約60坪のフロアを持つ音楽・ダンススタジオを建てたいと考えています。現在は土地は所有しておらず、候補地として福岡市西区の商業地域541.98㎡建ぺい率73%容積率330%高台の宅地の購入を検討しています。特に防音面での心配がありますし、土地の形状に合わせて平屋の建物をできる限りローコストで建築したいと考えています。費用の概算はなるべく早く知りたいと思っています。現在ハウスメーカーにも相談はしていますが、しっくりきません。もし、親身に相談にのってもらえ、提案も頂けるならばと、こちらのサービスも利用してみたいと考えました。
横浜のマンション(パークスクエア三ツ沢公園)(販売:住友不動産・施工:熊谷組)が施工ミスで傾いて、住友不動産が住民に仮住居への転居を要請。補強や建て替えの検討を始めているそうです。 http://www.asahi.com/articles/ASG667HY7G66ULOB02C.html?iref=com_alist_6_01
「住友不動産(東京都新宿区)が2003年に販売した横浜市西区の11階建てマンションで、建物を支える杭が規定に反して強固な地盤に到達しておらず、建物が傾いていることがわかった。同社は「安全だと言い切れない」と判断し、住民に仮住居への転居を要請。補強や建て替えの検討を始めた。」
ニュースによると傾いた原因は杭の長さが短くて支持層に届いていないためのようです http://www.asahi.com/articles/ASG667HY7G66ULOB02C.html?iref=com_alist_6_01
「住民で作る管理組合によると、6棟のうち2棟をつなぐ渡り廊下に「ずれ」が見つかったが、住友側が当初は「問題ない」としたため、住民側が1級建築士に依頼。古い地形を調べて設計図と照合したところ、杭が旧地形の地表に届いていない可能性が浮かんだ。 住民の要請で住友側はボーリング調査を実施。4月になって、約60戸が入る1棟の杭の長さが不足し、強固な地盤部分まで到達していない可能性が高いと判明した。体感はできないが、この棟が部分的に沈下したり傾いたりしているという。」
建築で使われる杭の支持方法には2つの方法があります。支持杭と摩擦杭です。
支持杭とは固い地盤まで先端を到達させて硬い地盤の支持力で建物を支える方法です。私の経験ではマンションなどの大規模建築物はすべてこの方式を使っていました。今回のニュースによるとこの支持杭の長さが足りなかったようです。
摩擦杭とは杭と廻りの地盤の摩擦力で建物を支える方法です。私も木造住宅などの小規模建築物でしか使ったことがありません。
工場で作った杭を現場に打ち込む工法。私が子供の頃は機械でガンガン音を立てながら打ち込んでいましたが、最近は先にオーガーと呼ばれるドリル状の機械で穴を掘ってから杭を挿入する工法になっています。
現場で穴を掘り鉄筋を挿入してコンクリ ートを打設して杭を作る工法
支持層というのはN値50以上の固い地盤が5M以上の厚さになっている地層です。N値というのは地盤の強さを示す数値です。あとで説明するボーリング調査という調査を行って測ります。
今回の建物は杭の長さが足りなかったということですが、一般的に杭の長さは下記のように決定します。
一般的には設計に入る前に数カ所のボーリング調査を行います。ボーリング調査とは地盤の支持層の深さなどを調べるための調査です。地質のサンプルなども採取します。ボーリング調査の結果を見て構造設計者が杭の長さなどを決定し、設計図を作成します。
ボーリング調査で杭の長さを仮に決めますが、実際の杭を打つ段階で最初の数本は試験杭として支持層に達しているかどうか監理者が立ち会います。事前にボーリング調査で採取したサンプルと見比べて支持層に達しているかどうかを確認して、設計図通りで問題ないかどうかを検討します。
例えば支持地盤が傾斜していて、たまたま支持層が浅い位置でボーリング調査をした場合、設計上の長さだと支持層に達していない杭が出てくる可能性はあります。 しかし、ボーリング調査は数箇所しか行いませんので、設計図通りの長さで支持層に達していない杭があっても設計者の責任とは言えないでしょう。
杭の工法の項目で書いたように最近の杭の工法ではいずれにしても先にオーガーなどを使って掘削します。杭業者の方ではオーガーに流れる電流量を測定して支持層に達したことを確認するそうです。
支持層に達していない場合は、構造設計者と相談して支持層まで杭を長くするという対応が一般的でしょう。 杭が長くなった分、工事費は余分にかかりますが、設計図より杭が長くなったのは支持層の問題であって建設業者のせいではありません。どこでもありうることです。 設計通りの長さでは支持地盤に達しないことが分かった時点で監理者・建築主に説明すれば、あとで追加費用として請求することは特に問題なかったと思います。なぜ、杭が支持地盤に達していないままの施工が行われたのか不思議です。
