兵庫県神戸市にある狭小で建築制限が厳しい土地です。4軒長屋の南端を解体し新築予定。低予算で全額ローン予定。 【イメージ】・シンプル・ホテルライクな非日常・外からの視線を気にせず開放的・アウトオブリビング・人が集まる(ホームパーティー)・モールテック(モルタル、土間)・開放的(光、緑、風)な浴室・外壁サイディングは嫌・光、風、緑 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
吹抜けって、ほんと気持ちいいです。
なんといっても、開放感がすごいですから。
この開放感にあこがれる方って多いんじゃないですか?
その気持ち。よくわかります。
でも。
採用するのであれば、それ相応のことを考えてください。
特に、2階に高さを吹抜けにするような場合は注意が必要です。
(まだ、ちょっと天井が高いくらいは大丈夫です)
それ相応って?と思われた方。
危険ですので、ぜひ気を付けてほしいことがあります。
例えば、この寒い時期。
何も考えずに、この吹抜けのあるリビングにいたら、
どうなると思いますか??
はい。想像付きますよね、きっと。
足元が、相当冷え込みます。
だって。
温かい空気って、上に上がっていくのですから。
シーリングファンもある一定は効果ありますが、
暖気が全部戻ってくるほどでもないですから。
暖房しても、なんだか足元が寒い状況が続きます。
最もシンプルな対応策は、床面を暖めるものを採用する。
そうです。床暖房やホットカーペットですよね。
それはそれで効果ありますよ。
でも。床暖やカーペット外れた箇所は。。
少し違う方法とすると。
家の空気を暖める暖房を採用することです。
薪ストーブを採用したり。
輻射熱冷暖房を採用したり。
全館空調を採用したり。
蓄熱暖房機を採用したり。
馬力のあるエアコンを採用したり。
設備の種類は、いろいろあります。
いずれかを採用すると。、ずいぶんとよくなります。
これらに共通して大事なことって。
断熱性能をしっかり確保することです。
室内で、せっかくつくった暖かい熱が、
すぐに外へ逃げてしまわないようにするため。
断熱談義は奥が深いので、今日はお伝えしませんが、
大きな吹き抜けがある場合は、特に気を付けていただきたいです。
見た目はもちろん大事なのですが、
快適さも、同等以上に大事なんじゃないかなって思うので。
建築関係者みなが、そういったことに詳しいわけじゃないので、
家づくりパートナーが詳しいかは確認するのがオススメです。
300年経つ大和棟の母屋をリノベーションしました。たたき土間は珪藻土に小上りもやり直し越前から漆職人を呼び拭き漆を施しました。構造体も全て耐震性を上げ、シロアリ被害にあった柱梁は入れ直しています。左の和室は一体としてコンサートや作品展の出来るギャラリーとして生まれ変わりました。
目視できるほど柱が傾いていたので耐震性を向上させ、古い良さを生かしてほしいとのことでした。
伝統家屋や技術・自然素材などに精通しており、デザイン的に現在的な要素を取り入れることができる。また構造や工法を勘案したうえで耐震性をUPさせることができることだと思います。
図面をおこすため詳細まで家屋調査を行いました。そのうえでリノベーションプランを考えプレゼンを行いました。建材は檜・杉・漆・漆喰・珪藻土・植物性塗料など出来る限り自然なものを用いました。古い材料に馴染み新しい空間を構成するよう気を配りながら、材料と色を決めていきました。
ご依頼者様は非常にお喜びいただき、日々この空間の中で住まうことを楽しんでおられます。竣工後も良きお付き合いをさせていただいております。
奥座敷が群青壁だったので、それを基本に加賀の群青壁を再現しました。手前の襖はクライアント様が合わせて京唐紙をオーダーし表具屋に貼ってもらっています。
群青壁の奥座敷です。今回茶室として使えるよう炉を切りました。
元々あったおくどさんに絵を飾れるように漆喰壁を塗り直しました。腰のなまこ壁調の陶板は色合わせをして岡山で焼いてもらいました。
元女中部屋が倉庫になっていたので、全面的に手を入れ応接間にリノベーションしました。丸い梁は既存の梁です。中央の京唐紙の額ありきで設えを考えています。
正面玄関へ向かうアプローチから応接間の額が見えるよう配した。
母屋に合わせガレージ門屋を新築しました。格子戸を二枚とも引き込むと車を入れることが出来ます。
母屋の台所から続く生活屋は構造のみ残してリノベーション。間にあった井戸を新しいキッチンから見えるようにデザインしました。
