図書カード&家族を守る斜面の知識プレゼント

家族を守る斜面の知識

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図書カード
 
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当選賞品
図書カード500円:1名様
書籍:家族を守る斜面の知識:1名様

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プレゼント企画詳細

 
開催期間:2014年1月11日~2014年1月20日
 
当選者の決定方法:抽選
 
当選者数:
図書カード:1名様
書籍:家族を守る斜面の知識:1名様
 
当選発表:2014年2月30日
 
当選者の発表方法:当選者に直接、twitterのDMでお知らせします。

小さな庭を囲むいえ-両面採光と防音室の家

●設計事例の所在地: 
東京都大田区
●面積(坪): 
43
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

19坪の土地に確保した庭。この家の象徴的な場所になっています。
(この住宅は内覧可能です。詳しくはアルキテク設計室までお問い合わせください)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

都内住宅密集地の19坪の土地に建つ小さな住宅。ご夫婦と子供2人の4人暮らし。密集地だからこそ積極的に庭を確保することで、小さな家でも四季の移り変わりを感じながら過ごせるようにしました。この庭を中心に各部屋の配置や構成を考え、暮らしの中のいろいろな場面でこの庭と関わりあえるようにしています。庭は北東の角に配置したので、各部屋は南北両面に大きな窓やバルコニーを確保することができ、陽の光が明るくてさわやかな風が通る心地よい空間ができました。小さいけれど家族にとって大切な庭となりました。

依頼者の声: 

「アルキテクさんと6か月にわたって打ち合わせをしながら練っていったプランは家族4人の色々な思いがこもったものとなりました。洗たく大好きの妻はピアノ教師なので広いバルコニーと防音室が必須。勉強大嫌いの小学6年の長男には集中できる環境を、幼稚園の年少組の長女には初めての自分の部屋、といった細かなオーダーを制約の多い都心の狭小住宅にも関わらず、色々な工夫でかなえてもらいました(夫は屋根裏収納でくつろいでいます)。先日の都内の大雪では、子供たちは早速、自慢の小さなお庭で雪遊び。ささやかながらも幸福感に溢れた空間をありがとうございました。」

2014年3月

その他の画像: 

南側道路側の外観。リビングと同様に壁や天井が木板で仕上げられた大きなバルコニーが特徴的です。

2階リビングの様子。南側だけでなく庭に面した北側バルコニーもあるため、光や風が通り四季を感じられる空間になっています。

庭に面した1階のピアノ室。道路に面していない1階の部屋ですが、庭があるため明るい部屋になっています。また、防音性能(65db対外部)を確保しており夜でもピアノの演奏が可能です。庭を眺めながら演奏できます。

大部屋のいえ~坪47万のローコスト住宅~

●設計事例の所在地: 
千葉県印西市
●面積(坪): 
44
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

2階の25畳のプレイルームの様子。屋根勾配を利用した勾配天井と木の大梁、7畳程度の小屋裏物置が特徴的。建設費削減の為間仕切なしで竣工しました。将来は梁を手掛かりに間仕切りを追加することも可能です。現在はお子様の遊び場として遊具がぶら下がっています。(この住宅は内覧可能です。詳しくはアルキテク設計室までお問い合わせください)

依頼者があなたに依頼した決め手: 

コスト管理と施主の希望に応えた提案。「ローコストでも設備も広さも充実した家づくりが出来るとわかり、非常に良かったです」とコメントいただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

このサイトの”建築家紹介サービス”にてご依頼いただいた住宅です。土地さがしからお手伝いしました。敷地は最終的に印西市の市街化調整区域にある240坪土地に決まりました。そのため開発許可手続きも行いました。建設予算は坪47万程度とローコストでしたが、ご要望であるフラット35仕様・オール電化エコキュート・LD床暖房・対面式キッチン・小屋裏収納・駐車場4台などのご要望はすべて実現しました。徹底したモジュール化や無駄をそぎ落とした建築計画によって建主と共につくりあげた住宅です。

依頼者の声: 

