写真のクオリティは高くないのですが(笑)
この家の持つ空気感。
感じていただけますか??
何だか古めかしい。
とか。
レトロな感じがするね。
って感じた人もいたのではないでしょうか。
さすがに。
ここ最近の家ではないとは感じていただけたと思います。
「ここ最近の家」と簡単にひとくくりにはできませんが、
今の時代は、比較的、スッキリとしたデザインの家が
多くなってきています。
例えば。
内部のドアを見てください。
最近の家でよく見かけるドアって、
木目はあるものの、フラットで凹凸のないことが多いですよね。
でも。この家の正面に見えてるドアって。
枠がぐるりとまわっていて、その内側にライン、
さらに、四角い装飾がついてます。
内側のラインは、建具がゆがんだりしないようにする目的はあるものの
見た目を意識した構成になってます。
それと。
そのドアの外枠をご覧ください。
柱のような太さになってます。
最近であれば、どちらかというと、細め。
こちらの事例では、装飾として太くして、見せてるんです。
次に、床をご覧ください。
フローリングは、ヘリンボーン張りで、ここ最近人気があります。
ただ。
途中で別の張り方が挿入されていて、そこから切り替わってます。
その切り替え方が大胆です。
こちらの家。
大正時代に建てられた、有名な洋館なんです。
洋館といっても、全てが洋風なのではなくて、
和な空間もあって、いわゆる和洋折衷。
和と洋の共存する様が、何ともユニークな時代なんです。
以前にもこちらでご紹介したかもしれませんが。
こちらは、もっと面白い。
向かって右側の窓は、縦長のプロポーションで
上げ下げ窓という洋風なデザイン。
そして、枠に少し装飾がなされてます。
でも。
左側を見ると、太目の枠で囲まれてますが、形はシンプル。
しかも、戸は引地以外で、框戸。
民家なんかでよく使われる扉です。
だから。
この廊下を歩くと、不思議な感覚になりますよ。
こういった空気感を好まれる方もいらっしゃるんですが、
最近、私も、改めて、その魅力を感じるようになりました。
よく考えてみると。
上げ下げ窓。
框戸。
ヘリンボーンのフローリング。
今の時代でも、よく使われるデザインです。
温故知新っていいますよね。
ただ古くさいという見方ではなくて、その古さの中にある本質を
見極めて、今の時代で、新しさをとして見いだせるといいなと思います。
長きにわたり残るものって、残るだけの価値があります。
そういったものに触れながら、新しい発見をしてければと思います。
ご興味ある方は、「大正ロマン インテリア」で検索してみてください。
古いだけではない価値を見出せるかもしれませんから。
女性に人気のある、ナラ材框組の面材のキッチン。
ウッドワンというメーカーが取り扱っているもの。
無垢材ではありませんが、表面に突板という薄くスライスした本物を
貼ってあるので、とても自然な風合いです。
黒いアイアン手摺との組み合わせは、今でも人気ありますね。
ちなみに。
こちらのキッチンは、数年前に設置しています。
でも、スタンダードな面材ゆえに、時代を感じさせないキッチンですね。
そうそう。
今日の話のポイントは、キッチン本体じゃないんです(笑)
素敵なキッチンのその先です。
こちらの家では、キッチンのすぐ脇に、大きなパントリーがあります。
どれくらいの大きさなのかというと。。
キッチンの幅よりも、90cm大きいです。
その幅全部が、床から天井まで、収納棚になっているんです。
どれだけストックあるの?全部使ってないんじゃない?