上部の梁は既存です。ダイニングからテラスを通して中庭が見えます。
生活屋のトイレ。飾り棚が潤いを与えます。
生活屋の洗面。洞穴のような曲面は壁から天井に掛けて和紙を重ね張りしています。表具屋ならではの技術です。
木の家の良さを伝えるため近郊の工務店が集まり開催した里山住宅博の設計を依頼されました。尾鷲の無垢のヒノキをふんだんに使い、囲炉裏を現代的にアレンジしたモデルハウスです。囲炉裏では実際に火をおこすことができます。漆喰の白い壁を墨塗装の黒が引き締めています。
無垢の国産材を用いながら新しい工法(ピン金物工法)で建てることを希望されていました。昔からある材料を新しい技術で融合するこれからの住宅の在り方をご提案しました。
古い技術や木のことを熟知しており、新しい技術と融合することをNPOを立上げ伝統的な材料・技術を新しいデザインで発信することが合致したのかと思います。
普通狂いの少ない集成材で行うピン構造を無垢材で行うこと、柱や梁を化粧材として使う真壁工法をピン構造で行うことは苦労しました。ピン構造のメーカーに真壁構造を理解してもらうのに時間を要し、全ての納まりをこちらで考え指導しました。
玄関土間に小上りの茶室は客間として利用する。
本格的な茶会(茶事)も開くことが出来るよう炉も切ってあります。
アイランドキッチンは檜集成材のオリジナル。右の戸は玄関土間、左は家事室になっており家事動線はシンプルにしてある。
主寝室のベッドヘッドの裏はクロゼットになっており家具として動くため、レイアウト変更も可能。見学に来られた多くの方がとても気に入られたそうです。
外観は鋼板サイディングにガルバリウムの屋根、離れの和瓦で和洋折衷に。里山住宅博の決め事で塀は立てない、屋根は勾配屋根を守りながら個性的な和モダンデザインに仕上げた。
木製の窓をフルオープンにすれば内と外とのあいまいな空間となり、昔の縁側のような使い方が出来る。
コンクリート打放しをご希望のクライアント様で6社の設計事務所コンペで採択いただきました。テーマはとにかく白ということで「Ashiya Blanc」と名付け、打合せを重ねていきました。現在も変わらぬ形で気に入っていただいています。
既存の建物もRC造で杭地業を行っていたため、杭を外して計画することを心掛けました。奥様が将来お菓子の教室を開きたいとのことでしたので、対応できる広いキッチンをご提案させていただきました。
もちろんプランニングを気に入っていただいたことが第一ですが、こちらからの提案を押し付けることなく、ご家族皆様のご意見をよく聞かせていただき、まとめてご提案したところが非常に安心だったと伺っております。
奥様が感覚的な方でしたので、好き嫌いがはっきりしていて工事業者、ご主人、お母様でも説得することが出来ないところを細やかにご説明させていただき、ご了解いただいたことが最も力を入れたところです。デザインに関してはほぼご提案通りにご納得いただけました。
お菓子教室・料理教室が出来るよう広々としたリビングキッチン。生徒さん皆で作れるようキッチンテーブルは5M×1Mの人工大理石です。現在では多くの生徒さんが来られ、とても人気の教室になっています。
ゲートを開けるとリビングキッチンに繋がる芝生のカーポートが現れる。奥にバーベキュー台などもあり、憩いの場になっている。
吹き抜けの玄関ホール。左側の階段下にはストックヤードがあり、通り抜けるとガレージに続く。階段踊り場にはご主人の書斎を配している。ここでもあくまで基調は白(Blanc)です。
玄関奥にはこの家で唯一の和室6畳はよく遊びに来られるご両親のための客間として利用しています。和室からは和の坪庭が見えます。
西側外観。アプローチ。
転勤を多く経験された建主夫婦はともに地元のご出身で、親御さんが元気なうちに実家の近くに家を建てようと、50代になる前に家づくりに踏み切られました。落ち着いた夫婦のための家として、二人でオープンに使うスペースをゆったりつくり、素材感を生かした質の高い空間をつくりました。中庭を囲んで、和室、LDK、寝室をコの字型に配置。中庭も内部と一体化し、生活空間を外までに広げています。併せて、バリアフリーにも配慮しています。居間の中央には中庭に向かい合うように大きな座卓を配置。近くに住む親御さんや離れて暮らす兄弟が度々訪れ、この家は夫婦それぞれの家族の中継地点となっているそうです。
