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昨日までは、原色とそれ以外にもパキッとした
インパクトのある色を取り入れた家の事例を
順番にご紹介しました。

流行りな色合いではないのですが、
とっても美しく、お客様のセンスの良さを
感じたのではないでしょうか。

パキッとした色もオススメです。

さて。
今日は、全然違うお話です。

テーマは。
家いある当たり前についてお話していきます。

どういうこと?意味がわからない。
そんな声が聞こえてきましたので、
少し事例を挙げて説明しておきます。

以前、収納のシリーズでお話したこと。
クローゼットについてです。

知らない方もいると思いますので、
少しかいつまんで端的にお伝えしましょう。

そもそも。
クローゼットって、どこにありますか?
洋服を収納するための収納ですよ。

どこって??
寝室とか子供部屋にあるでしょう?

はい。
普通は、各プライベートな部屋に付属してます。
自分の服なので、自分の部屋に収納するって
とても自然な流れですから。

なんでそんな当たり前のことを聞くの??
って思ったんじゃないですか?

実は、ここ最近は、その考え方が少し
変わってきているんです。

自分の服が自分の部屋にある。
それって、服を使う立場から考えたら、
確かにそうかもしれません。

でも。
洗濯して収納する側から見たらどうでしょう?

洗濯物を各々に分けるまではいいとして、
それを各部屋に持っていくって大変じゃないです?

わざわざ、各部屋のクローゼットまで持っていって
その扉を開けて、ハンガーにかけたり、引き出しに
しまったり。。

結構手間なんじゃないかと思います。

そこで。
家族みなが一つのクローゼットになっていたら、
分けて持っていく手間が減りますよね。
片付ける側からしたら、ものすごく楽なわけです。

そういったこともあって、家族のクローゼットを
集約した、ファミリークローゼットにする御家族も増えています。

それでも。
ファミクロはありつつ、各部屋にもクローゼットがある
なんて方もいる一方、ファミクロだけにする方もいます。

各個室にクローゼット。
それって、「なんとなく」そうなのであって、
これまでは「当たり前」なことだったんです。

当たり前じゃない方が便利に感じる方がいるんです。

ということで。
そういったことをこれからお話していこうと思います。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※風景を眺める場所、話す場所、テレビを見る場所、読書をする場所などシーンによって位置を変える事の出来るソファレイアウト提案