■建築主からのコメント
ローコストでも設備も広さも充実した家づくりが出来るとわかり、非常に良かったです。
今では毎日子供たちが家の中や外を走り回っていますよ(^^)
特にリビング、洗面所、キッチンの回廊をグルグル走るのが楽しいみたいです。
また、南側の大きい窓は日が出ていれば昼間は明るく、暖房無しで暖かいです。家の前もまず人は来ないのでカーテン開けっ放しでとても開放的でGoodでした。しかし、さすがに夜は冷え込むので、はやくエコポイントでエアコンを買いたいと思っています。2Fは広いのでエアコンかストーブか悩む所ですが・・・。
設計時のお打ち合わせも定期的に行っていただけ、前回の宿題等もキチンと片付けていただいたのでスムーズに家づくりが出来たと思います。
未だ家具や照明、エクステリアも全然手を付けていないので、収納不足など問題はありますが、これから少しずつ進めて行きたいと思います。
また家の事で何かあればご相談させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

その他の画像: 

敷地は、畑や竹林などの自然に囲まれた環境です。

キッチンからリビングダイニングを見る。調理作業台はローコストで納めるために、集成材の板を大工さんに加工してもらいました。

ふたつの庭のあるいえ|金山眞人建築事務所

●設計事例の所在地: 
東京都国分寺市
●面積(坪): 
60坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東京郊外の閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。空間の組み立てや動線、視線の通りなどを慎重に計画することで、独立性と連続性のバランスを取り、二つの世帯が気持ちよく生活を楽しめるように考えました。光と風が通り抜ける気持ちの良い住宅とすることができたのではないかと思います。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

海外勤務が長かった子世帯ご家族ですが、この度、ご主人が育った地に二世帯住宅を建ててお母様と同居することに。
「やはり完全分離形が良いのでしょうか」「日本と海外、両方の住体験の良いところを上手く取り入れるには、、、」「暑いのが苦手なのですが」「柴犬を飼いたいのですが、屋内で飼っても大丈夫でしょうか」
初めての住まいづくり、勝手が分からないことも多かったことでしょう。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「金山さんのご提案には合理的な理由があるのですね」
依頼者の希望や悩みを引き受けつつ、部分最適解でないトータルな形での建築を、合理的な根拠に基づいて提案できたことではないか、と感じています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

外観は街並みに馴染むよう、緩やかな勾配屋根をかけて奇をてらわずにシンプルに。白で纏めた内外装に木を組み合わせ、モダンなテイストの中にも暖かさが感じられるようにしました。
子世帯のリビングは、海外生活の体験や、これから飼うペットのことを考えて、二世帯共用の玄関から連続する土間空間としました。このことで、二世帯の物理的な距離と空間的な距離が上手く調整できたように思います。また、それぞれの世帯が個性を活かして楽しめるよう、イングリッシュガーデンと日本庭園、二つの庭を設けました。

依頼者の声: 

「漸く新居の使い勝手にも慣れてまいりましたが、まだまだやることはありそうです」
お引越しを無事に終えられ、新居で新年を迎えて頂くことができました。この住宅のもう一つの主役であるお庭の工事がいよいよ始まります。
建築家や工務店の仕事はお引渡しでひと段落ですが、クライアントさんは、これからが「家育て」の本番。今後とも末永くお付き合いさせて頂ければ幸いです。

その他の画像: 

街並みに溶け込む外観。外構は、いつもお願いしている庭・タカニの高荷さんと相談しながら、塀の仕様や既存の樹木や庭石の取り扱いを決めて行きました。

ガラス屋根の玄関キャノピー。キャノピーが大きいのには理由があるのですが、そのために暗くなってしまうといけませんので、ガラス屋根としてあります。

二世帯共用の玄関です。玄関扉はウェルカムな印象となる内開きとしました。これは海外では一般的な形ですが、風雨の強い日本では、雨仕舞の面では不利な点も。そこで大きなキャノピーとした訳です。

子世帯リビングです。床はテラコッタ風タイル貼に床暖房。右手はアルコーブになっていて、ペットケージを設置予定です。奥の一段上がった場所がDK、段差の上はペットは侵入禁止です。