と思われたかもしれませんね。
でも。住まわれてからうかがった時には、しっかり収納されてました。
こちらの奥様は、料理がとてもお好きで、
食材もそうですが、いろんな調味料なんかもストックされてます。
ですので。
大容量ながら、食材なんかで結構うまっていました。
ただ。全てが食材ということでもありません。
キッチン周りで使う日用品って、結構ありますよね。
キッチンペーパーやラップのストックや
お菓子を作ったりするのであれば、そのための器具なんかもあります。
最近のキッチンは、引き出し式になって、ずいぶんと収納力は増えてます。
それでも、不足感を感じるのであれば、パントリー兼倉庫を近くに設けましょう。
こちらの家では、パントリー先に、勝手口を設けています。
一番の目的は、ゴミですね。
勝手口を出たすぐのところに、プラゴミや缶や瓶等のストッカーがありました。
そういったゴミって、結構かさばるので、家の外に出しておきたいので。
こちらの家は、よく見ていただくと、キッチン背面に半透明の引き戸。
その中に、収納用の造り付け家具を設置されています。
腰高には、レンジや炊飯器等の家電を設置していて、
その腰下に、食器や食材等のストックを収納しています。
実は、向かって右側に、日用品を収納するための納戸があるので、
基本的に、そこに諸々のストックをしていて、
直近で使う分だけを、背面の収納にストックしています。
おそらく、これくらいあれば、普段使いの食器や食材は十分に
ストックできる容量なんですよね。
一枚目の方のように、料理へのこだわりが強い方であれば、
先ほどくらいのパントリーがあってもよいかもしれません。
こちらの家は、キッチン脇にあるアーチのかかった奥がパントリーです。
L字型に可動棚があって、その一部に、食器棚を置いてます。
引越し前に使っていた、家電収納+食器棚がまだ新しかったので、
捨てずに、それごと、パントリーに入れています。
そういった家具は、引き出しがあったりするので、
細かなモノを収納するのは、とても便利なので、それもオススメです。
こちらの家では、キッチンからパントリーへの行き来で、
ドアを開けたりするのがひと手間ということで、扉をなしにしてます。
気になったら、ロールスクリーンを設置する予定です。
調理中に、冷蔵庫やパントリーへの移動は、わりに頻度が高いので、
扉はない方が便利かもしれません。
ただ、来客に見えてしまわないような工夫は必要ですね。
キッチンとパントリー。
とっても大事なところなので、しっかり検討しながら、
自分にとって最善な量、配置を考えてみてください。
今回ご紹介する”川越増形の家”は南の方向に屋根がR状にそりあがった形状を持つ平屋のお家です!http://ohkokk.boo.jp/kawagoemasukata.html
この家には二つの中庭があります。プラン的には建物の真ん中に南北を突き抜ける廊下があるのですが、中間ぐらいの両側に中庭があります。一つは子供部屋と洗面脱衣室に…一つは寝室と和室に面してます。この子供部屋と寝室は一番北の端っこにあるのですが…暗くならないように南からの光を採り入れるために設置しました。
この二つの中庭はこの家に本当に豊かさをもたらしてます(^.^)/~~~
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映画「地獄の花園」を観てきたみーくん@建築家紹介センター(59歳)です。「普通のOLがヤンキーOLの抗争に巻き込まれてしまう」というありえない設定の映画ですが、途中から意外な展開もあって、楽しめました。脚本は芸人のバカリズムさんですが、いろいろな才能がある方ですね。
5月も半ばをすぎましたね。 だんだん暑くなってくると思います。
「暑さでバテた・・・」 とならないように、体調管理には気をつけてくださいね。
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集合住宅は立地する周辺環境を考慮し、競争力のある魅力ある計画を立案する事が重要です。 集合住宅についてモリイデザインワークス一級建築士事務所 森井 浩一さんとAz architectsの沖さんに伺いました。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼奈良県 学園前の住宅 株式会社 黒川智之建築設計事務所 黒川 智之┗ https://kentikusi.jp/dr/node/12701?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は奈良県の「学園前の住宅」です。