家族の笑顔が育まれる

座のある住まい・・・・・。

家で過ごす事を考えた時に

大切にしたい

「落ち着ける居場所」の存在。

人は誰しも、

「ほっと安らげる場所」を

求めるかと思います。

家族と一緒にリビングで

くつろぐ方もいれば、

書斎で読書や

音楽に没頭する方も・・・・。

そんな

自分だけの居場所が

日々の疲れを癒し、

明日へのエネルギーを

養ってくれます。

この「落ち着ける居場所」を

間取り設計の中心に据え、

自然と家族が集い、

笑顔が生まれながらも

人生の喜怒哀楽に

そっと寄り添えるような

住まいの空間づくり。

座を見直すという事

家族の団欒と

癒しを生む設計のある空間に。

家族団欒を育む「座」の存在。

家族が自然と集まる

リビングスペースには、

暮らす人がそれぞれに

腰を落ち着けられる

「座」という空間要素が不可欠です。

例えば

畳コーナーに

腰を下ろしてゆっくりくつろぐ。

夫婦で晩酌を楽しんだ後、

ソファでうたた寝する。

子どもたちが

宿題や読書をするベンチ。

家事の合間に落ち着いて

リラックスできる

「ヌック・ヌーク」のような場所。

こうした場所があると、

日常のふとした瞬間に

会話が生まれ、

家族の時間も深まります。

個人の趣味を満たす「座」。

一方で、

自分の世界に

没頭したいときには

書斎や趣味部屋など、

プライベートな

空間が求められます。

落ち着いて

作業ができるデスクや椅子、

好きな音楽を

ゆっくり聴ける環境など、

ライフスタイルに合わせた

「座」を整えることで、

日常の満足度は大きく変わります。

高さと直線がもたらす空間の広がり。

開放感だけが

正解ではない理由・・・・・。

天井が高い=開放的、

天井が低い=落ち着く

というイメージが

あるかもしれませんが

単純に天井が

高いのか低いのか

ではなくそこにある要素の

「心地よさ」を重視します。

必要に応じて天井高を抑え、

落ち着きを演出する。

吹き抜けや勾配天井を活用し、

視線が伸びる

快適な空間を演出する。

奈良という地域でも

中南和や北部

奥吉野と呼ばれる地域など

環境や地域性は県内でも

様々です。

奈良の風土や

ご家族が持っている

暮らしの価値観を考えて、

バランスよく

空間の高さを

コントロールすることが

重要です。

視線の抜けを計算した

窓の配置。

人が室内にいるとき、

どんな動線で歩き、

どんな景色を楽しむのか。

窓の大きさや

位置を工夫して

視線を抜くことで、

天井が低めでも

不思議と広がりを感じられます。

たとえば、

腰を下ろした先の窓から

緑豊かな庭が

見えるように計画するだけで、

落ち着きと

開放感を

同時に味わうことが

可能になります。

見える線を減らし、

直線化する工夫する設計。

室内や家具の「線」を

極力減らすと、

雑多な印象がなくなり、

すっきりとした空間に

仕上がります。

ここに直線的な要素を

活かすことで、

視覚的に奥行きを

感じやすくなり、

落ち着きと広がりの

両立が叶います。

外観デザインと

落ち着きのある佇まい。

室内の天井高を

コントロールすることは、

建物の外観にも

大きく影響します。

高さを抑えることで、

周囲の景観に溶け込みながらも、

どっしりと落ち着いた

佇まいを演出できます。

奈良の街並みは、

地域にもよりますが

どちらかといえば

歴史ある建物や

豊かな自然が魅力だったりします。

マイナス面が多くても

場所の魅力をつくりだし

プラスに変化させて

そこに寄り添う

住宅を設計することは、

暮らす意識には

大切なことだと考えています。

家具が叶える暮らしの質向上。

造作家具で「座」を計画する。

「座」の快適性を

最大限に引き出すために、

オリジナルの

ソファやベンチ、

テーブル、

収納家具などを

造作することがあります。

空間や動線に合わせた

寸法設計・・・・・。

素材の質感や色味を吟味し、

インテリアと統一感を持たせる。

座り心地や

使い勝手を追求した

ディテールの調整・・・・・。

これらの手間が、

暮らしをより豊かにしてくれます。

ご家族のライフスタイルに

合わせた

カスタマイズ。

ご家族の人数構成や趣味、

日々の過ごし方によって

必要な家具は異なります。

造作家具なら、

収納量や使う頻度、

座り方など、

細部までヒアリングした上で

最適化できるのが

大きな魅力です。

奈良の風土や

街並みに馴染む

家づくりを考えながら、

家族がほっと落ち着ける

「座」のある住まいを

実現してみませんか?。

暮らしを紐解く事で

住まいの「居場所」と「座」を

間取りの中心に据えた

暮らしやすさのある

空間づくりを丁寧に。

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
■やまぐち建築設計室■
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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I-4675、確認申請をしてくださる建築士さん(山口県)

ユーザー トオル4675 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
山口県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

新築の住宅のカーポート取り付けを依頼されたんですが、結構大きめのカーポートを2台取り付けされたいらしく確認申請が必要みたいです。
確認申請をしてくださる建築士さんはいらっしゃいませんか?
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4674、RC住宅を建てたいので、対応できる方(東京都)

ユーザー Jinnn の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京都港区、一軒家を建てたいです。
土地はすでに取得済みです。
土地面積約70坪、建蔽率60%・容積率300%
RC住宅を建てたいので、対応できる方がいらっしゃいましたら連絡ください。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から、原色をインテリアに取り入れた
建築事例をご紹介しています。

昨日は、三原色ではないのですが。。
とても鮮やかでパキッとした色合いを使った
インテリアをご紹介しました。

今日はその続き。
かなりインパクトのある色使いを
ご紹介しておきたいと思います。

こちらをご覧ください。

ロフトスペースなんですよね。
閉じすぎず、2階と空間がつながっています。

このスペース。
寝室として利用しているんです。

向かって右側の壁紙。
輸入壁紙なんですけど、すごいインパクト!

