現した。

PHOTO:冨田英次写真事務所

その他の画像: 

箕面の冷菓店

●設計事例の所在地: 
大阪府箕面市
●面積(坪): 
15
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

「箕面の冷菓店」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

新規開店のジェラート屋の内装計画である。
クライアントの要望も踏まえ、ポップで明るい印象の店舗が多い同業店とは対照的に、長く腰を据えて過ごしたくなるカフェのような落ち着いた雰囲気の店舗を志向した。

本プロジェクトはいわゆる居抜きの店舗であり、外壁タイルやドアが形づくる黒系統のファサードに内装のトーンを合わせていく必要があった。加えて、商品である冷菓の印象や求められている落ち着いた雰囲気を手掛かりに検討する中で、自然と彩度やトーンを抑えた空間イメージが立ち現れた。

その上で配慮したのは、空間が単に「冷たい」印象に傾かないことである。
什器や上部の照明兼吊り棚、厨房との間仕切りを家具のように設え、空間全体の質感に木のやわらかな温もりを加えることで、空間の「温度感」を調整することを試みた。

ファサードを含めたシックな空間の落ち着きを保ちつつ、木家具の要素を挿入することで空間の居心地の加減を整えることを企図した店舗である。

PHOTO:冨田英次写真事務所

その他の画像: 

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