DKからリビングを見返したところです。奥右側の扉が玄関ホール、左は内玄関・勝手口~階段へと続きます。腰には縁甲板を貼って塗装で仕上げました。

ダイニング・キッチンです。床はシタン材にオスモカラー塗。壁は標準品のクロスを貼り一定期間で張り替える、というお考えは海外生活の体験から。

子世帯の2階にある趣味室です。ご夫婦それぞれの趣味の場所であり、CDコレクションの収納場所でもあります。

親世帯のリビング・ダイニングです。右の木の扉の向こうが玄関ホール、左奥がキッチンです。梁をあらわしにするなどして、子世帯より若干木の感じを強く出してみました。

イングリッシュガーデンをイメージしつつ、和の要素も取り入れた素敵な庭になりました。

親世帯前の和風庭園です。おおらかな曲線がやすらぎを感じさせます。

格子づくしの家

●設計事例の所在地: 
埼玉県川越市
●面積(坪): 
510㎡ (154坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

4階バスコートのある浴室

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この家は、格子を繰り返し使うことで、壁や戸に深みのある表情を出したり、シアタールームでの適度な音響効果を狙ったり、格子を多用しています。

その他の画像: 

全て縦格子の引戸のリビング。

小ホールのようなシアタールーム。

広めの対面カウンター設置のキッチン。

アクセント照明。

収納のたくさんある玄関。

I-0104、オープンな感じの家を建てたい(東京都在住・千葉県に建設予定)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
足立区
依頼内容: 

千葉県印西市 市街化調整区域内 やや傾斜地 敷地面積約500坪
現在 測量が始まり 開発申請許可を取る予定です。
(市の開発指導課の内定は、下りています。)
設計料も含めて、1500万円くらいでお願いできれば幸いです。
 
細々した部屋仕切りでなく、オープンな感じの家
薪ストーブ・薪ボイラー・土間の台所など…
愛読書は“住む”です。
ハーフビルドも可です。(仕事、リタイヤしたので)
 





I-0103、間取りを元に設計だけをお願いしたい(東京都)

ユーザー あさあさ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
大田区
依頼内容: 

90m2 約27坪の土地に木造の住宅を建てる計画をしております。
 
設計の元になる、間取りプランは既に持っております
工務店と話を進めておりましたので、話が流れました。
 
その間取りを元に設計のみをお願いしたく思います。
100m2以下でです。
 
その後、自分で、分散発注をしようと思っております。





ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

 この洞穴、住むのにちょうどよさそう。洞穴の前には形のよい木が生えているから、よい木陰になるし、洗濯物干すにもちょうどよい。この広く開けたところは居間にする。このちょっと一段高く奥まったところは、寝床にするのによさそう。ちょうどここからよい光が入るし、この木の根に沿って布でもかけると、ほどよい小部屋にできるはず。 
  
 森の中に自分の棲家を、基地をつくるのを、こんなふうに想像するのはとてもワクワクするけれど、さいたま市の住宅街で、想像でなく実際に、そんな棲家づくりをしている家族がいるみたいだった。この”枝付き丸太の大黒柱 5角形の家”は、そんな自分で作り出していく楽しさがたくさんつまった家だった。
 
 
 このお家は、まず土地がおもしろい。ぐるり囲まれた5角形の変型狭小地。細い通路で表通りにつなげられている。「駅近だけど変型で格安」ということがあるのかもしれないけれども、この家族はきっと、「このぐるり囲まれた感じが、居心地よさそう」とか、「この通路をぬけると目にするへんてこな広がりがたまらない」とか、そんなふうにビビビ!と心を動かして、たまらなくなってこの土地を手に入れてしまったのだろうなと思う。私もぜひ、こんなふうに感性をぐぐっと傾けて、住むところをみつけたい。
 
 もちろん、そんな土地に工夫して建てられた建もの自体も、とても個性的だ。
 モニュメントのような枝付き丸太の大黒柱が中心にある、山小屋のような雰囲気のお家。1.5階の高さにある玄関を入ると、少し上がって2階部分にLDK。食事に、勉強に、創作活動に、自在につなぎ合わせて使える机が据えられた板の間と、一段高くなったごろ寝のための畳。はしごを上れば居間を見下ろせるロフトのような空間を楽しめる。1階は、日照を期待できない立地上、2階から下りてゆくと地下に下るような感じになる。5角形を楽しく巧みに区切って、トイレやお風呂場、寝室、衣装部屋などの小さな小部屋が連なるフロアにされている。この1階で特素敵なのは、寝台列車のような子供のための個室。寝床と、ほんとにほんのちょっとしたスペースが添えられた、一人になれる空間。もう、大好きだ。
 