依頼者は家を建てる前は
「子供が独立し、老後を迎えようとする夫婦のための住宅を建てたい。 主に二人での生活になるため、プライバシーを気にする必要は無く、 開放的な設えにして欲しい……」
と悩んでいました。
そこで
「経歴を見ていただき、安心したので……」
と株式会社 黒川智之建築設計事務所 黒川 智之さんに依頼しました。
黒川さんは、部屋を細かく分割せずに、一つながりの開放的な空間の家を建てました。
「断熱は外断熱とし、冷暖房は壁体内の中に温風・冷風を吹き込むことで、 輻射熱により温熱環境をコントロールしています。 建材は、国産の木材と、 和紙やしっくいなどの白を基調とした自然素材を多用しています。」
と言っています。
依頼者には
「風の抜けも良く、 光も色々な場所から差し込むので全体的に非常に明るい家です。 冷暖房は直接風があたらないので、すごく快適です。 以前の家は、廊下やお風呂場が非常に寒い家でしたが、 今は場所ごとに寒い・暑いといったことがないため体への負担も少なく、 非常に快適です」
と言っていただきました。
開放的な家を建てたい方はぜひ建築家相談相談依頼サービスをご利用ください。
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▼6月5日(土)|設計相談会のお知らせ 千葉県 2021年06月05日 11:00, 2021年06月05日 14:00, 2021年06月05日 16:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/22805?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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【継続的なお取引希望】新築戸建てのボリューム依頼(千葉、岩手) 当社は千葉県に本社を構える不動産業者です。(千葉県3店舗、東京都1店舗、岩手県1営業所)建売住宅の販売拡大に伴い、ご協力頂ける建築士さんを探しています。 以下、募集内容です。 ①コンパクト戸建住宅の簡易ボリュームとプラン図作成案件予定地:(千葉、岩手)測量図、公図等をお送りするので簡易的なボリュームとプラン図作成して頂きたいです。(建築基準法・各種条例の調査と確認の上、作成お願いしております)※構造:木造2階建て※面積:20坪前後 依頼費用:1件10,000円納期期間:依頼してから3日程度 〇求める人材像〇・一級建築士もしくは二級建築士・建築基準法などアパート建築に係る各種法令や条例を調べてプランに反映できる方・スピード対応して頂ける方 《募集内容②》概要:コンパクト戸建住宅の設計、確認申請案件予定地:千葉県、岩手県依頼内容:確認申請の提出や設計業務依頼費用:都度ご相談想定棟数(年間):20棟 〇求める人材像〇・一級建築士もしくは二級建築士・建築基準法などアパート建築に係る各種法令や条例を調べてプランに反映できる方・アパートの企画について有意義な議論ができる方(スピード重視) よろしくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
画像の下の方をご覧いただくとわかりますが。
そうです。
洗面に使う水栓のカタログの1ページ。
昨日、とある家づくりの打合せのワンシーンです。
前回、ショールームへご一緒して、お風呂やトイレ等の
住宅設備をセレクトしていただきました。
その際、見た目は、もちろん意識しましたが、
機能性も重視した感じでセレクトされていました。
そんな中。
洗面だけは、いわゆる、メーカーの既製品ではなくて、
おしゃれな感じにしたい!というご要望。
ということで、いろいろお話させていただきました。
洗面台を構成する要素の中で、水栓って結構大事なポイントです。
というのも。
部品としては小さいのですが、想像以上に目立つので、
洗面を印象付けてしまうことも。。
もちろん、いろんなデザインはあるのですが。。。
既製品のように、シャワーヘッドが引き出せて、
シングルレバーで、混合水栓(水とお湯が出る)というと、
かなり、種類が絞り込まれてしまいます。
TOTOやLIXILですと、そういった超機能的な混合水栓はあります。
見た目は、お世辞にもおしゃれな感じに見えないかもしれません。
ということで、いろんな他メーカーのカタログを引っ張ってきました。
いろいろと見ていく中で、お客様が気に入りそうな水栓を発見!
