どんなことでもそうだと思いますが、コスト・デザイン・性能のバランスが大事です。住宅設計の場合は、窓やキッチンもすべて製作をしたいところですが、コストや性能を考えると既製品を取り入れたデザインをすることも大事です。
既製品のシステムキッチンを使う場合は、既製のサイズを考慮する必要があります。もちろん計画に合わせる方が理想なのですが、そこはコストのバランスを調整する必要があります。
このキッチンはホントはあと15センチコンロ脇を伸ばしたかったところ。しかし、そのためにはシステムキッチンのランクをもう一つ上の製品にする必要があり、それだけで数十万円もアップします。そこで、15センチの空間にカウンターを付けて調味料を置いたりするスペースにしています。
わが家の和室にも使っている木製サッシ。本来なら樹脂なども見えなく、ディテールのすっきりした木製建具を製作したいところです。しかし、実際生活をする上で外部の耐久性と断熱性能は重要。そのバランスが良いのがマーヴィンのアルミクラッド。外部はアルミで覆われていて、内部は木製。すべてペアガラスとなっていて断熱性能も高いです。
網戸も外部がアルミで内部が木製なのも良いところ。サッシの枠自体は少しデコラティブなので、窓まわりの枠を無くすなど、設計でディテールを調整することで全体がシンプルになるようにバランスをとっています
こういった木製のサッシは、コストは少々アルミサッシよりも高価なものありますが、小さな窓はそれほど高価でもありません。外部を樹脂にした価格を抑えたモデルもあります。 こういった、調整の基準も前回のエントリーでも書いたことと同じですが、既製品を使用したり製作をしたりと、 やりたい事の優先順位やイメージに合わせて何が大事かを決めていきますね。
こんにちは、初めまして。ブログの「火災保険でリフォームする際の注意点」を拝見させていただきました。今、保険代行のお話があり(リフォームの予定があります。)、調査に来ていただく予定なのですがブログの中で他社とも比べたほうがいいとのことでしたので、もしよろしければ業者さんをご紹介いただければと思いメールしました。もし保険の請求がうまくいけばリフォームをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
L字の平面計画を立体的に交差させることにってプライバシーの確保されたのびやかな住宅が完成いたしました。
敷地いっぱいにプライバシーの確保された伸びやかな住宅を望まれました。
裏にガケ地を背負う住宅です。RCと木造の混構造です。造成と建築の垣根を越えた提案をしています。
地域柄、落ち着きのある外観の住宅としています。山の借景を利用してより広がりのある住宅を目指しています。
接道が0.9mの 旗竿地の建物を大規模リフォームしたいと考えています。(現在、土台が布基礎なので、ベタ基礎に変えたいです)再建築不可なのですが、どのようにリフォームできるのか知りたい。築年数は30年、延べ床80m2、2F建て 木造戸建てです。
畑の様子を眺めながらキッチンに立つ。
30代ご夫婦がおばあちゃんの畑の中に家を建てる計画。「家事、畑仕事、PCの仕事をすべてキッチンの周りでこなしたい」というのが奥様のご要望でした。ご自身でプランも描かれて明確なイメージをお持ちでしたが、プランを繰り返すうちに少し違った今の形になりました。 一緒にじっくり考えて頂いた事で納得のいくプランが出来たと思います。
建築主のお母様が、以前に設計した店舗付住宅(喫茶店)の常連。お嬢さんが家を建てる事になり、『喫茶店見に行っといで』と薦めてくれたそうです。
ご本人も喫茶店と家を見て気に入り、更にHPを覗いてみて『わがまま聞いてくれそう』と思ったそうです。
家事と畑仕事とPCのお仕事のエリアを近くするため、キッチンを壁付けにしました。とにかくキッチン周りには奥様の明確なイメージがありましたので、コストと相談しながらそこに近づけるために ステンレス天板のみをオーダー、モザイクタイルの足部分は大工さんと左官屋さんに施工して貰いました。油汚れを理由に敬遠する方も多いですが、タイルのキッチンは私も好きです。
この工事の工務店は建築主が連れてきた大工さんで、設計事務所の仕事は初めてでした。少しうまくいかない部分もありましたが、引渡の日には設計者と大工が一緒にニコニコしていたので、『皆が笑顔で居るって事はいい家になったって事ですよね』と建築主も笑顔で言いました。
いい家にしたい気持ちは同じです。喜んで頂けて本当に良かったです。
畳の小上がりからリビングとキッチンを見る。
リビングと、畳の小上がり。子育てや、お客様がきた時に使う予定です。
キッチンは天板のみを発注し、足の部分は大工さん+左官屋さんに作って貰いました。モザイクタイルはネット上のシュミレーションソフトで奥様がブレンド。色や比率を自由に選べるのでオリジナルのモザイクタイルが楽しめます。
玄関土間。正面の木製建具は下足入れ、京都の古建具屋さんで購入したものです。
2階フリースペース 西日が強い窓にはLow-eガラスを採用しました。