 このへんてこな土地に、建築家は「ちょうどよい洞穴」のような建ものをつくりあげ、この家族はどんどん暮らしを想像して創造して、お家をつくりあげていた。私もぜひ、こんなふうに想像力と想像力を結集して、「いい家にしたでしょ?」と自慢したい。
 
 
 でも実は私、ちょっと野暮ったいな、とも感じた。
 お部屋のあちこちに彩られた家族の作品や目隠しの扉のない作り付けの棚、個性的な構造や装飾物など、「有機的な」と渡辺篤史さんが表現した部分が、私にはちょっとうるさいようにも感じたのだと思う。なにしろこの番組で紹介されるお家は、スッキリが多いから。それでも、エネルギーに満ち満ちたこのお家と家族は、とても健やかで素敵だった。
 
 時に私は、物を選んだり作ったりすることが怖い。プロでないから、センスに自信がないから。野暮ったくなるから。誰かが、野暮ったいと思うのじゃないかと思うから。でも、いろいろ隠してすっきりさせることや、洗練された物で彩ることだけじゃなくて、なんだかこう、感性と想像力と創造力でお家をいっぱいにするって、体によさそうだなと、そんなことをこのお家から感じた。

GARRET(M邸リノベーション)

●設計事例の所在地: 
福岡市中央区
●面積(坪): 
61.7m2(18.6坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

LDK

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

住ながら手を加えていけるスケルトンに近い空間(売主)

依頼者があなたに依頼した決め手: 

シンプルなデザインを気に入って(売主)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

福岡市中央区にある築31年のマンションの一区画のリノベーションです。リノベーションして売却したいというオーナーに対し「セミスケルトン」というコンセプトを提案しました。セミスケルトンとは一般的な言葉ではありませんが、クラフトワンが考えるセミスケルトンとは、そのままの状態でも住めるし、必要に応じて手を加えていくこともできる空間です。利便性の高い土地柄を考慮し、単身者、夫婦、家族、SOHOといったあらゆる住まい方に対応できるよう努めました。この物件はWEBクリエイターの方が購入され、新たに収納や机を造作されるなどして住まわれています。

依頼者の声: 

「住む時間が過ぎるにつれ、山本さんの細部へのコダワリに気づかされ、同じものづくりをするものとして、敬いに気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」(購入者)

その他の画像: 

LDK。連動扉の収納は購入者の希望で後から追加で造作しました。

LDK

LDK

LDK。本棚とワークデスクは購入者が自作。

寝室

洗面室。奥はポリカーボネードで仕切られた浴室。

LDK(発売時)

LDK(発売時)

ユーザー 原田正史建築設計事務所 原田正史 の写真

寒い冬の時期、各ご家庭では、暖房器具をつけてお部屋の中を暖かくしていると思います。
そして乾燥しすぎている空気は風邪も引きやすくなるので、皆さん加湿器も使っていると思います。
その方がお肌もかさかさになりにくく、静電気対策になったり、目にも優しいですよね。

ところが、加湿しすぎると、建物の中で一番冷えたところから空気中の水蒸気が水滴となって結露として表面に現れてきます。

特に多いのが窓ガラスやサッシ、そしてこのように冷えたグラスなども、ですよね。

そこで結露対策として、工事が必要なものから、簡単に自分でできる方法をお教
えいたします。

まず結露はなぜ起こるかということを理解しておくと、この対策もわかりやすいので、少し解説いたします。

まず空気中に含まれる水蒸気の量ですが、温度によって違うのです。

つまり、梅雨時期などの気温が高い時は、多くの水蒸気を含んでいます。
そして冬場の気温が低い時は、空気中に含むことのできる水蒸気の量は少なくなります。

それは難しい言葉で言うと、温度により含まれる水蒸気の量「飽和水蒸気量」が違うということなのです。

例えば気温30度の時の飽和水蒸気量は、空気中1?あたり30.3gの水蒸気を含んでいますが、これが20度になると17.2g、さらに10度になると9.39g、0度だと4.85gにもなるのです。