建物名称:中庭を取り入れた住宅 敷地の周囲状況:南側に道路を想定。その他は一般都市部。 道路が南側以外の場合、中庭の位置を変えて対応可能。間取りのポイント:1、プライバシーの高い中庭を取り込んで採光や通風を確保している。2、吹き抜けを設けることで狭さを感じにくくしている。3、水回りをコンパクトにまとめる4、1階と仕事場、2階にLDKのプランとすることも可能。
建物名称:暖かいイエ 敷地の周囲の状況:南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。 間取りのポイント:隣地によって囲まれた三方には最小限の窓を設け、前面道路と向いの家の庭を借景として、開放感と光を取込んだ。また階段室にはトップライトを設け、各階に光が届くようにした。
2階LDK天井高さがあり、明るい部屋にするために2階をLDKとしました。壁は健康に配慮した紙クロスと床は床暖房に対応した竹フローリングとしています。バリアフリー対応のためエレベーターを設置しています。ロフトとLDKが一続きとなっています。
車椅子の子供の介護への対応と動線の工夫をしてほしい。明るい部屋。
1階に寝室と浴室など、2階にLDKを配置。大きめの部屋。雨に濡れないように車からの出入りできる位置に玄関を配置。エレベーター。床暖房。
外観
洗面室と浴室
下記のプレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。 当サイトの公式アカウントをフォロー&ツイートしていただいた方の中から抽選で図書カード・書籍「中古を買ってリフォームしよう」を各1名様にプレゼントいたします。 当選賞品図書カード500円:1名様中古を買ってリフォームしよう:1名様
当サイトの発行するメルマガ「建築家紹介センター通信」を登録すると当選確率がアップします。ぜひご登録ください。 ■メルマガの内容・建築家の建てた家のオープンハウス・セミナー情報・家作りに役立つ情報など・プレゼント企画の情報
1、下記から@kentikusinoをフォローして下さい。@kentikusinoさんをフォロー
↑ボタンが押せない場合はすでにフォロー済みです。2、下記のボタンを押してツイートしてください。 ツイート
開催期間:2014年6月7日~2014年6月17日 当選者の決定方法:抽選 当選者数:図書カード:1名様中古を買ってリフォームしよう:1名様 当選発表:2014年6月23日 当選者の発表方法:当選者に直接、twitterのDMでお知らせします。
60代のご夫妻のセカンドハウスです。自分達の居所にふさわしい敷地探しの時点で相談を受けました。青空と多くの樹木に囲まれた自然あふれた環境の中でプライバシーを守りながらも周りの自然が感じられ、家に居ながらアウトドアな暮らしを楽しめるようにとコートハウスを望まれました。残すべき木々の位置や大きさを全て計測し、木々の中に慎重に配された家は、自然と連続した解放感いっぱいの空間となっています。
場所の選定
話を良く聞いてもらえるからとおっしゃてました。
とにかくご夫妻のお話をよくうかがいました。それに対してこちらの考えをお話させてもらい、自然の中でのコートハウスのあり方を話し合い、提案させていただきました。
すばらしい空間になり、心地良さは最高です。こちらのお話を本当によく聞いてくださり、いつも早く行きたいと思える場所が出来あがって本当に感謝しています。
NAKAHIRA ARCHITECTShttp://mnao1403.p2.weblife.me/
熊本県熊本市有明海の岸辺に建つ別荘です。海側の先端部分は10人くらい入れるお風呂から夕陽を眺めながらの景色は最高です。
海にふさわしい別荘にとの要望以外はお任せでした。
依頼者の会社の社屋、住宅を手掛けていましたのでデザイン等も含め全て理解されての依頼でした。
前面道路が建物と海との間に存在することで外部からの視線処理に時間をかけました。道路に面したピロティ上部が浴室の為、風呂からの景色は絶景であることが条件ですのでそのバランスが難しかったです。
海側からの全景
東側全景
エントランスホール
浴室
敷地が170m2(南北約13m、東西約12.5m)、第一種住居地域、建蔽率60%、容積率160%(南側に4m道路の為)、場所は大阪府豊中市で法22条地域です。 1階を自宅、2階、3階を賃貸と考えています。2階は3部屋、3階は2部屋か3部屋を希望。屋上にソーラパネル設置希望(10kw) 駐車スペースは1台、駐輪スペースは戸数分にて、事前協議は通ると思います。緑化についても、既存の樹木を使用し最低限の面積で可能です。 資金的に厳しいものがあるので、出来るだけ低予算で組みたいのですが、如何なものでしょうか。 ご教示ください。 現状は、2階建て140m2の古家で解体の必要があります。木造建築による、設計管理をお願いしたいと思います。
本部町に120坪 別荘の建築
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。