ちょうど窓からの光で輝いていますが、
実際は、もう少し落ち着いた雰囲気。

それよりも。
とてもきれいな色なんですよね。

淡いピンクと組み合わせているおかげか、
強烈さはかなり和らいでいると思います。

それと。
この部屋の反対側を見ると。。

突き当りは真っ黒!
漆黒をイメージしているそうです。

階段箪笥を上ってくると、この漆黒の空間があって
それを抜けると、このロフトスペースになる。

そんな演出になっています。

ここまで、原色を主としたパキッとした
色を使ったインテリアをご紹介してきました。

一つの家の中に、これだけの色ですから。

お客様の遊び心というか、独特なセンスに
感服しますね。

ご参考にしていただければと思います。

シルバーキャップ

●設計事例の所在地: 
奈良県葛城市
●面積(坪): 
20.00㎡(6.05坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

前面道路からの外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 長く使用されていなかった空きガレージを、サロン(接客スペース)にコンバージョン(用途変更)したものである。
 主構造の補強コンクリートブロック造・小屋組み木造の混構造はそのままに、既設トタン屋根・モルタル壁は撤去し、外装を新たにした。また、居住空間を造るために遮熱・断熱改修を施し温熱環境を改善した。
 内装は壁コンクリートブロック表しとし、野性味のある表情はそのままに、その他仕上げ材や照明計画を決定した。開口部に於いては民家で役目を終えていた木製建具を手直しし再利用した。また、建物前面には西日対策を兼ねたテントタープを張り、伸びやかな造形とした。
 空き家問題が進行する中、可能性を探り付加価値を高めることで、「場」を生みだし活路を見い出す取り組みを、不動産オーナーと共に考えていきたい。

その他の画像: 

勢野東の家

●設計事例の所在地: 
奈良県生駒郡三郷町
●面積(坪): 
60.65㎡(18.34坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

畳敷きのリビングダイニング

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦のためのお家です。

その他の画像: 

東安堵の家

●設計事例の所在地: 
奈良県生駒郡安堵町
●面積(坪): 
172.26㎡(52.10坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

前面道路(東側)からの外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦と4人の子供さんのためのお家です。

その他の画像: 

法隆寺の家

●設計事例の所在地: 
奈良県生駒郡斑鳩町
●面積(坪): 
150.04㎡(45.38坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビングからダイニングキッチンを望む

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 法隆寺から程近くの旧村の一角、四人家族(若いご夫婦と小さなお子さんお二人)のための住宅建築である。計画は広い畑地で一部を宅地に転用するところからのスタートだった。施主の希望するライフスタイルや所要室を勘案しつつ、残される畑地の使い勝手や資産価値を考慮しながら、慎重に敷地の大きさや形を検討した。

 また、計画地は風致地区内であったため、建物の外観に厳しい制限が掛かる中、表情豊かな佇まいの外観と緑地計画を熟慮した。内部意匠は奈良県産のスギ・ヒノキの無垢材を積極的に取り入れながらも、メンテナンス性や機能性が求められる建具などは意匠性を損なわない建材を厳選し、空調設備のアルミラジエーターを、動線は考慮しつつも視線のパーテーションとして機能させることを試みた。

 造り付けの家具類においても、施主・職人・設計者が現場で意見を交わしてデザインや使い勝手などを決めて造り上げたことで、互いに充実感と満足度を高められたことは、大変意義深かかった。また、良材を生産・供給していただいた産地や製材所、吉野材に惚れ込み情熱的に家づくりをされている工務店にも感謝したい。

その他の画像: 

根成柿の家

●設計事例の所在地: 
奈良県大和高田市
●面積(坪): 
173.95㎡(52.61坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

玄関側(北側)からの外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 ロケーションは、大和平野の旧村通りで正面(西面道路)には小学校が建っている。家族構成は、姉弟世帯と母の5人家族でお暮しの予定。

 正面は小学校ということもあり、登下校時の人通りは多く校庭から砂混じりの強風が吹いてくる。通り面は閉鎖的にならざるを得ないが存在感のあるファサードを表現するために屋根構成に変化を与え、外壁は左官と板張りを仕上分けている。

 内部一階は二間続きの畳室を持つ。居間・食事間の南面は二間幅の開口を確保し下屋をかけ、テラスを取り込んだ開放的な構成とした。

 一方、二階には畳敷きの掘りごたつのある茶の間越しに、月見台を設け夜空を楽しめるしつらいとし、変化に富んだ平面計画とした。

その他の画像: 

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