お見せしたら、これいいかもということに。
でも。このタイプだと、ヘッドだけ引き出せないんです。
その辺は、使い勝手に関係することなので、
機能的な水栓と並べて、特徴を説明して、比較検討していただきました。
結果、現状、ヘッドを引き出さずに使っているので、
そういった機能はなくてもよいとのことで、おしゃれなタイプに決定しました。
モノのセレクトは、見た目が気に入ったからという一側面からだけでなく、
しっかりと機能性も含めて、自分の暮らし方、使い方と照らし合わせながら
最善をセレクトしていただきたいです。
こんな風に、水栓一つでも、こだわりだせば、いろんなセレクトができます。
自分らしいセレクトをしていただけるといいなと思います。
ちなみに、打合せ途中で、ザっと作図した洗面のイメージ。
プロとは思えないスケッチかも(笑)
これで、お客様とは、しっかりとイメージを共有することができました。
なかなか図面では、イメージしにくいのですが、
こんな超ラフな図でも、少し三次元に見えると、
イメージをしていただきやすいので、必要な時には、書くようにしています。
ユニークなカタチしてますよね。
こちらは、とあるオーダーキッチン屋さんにあったペンダント照明。
優しい曲線を描いたフォルムと、和紙のような透け感がいい雰囲気。
ついつい写真撮ってしまいました(笑)
もちろん。
オーダーキッチン屋さんとは、お客様と一緒にうかがって、
いろいろとお話させていただきました。
無垢材を使った、木製のオーダーキッチン。
しかも、ケヤキの無垢材ということで、期待大!
といっても、ケヤキの採用は、まだ正式ではありませんが(笑)
いろんな家づくりが進行中。
毎日、楽しませていただいて、ありがたいです。
とあるカフェというか喫茶店の外観。
こちら。
愛知県では、有名な尾張四観音寺の一つ、甚目寺観音の近くにあります。
近くというか、そのすぐ脇です。
古い町家をリノベーションして、喫茶店にしています。
外観は、当初の面影を残しつつ、一部新しくしてます。
正面の外観では、建物というより、暖簾がいい味出してますね。
暖簾がプレーンなおかげで、その脇にある赤い看板が、
パキッと引き立ってます。
内部は、太い柱や梁組、欄間なんかは古いまま生かしながら、
壁や天井を一部新しく仕上げたりしています。
全体的に、明るさをグッと抑えた、どちらかというと少し暗く、
陰影がきれいな空間構成になっていました。
この空気感。
とっても落ち着くんですよね。
お店の方も、とても雰囲気がよくて、これまたいい感じ。
おっと。。
カフェ紹介になっていましたが(笑)
昨日、こちらの喫茶店で、お客様と待ち合わせ。
美味しい珈琲とモーニングセットをいただいたのち、
その居心地いい空間の中で、打ち合わせをしてきました。
家づくりの方は、実施設計という詳細設計の真っ最中。
今までに経験がないほど、ユニークなカタチをしていて、
そのカタチゆえに、建築的には、とても難しく、ハードル高め。
その辺を、一つずつ、クリアしながら、設計を進めています。
昨日は、前回の変更内容の確認や、設計を進める中で、
変更をした方がよい内容を説明したりしました。
やはり、詳細な図面を起こしていくと、いろいろと気が付くことがあります。
なので。こういった図面って大事だなっていつも思っています。
実際。
この詳細な図面がないと、キッチンの正確な位置すら決まりません。
その辺は、しっかり図面化しながら、お客様との共有し、
現場でも迷うことなく工事できるような図面を作図しています。
実施設計。めちゃ大事ですからね。
午後は、別のお客様と待ち合わせ。
その目的は。。
木製のオーダーキッチンを製作するキッチン屋さんに会うためです。
こちらのお客様。
いろんな料理をされる方で、とてもよくキッチンを使われます。
なので。
ご自身が料理をするために、効率的で、使い勝手をよくしたい。
主要メーカーの規格型キッチンに合わせるのではなくて、
自分に合わせてキッチンをつくるというイメージです。
どこに、何をどう収納するのか。
どんな動きをするから、その収納場所が合理的だとか。
その辺を事前に書き出しておいていただきました。
(宿題多くて申し訳なかったのですが)
しっかりと書き出していただいていたおかげで、