主寝室勾配天井で高さのある部屋になっています。
階段の途中にSKとお手洗いを設けました。トイレの扉も古建具です。
トイレ手洗い奥様がネットで見つけたもの。沖縄の焼き物です。
洗面脱衣室の洗面台は実験用の大きなシンクを採用しました。タイルの天板と側板は現場で施工しています。
バルコニーはアルミ製の床を採用。
高低差が約3mほどある敷地に駐車場と寝室、書斎を計画しています。また、寝室、書斎は母屋の2階とブリッジでつながっています。
高低差のある敷地に計画をすること。駐車場の確保、寝室、書斎を母屋とつなげること。
私が岡崎市出身であること。依頼者が以前に私のオープンハウスを見学に来ていたこと。
1階には3台分の駐車場を確保しています。2階は半分をテラスとし半分を寝室、書斎としています。寝室、書斎を母屋の2階とつなげるために寝室、書斎は一部を駐車場から跳ね出し、ブリッジにて接続しています。
建物の中で最も陽当りの良いテラスと温かみのある寝室、書斎を手に入れることが出来ました。
寝室の前は陽当りの良いテラスです。
室内は木質の落ち着いた空間です。
雨戸を開ければ柔らかな陽光が室内を照らします。
市街地の角地に建つ2階建てのテナントビルです。1階と2階のデザインを分けずに一つの建物としてデザインしました。(パッケージデザイン)1階はテナント(現在はブティック)、2階はオーナーの飲食店となっています。
依頼者所有の土地が狭小地のため、1階テナントはまだしも、2階の自分で運営する飲食店の客席と厨房がきちんと確保できるだろうかというところからスタートしました。また、外観については、1階のテナントにはブティックを入れるつもりとのことで、デザイン性の高い建物にしたいというご要望がありました。このように、まずきちんとしたスペース確保ができるかどうかの判断と、準備資金内でデザイン性の高い建物が実現可能かどうかという部分が最終的に判断したいとのことでした。
最終的にはオーナーをご紹介してくれた人の信頼ということです。このご紹介をいただいた方は何度か一緒にお仕事をさせていただいた土地家屋調査士さんで、真面目で誠実に仕事に取り組む姿勢を評価いただいているように思います。
狭小地のため限られた面積で仕事がしやすいよう、特に厨房の中に関しては使い勝手を重視し、ミリ単位での検討を何度も行いました。また、コストについても雰囲気を壊さずにお金をかけない方法を検討し、オーナー様が納得のいく仕様で完成させることができました。1階のテナントにはブティックが予定されており、かねてからの外観はデザイン性の高いものということで、コンセプトとして1階と2階のデザインを分けずに、1つの建物としてデザインするパッケージデザインを採用。
主に下記の建材を仕様しました。左官下地のデラクリート:収縮が少なくクラックが少なくなる)外壁そとん壁(自然無機質左官材):耐用年数が長く質感が出るため採用ガラスブロック:(透明感を与えながら採光を取る)
デザイン性が素晴らしい、想像以上のものを作ってくれたよくこの狭い面積で納得のいく厨房を作ってくれた
とのことでした。
カウンター席
テーブル席 その1
テーブル席 その2
お手洗い その1
お手洗い その2
外観(夜)
満月が一年に12回ある。その時に6時から7時半位までの間に玄関の丸窓から月見を楽しむ。毎月ドラマがある。
何か?この土地を見て感じて欲しい!何か提案して欲しい。3人の子供の成長と共に生活を見守りたい。家族が幸せになりたい。
方角から、東だけ風景を切り取る事が出来る。決して南が良いとはいえない。(隣が接近しているから)
真東は結構綺麗な山が見える。他の風景は形にならない。
満月の暦を一年通して調べ、山から出る方角を確認した。子供の体に優しいように自然素材をふんだんに使った。押入れと照明を一体化して、部屋の雰囲気を気持ち良いように工夫した。
その他、技術面の風とか日当たりとか音等は当然建築家であれば考慮する。
凄く生活が楽しくなった。子供の成長が月を見ながら楽しめる。子供の喘息が無くなった。
昨年の9月19日の中秋の名月には団子を飾って、月見台で月見をした。
東の山を望む窓の様子
玄関から1.5mの高さに設けた丸窓。中心は円の中心。
ここに満月が入ってくる。周囲は照明。
押入れに仕込んだ照明。天井に照明を入れないで創りを工夫した。
玄関土間は、ご近所さんをおもてなしする空間でもあります。
親世帯と子世帯の良い距離感を保つ事のできる家。大きな玄関土間が欲しい。開放的な住まい。
希望を取り入れて設計してもらえそう、との事でした。
東白川村ののどかな雰囲気の中で、二世帯住宅を提案させて頂きました。玄関を兼ねた大きな土間を介して、親世帯、子世帯がちょうど良い距離をたもちつつ住まう事のできる住まいは、この家の一番の個性です。土間には薪ストーブを設置し、そのおかげで地域的に厳しい冬の季節の生活が、とても快適に過ごす事ができています。
南からの外観
玄関土間1
玄関土間2
親世帯の居間
子世帯のLDK
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