そうそう。
掃除しやすくするために、ユニットバス。
そんな発想の対極にあるのは、在来の浴室です。
「在来」って言葉は聞きなれないかもしれませんが、
壁や床に、防水の下地をつくって、タイル等で仕上げる。
そんなタイプを総称しています。
戸建て住宅でも、昔は、この在来が多かったです。
昔の家では、床と壁はタイル張じゃないですか?
タイルはずっときれいなのですが、その目地が。。
カビが生えたり、掃除しにくかったりしますよね。
そんな在来を採用するなんて、今はないでしょう?
と聞かれそうですが、そうでもないんですよ。
実は。
ユニットバスって、浴槽の長手の大きさに制限があります。
身体の大きな方だったり、ゆったりつかりたい人には、
その浴槽が狭く感じてしまうことに。。
浴槽を大きくしてほしい!
といっても、規格になっているユニットバスでは、
なかなか難しい。
そうなると、浴槽の大きさが自由に設定できる、
在来の浴室をつくることになりますね。
その場合、どうしてもタイルなんかを採用する機会が多いので、
目地の掃除はついてまわります。
つまり。
何を優先したいのかで、在来が最適な場合もあるということ。
いずれにするのかは、何を大事にするのかで違うので、
じっくりと考えてみていただけるといいかなと思います。
明日は、ユニットバスのいいところを残しつつ、
もう少し自由なことをしたい場合について、お話ししますね。