打合せをとってもスムーズに進めることができました。
何を大事にしていて、どう使いたいのか。
そこで、どう暮らしたいのか。
家づくりのいろんなプロセスで、問われることです。
しっかりと、楽しみながらでいいので、
考えてみてくださいね。
上棟とは、棟を上げることでして、図のように木造の建物の屋根のてっぺんにある構造部材を据え付けることです。昔は、この日にご近所の人たちにお餅などをふるまったり、職人さんたちにご馳走するなどの式典をすることが多かったのですが、今日ではあまり行わなくなっているようです。棟木を支える束にお守りのお札をつけることは現代でもよく行われています。住宅メーカーなどではこの日(完成中程なので)に中間の検査を施主ともども行うようです。コンクリートや鉄骨の建物などでは、躯体が上がったときを上棟と言っているようでして、建築会社によっては、ここで中間金を支払ってもらうということもあるようです。
昨日、とある家づくりの関係で打合せがありました。
こちらの家づくり。
敷地が、市街化調整区域というエリアに入っています。
市街化調整区域とは、簡単にいうと、市街化を抑制する地域で、
基本的に家を建てちゃいけないエリアなんです。
それに対して、駅の近くや街の中心街は、市街化区域といって、
家を建ててもよいエリアとなります。
私の暮らしているところも、市街化調整区域。
あれ?家が建つの?
と思われた方。その考え方は正解です。
「基本的に」家を建ててはいけないんですけど、
ある一定の基準を満たした場合のみ、許可をとれば可能です。
市街化調整区域に暮らしている方だと直感的にわかりやすいかも。
「分家住宅」なんて言葉を耳にしたことありませんか?
ある地域に暮らしている高齢の方のお子様やお孫さんが
その実家の近くに、家を建てる。
お子様やお孫さんであれば、分家住宅という枠組みで、
市街化調整区域でも、家を建てることができるんです。
ただし。
全員が可能ということではないので、ご注意ください。
それをクリアするには。。
どうしても、そこで家を建てなくてはいけない理由が必要になります。
さらに詳しく知りたい方は。。
私でもよいですが、行政書士さんに相談してみてください。
そうそう。話を戻しますね。
敷地が市街化調整区域にあって、しかも。。
敷地の中で高低差があって、造成が必要な状況です。
県に家を建ててよいかの許可をとる場合、
大きく二つの方法があります。
造成がない場合と造成がある場合。
造成がある場合は、いろんな意味で、条件が厳しくなります。
今回、こちらの土地では。。
いろいろ条件を検討していったら、造成のある方がよい
ということになりました。
そこで。
昨日の打合せだったんです。
県に直接協議する前に、その手続きをしてくれている
凄腕の専門家に時間をつくってもらって、相談させてもらいました。
凄腕と書きましたが、ほんと。そうです。
百戦錬磨で、経験豊富なので、とても頼りになります。
この方が、いつもすごいなと思うところは。。
そのことに詳しくない相手に合わせて、説明ができることです。
難しいことを、難しいまま伝えるのは誰でもできます。
難しいことを、わからない相手の理解できる言葉で、
簡潔に説明するのって、ハードル高いはず。
それを、サラッとされるんです。
いつも、話させてもらって、勉強になってます。
私も、お客様に対して、そうありたいと思うからでしょうね。
大事にしたい感性ほ一つです。
話は戻りますが。。
いろいろ相談させていただいて、頭がクリアになりました。
何が課題なのか、ポイントなのか。
それを一つずつクリアしながら、進めていこうと思います。
こういった信頼できる方が、身の回りにいることに、感謝です。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: アトリエスプリング 石原潔さん...
相談させていただき、建築家の方にお話を聞いていただけたのは大変有意義でした。現在も継続中ですが、自分の相談の仕方がまずかったのか、返信いただけたのが限られた人数に...
難しい依頼だと思うのですが、話を聞いて頂けるとお二人から返事をいただきありがとうございます。お盆には帰省するのでその時に、...