壁に落書き。
始まってます(笑)
とある家づくりの現場ですね。
大工の造作工事が完了して、仕上げの工程に入ってます。
落書きに見えるのは、下地の処理の跡です。
大工が、石膏ボードを設置する際にできるビスのあとと、
ボードとボードのつなぎ目をパテで埋めてるんです。
このパテの良しあしで、仕上がりが変わってくるので、
すごく重要です。
平滑に仕上がっておらず、凹凸があったり、
波うったりしていると、壁紙を仕上げた際、
それが、そのまま出てきてしまいます。
なので。
下地の処理ではありますが、丁寧に仕上げておきたいです。
ちなみに。
昨日の現場は、すごくきれいに仕上がっていましたよ。
そうそう。
壁紙をセレクトする際、凹凸の少ない、フラットなタイプを
好む方って、多いんですけど。。
フラットな場合、壁紙の厚みが、薄いことが多いんです。
なにかっていうと、薄いと下地の状態が、如実に表現されます。
壁全面をパテで処理するのであればいいのですが、
どこまで熟練でも、部分的な処理の場合、
多少の凹凸が出てしまうことも。。
ちなみに。
下地を全面処理すると、その費用がすごいことになります。
その辺りは、バランス感覚が大事ですね。
施工サイドとも、しっかり相談しながら、
決めていくことをお勧めします。