当初RC造で二階建てを希望されました。敷地が広いことから暮らしやすく敷地を有効利用できる平屋と、予算の関係から木造をベースに提案したところ、とても気に入られました。外観のRC壁は強い西風除けにもなり、地域の方々から感心されました。
「大変快適に暮らしている」とのお声を頂いています。
玄関土間より南を見る。玄関へのアプローチは敷地からのアプローチと直交している。
家族室全景。写真左手が南。大きな無垢材のテーブル。作りつけ家具。木質の空間。
家族室より南中庭を見る。中庭を囲んでコの字型に部屋が配置されている。視線を遮るためのファイバーグレーチング越しに見えるのは井原鉄道。
天井が浮かぶ和室。風景を切り取り、見せたいところだけを見せる。
道路側外観夜景。正面左は車・バイク庫。5台収納。右の建物は隣家。
バイク5台と車一台の車庫、趣味の空間。家事導線を無駄なく。夫婦共働きで家事協力、忙しい。ゆったりと暮らす。自然を感じる。隣の実家とのつながりも重視している。
平屋の施工例(井原の家)を大変気に入られたため。
奥様のご実家の隣に土地を取得されたご夫婦と出会い、土地が広いので二階建てでなく木造平屋をご提案しました。敷地内にある大きな柿の木を残し、共働きのご夫婦の趣味、家事、くつろぎの空間をL字型に配置しました。バイク庫を経て、玄関、家族室、キッチン、ここでL字に折れ、和室、家事室、サービスヤード、書斎、寝室とつながっています。それぞれにこだわりの空間となっています。キッチンは造作家具で造り、手持ちの鍋、食器の大きさと数にあわせて寸法を決めました。竣工後、施工者からもお褒めの言葉を頂きました。
「大変気持ちよく暮らしている」とのお言葉を頂いています。
庭より。正面家族室、デッキ。右プライベート空間。「雨の音をききたい」ご希望に軒を深く出し、雨の落ちる姿も可視化した。
写真左 家族室より縁側を通って右寝室へ。柿の樹影がうつる。正面白壁は水まわり。
家族室。左造り付け家具。右和室。
家族室。キッチンより、和室、デッキ、寝室をみる。
正面は玄関、バイク庫を兼ねる。木の奥、二階建ては隣のご実家。
軒。柿の樹影。
床をご覧ください。
窓を通した光のカタチが、家型でユニークですよね。
リビングの天井が三角屋根だからじゃないですよ。
バルコニーが三角屋根になってるからなんです。
正面に見えてる窓は、幅2.6m、高さ2.4m!!
規格サイズは、最大級のサイズなんですけど、
リビングが広すぎて、それが普通に見えてます(笑)
こちらは、現在工事が進行中の、とある家づくりの現場。
昼少し前くらいだったのですが。
太陽高度の低いこの時期で、これkだけの光が差し込むって、
すごいですよね。
しかも。郊外ではなくて、名古屋市内だったりしますから。
それと。
正面には大きなバルコニーがあるんですけど、
その手摺を見てください。
しっかり視線遮れてますよね。
LDKとか、バルコニーで腰かけて過ごすのであれば、
隣家を気にせず、自分たちの時間を過ごせそうです。
まもなく、大工の工事が完了して、仕上げに入っていきます。
楽しみですね。
そうそう。
大工さんと話しながら、感じたことを少し書いておきます。
こちらの大工さん。とても仕事が丁寧で、すごいんです。
細かなところまで、しっかりと気が行き届いていて、関心してます。
そんな大工さんですが、次の現場は?って聞いたら。。。。。
分譲住宅ですって。。勿体ないですね。
こういった丁寧な仕事をする大工さんに、注文住宅を工事してもらえると
とてもいい家づくりにつながるのになって思いました。
優しい色合いや素材感が印象的な家。
こちらは、まもなく竣工になります。
昨日、こちらの家で、建築確認の完了検査があったんです。
その検査の立ち会いに行ってきました。
設計通りに、適法な状態の家になっているのか。
それをチェックしていくんです。
もちろんですが、検査は、何の指摘もなく、完了。
私が監理しているので、当たり前なんですけどね。
若いころは、検査になると、最終確認って、直前にいろいろ
チェックしていましたが、最近はそういったこともありません。
工事が進行している中で、大事なところは、事前にチェックして
施工者に伝えて、工事→確認が完了しているからです。
ありがたいことに、いろんな経験によって、磨かれました。
月末の完成に向けて、進んでいきます!
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
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