今年の夏もあちこちでゲリラ豪雨がありましたが、これも上記のことで理解できますね。よく天気予報で
「暖かな空気に上空で冷たい空気がぶつかって・・・」
ということをよく聞きましたが、まさしく気温が急激にさがって、飽和水蒸気量の限界を超えて不安定となった水蒸気が雨となって落ちてくるのですね。

冬場の室内でも同じことが言えて、暖かく加湿された空気が窓側や断熱のされていない壁などで冷やされ、その部分から飽和水蒸気量の限界を超えて水分となって表面につくのです。これが結露ですね。

冷えたビール瓶や冷たく冷やされた飲み物の入れ物には結露ができやすいですね。

次ぎに結露対策として、結露が起きにくくする対策と、結露が起こった時の対策を書いていきます。

まず、結露が起きにくくする対策ですが、それは夏冬問わず、暖かい湿った空気の中に飽和水蒸気量の限界を超える気温を下げないこと。

冬場の例を挙げると、窓や壁の断熱性能をあげて、低い外気温を中に伝えにくくすること。

大がかりな工事であれば二重サッシを取り付けたり、いまあるサッシの内側にもう一つインナーサッシを取り付けて二重にしたり、また壁に断熱材を施したりと、工事をすればまず確実に結露は起きにくくなります。

でもここまで工事をするには工事費も工事期間も必要となりますので、そこまでするのはちょっとたいへんという方は、簡易な工事で断熱効果が上がって、結露も起きにくくなるという方法があります。

それはいま付いているサッシのガラスのみペアガラスに交換するというもの。ペアガラスというと1社の商標で正式には複層ガラスというのですが、ペアガラスがわかりやすいかなと思うので、ここでは複層ガラス=ペアガラスで書いていきますね。

通常のペアガラスは2枚のガラスとガス層があり、ある程度の厚みがあるので専用のサッシ枠にしないといけないですが、なんと既存のサッシにも入れることができる薄いペアガラスやアタッチメントが付いたペアガラスが各ガラスメーカーから出ているのです。

例えば日本板硝子のスペーシア・・・2枚のガラスの間に0.2ミリの真空層を設けています。
このガラスは、1枚のガラスに比べて断熱効果は4倍に上がります。

もう一つは各社が出しているアタッチメントが付いたペアガラス・・・通常のペアガラスの厚みに端部だけ既存サッシ枠に入るように薄くなっています。

さらにそこまでも工事をしたくない。もっと簡易に自分でなにか対策をしたいという方は、ガラスに直接結露防止シートを張るという手があります。

東急ハンズや日曜大工ショップとかに売っていますね。ただガラスに張るので、外が見えにくくなるのが多いですね。

次に結露が起こったときの対策としては、その水分によりカビが生えないようにしなければなりません。

夜結露が起こって、朝には窓を開けるなりして乾燥できればいいですが、翌朝もお昼も締め切ったままで、さらに加湿をするような状況ですと、カビにとっては環境のいい場所となります。
空気中にカビ菌が飛ぶようになると、健康にもよくないので、ぜひとも乾燥させる時間を造って乾燥させましょう。

特に家具の裏などの壁についた結露は乾燥もしずらいので、しっかりと乾燥させるように注意が必要です。

窓ガラス部分では、曇ってやがて水滴となって、ガラスを垂れてくる場合があります。
その時にはガラスの下部分に、水分を吸収し含んでたれ落ちないものがいいですね。

このようなシートを貼っておくと、ある程度水滴を吸収し、空気が乾燥したときにその水分を放出してくれます。
これも同様に一日中湿度の高い状態にしておくとよくないですけどね。

皆さん、これらを参考に、ぜひとも快適な暮らしをしてくださいね。

もし上記内容を写真・商品名付きでご覧になりたい方は、下記の私のブログに載
せていますのでどうぞ参考にしていただけましたらと思います。
http://msckknck1999.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-950b.html

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