生活道路に対して、玄関土間と前庭は、住まいの独自性を保ちながら、地域との関係を人の感覚と物理的距離の両方からデザインを試みた。少しの距離感を確保することで、住まいはこの町の現実を受け入れられると思う。新しくこの地に住み始める家族と地域のコミュニケーションの場として、地域に対して威圧感のない開かれたファサードになるよう計画した。
住まいは岡山県北部、出雲街道 勝間田宿の代官所跡に、敷地の選定から参加させて頂いた計画である。敷地西側の地元住民しか通らない狭い道路からのアプローチになる。大きな瓦屋根は道路に向かって勾配をとり、道路側の圧迫感を減少させ、大きく跳ね出した軒で夏の西日を遮蔽している。道路側に視覚的に開放した玄関土間は、生活空間との緩衝地帯になる。そこには、カーテンもブラインドも無く、少し狭い間隔に並んだ柱が、わずかに外からの視線を遮っている。 家族4人の生活は、「どこに居てもお互いが見える」ことが求められた。リビング・スタディーコーナー・畳室・ダイニング・キッチンが大きな一つの空間に連なり、その上部のハイサイドライトからルーバー天井を通して外光を取り込んでいる。 最近の住宅を見ていると出来上がった時が一番きれいで、その後は、ただ汚れて劣化していくだけのものが多いと思う。この住まいは経年変化で、古びて色が変わり、傷がつき、手垢がついてよくなっていき、家族が生きた時間を刻み込んでいく建築を目指している。
道路側外観
土間
リビング
畳室
ダイニングよりリビングを見る
ダイニング・キッチン
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お正月にアニメ「約束のネバーランド」を一気に観たみーくん@建築家紹介センター(58歳)です。面白かったので、映画も観に行きたいと思っています。
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。
お正月はいかがお過ごしでしたか? 「お正月でリズムが狂った」 とならないように生活のリズムを整えてくださいね。
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■建築家紹介センター通信 2021/01/04
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その経験からそれぞれの構造の特徴(長所・短所)を融合した構造補強の模索を続けていました。
そして弊社において建物の改修設計及び改修工事を手掛けるようになり、多くの構造補強を……続きはこちら↓
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▼I-2756、新築を希望しています(埼玉県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/22092?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-2755、狭小敷地で経済建築を検討できる方(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/22091?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-2754、傾斜地に住宅を建築(千葉県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/22089?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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■お客様の声
※今号は特にありません
■当サイト会員建築家の設計事例
▼埼玉県 アルフラー邸 ジャムズ 一級建築士事務所 仲條 雪┗ https://kentikusi.jp/dr/node/11840?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は埼玉県の「アルフラー邸」です。
依頼者は建物を建てる前は
「居心地の良さと個性を合わせもつたのしい家にしてほしい 日当たりの良い母室を兼ねた家事室を設けること 猫にも居心地がいい家を建てたい……」
と悩んでいました。
そこで
「最初は事務所が近いから…… 土地がなかなか決まらなかったこともあり、 家について考えを交換する機会はたくさん得ることが出来ました。 ジャムズが手掛けた建物も見て体感しました……」
とジャムズ 一級建築士事務所 仲條 雪さんに依頼しました。
仲條さんは外観は目立たせず 小さな個人ギャラリーのようなたたずまいの家を建てました。
「中に入るとタイムスリップしたかのような古びた下見板貼りの室内。 そこで目に飛び込んでくるのは対照的なパープルの壁。
ホールに立つと まるで舞台セットの中いるような感じが得られます。 南の庭に面した家事スペースは6帖あり、 バスルームとはガラスドアで仕切られ一体的な空間になっています。
LDKが落ち着いた雰囲気の色合いなのに対し、 サニタリーは白。日当たりが良く清潔な印象の空間です」
と言っています。
依頼者には
「楽しい家になって良かった」
と言っていただきました。
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静岡県沼津市在住。夫婦揃って大の温泉好きなので、伊豆方面にウィークエンド・ハウス(いずれは終の棲家)を建設したいと考えております。できれば眺望のいいところをと思って、半年ほどまえから土地探しをしているのですが、たまにこれはという物件があっても、素人にはおいそれと手が出せないような傾斜地や崖地が多く、行き詰っております。コンセプトは、「半露天風呂のついた旅館の離れ」です。土地探しから相談に乗っていただける方を探しております。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
まだまだ階段ありますよ。
昨日に引き続き、もう少しだけ紹介しておきます。
こちらは、鉄骨を使った階段ですね。
階段を支える黒い鉄骨部分を、イナズマ型にしたデザイン。
直線では単調と感じる方には、このイナズマ階段もオススメ。
一点注意が必要なのは、階段下に入ると
鉄骨部の角が危ないため、小さなお子様がいる場合は、
何らか対策をしていただくことが必要です。
こちらは、よく見かける木製の階段なんですが。。
階段のカタチがユニークなんですよね。
よく眺めていただくとわかると思いますよ。
上り始めから、180°回転する階段って
実は結構珍しいです。
というのも。
少し余分なスペースが必要になり、功利的でないから。
でも。
こちらの家では、LDKから階段室に入った際、
階段の正面でなく、側面を見せたいということでこのカタチに。
よく見かける階段でもいいのですが、
ちょっとした工夫で、その階段が生まれ変わります。
せっかくなので、こだわってみるのもいかがでしょうか。
そうそう。
昨日、とある法人様と打ち合わせがありました。
昨年末にお声がけいただいており、
年始の仕事始めより前にゆっくりと話をしたいといわれていて、
昨日、うかがったしだいです。
じっくりとお話をうかがってみました。
今の時勢を読み取りながら、とてもユニークなことを考えていて、
ブレストするうちに、ワクワクが止まらなくなってしまいました。
ずいぶん前に知り合ってはいたのですが、
今回、その新しいチャレンジに、デザイナーとして関わらせていただく
ことになりました。
あまり具体的に書けないのは残念ですが、
今までにない、新しいモノを生み出すようなチャレンジ。
早ければ来年後半には実現するかもしれません!!
年始から、とてもいいお話いただけて、ありがたいです。
ご縁に感謝ですね。
茶室を主な用途として改装された、ゲストハウスです。
場所は、天龍寺近くですが、観光通りから少し入った、閑静な住宅地。庭は広く、改装前の建物には、趣きがありました。
外観も含めて、今回の仕事は、「デザインしました」というものではなく、「佇まいを整えました」という感じです。
腰掛待合のある、玄関前の露地
玄関土間茶室に入る躙り口と蹲居が設えてあります。
四畳半茶室
大炉も備えた、八畳広間茶室二間続きの茶室は、襖を引き込んで、大寄せの茶会にも使えます
畳敷きの広縁
ゲストルーム
バスルーム
庭園からの外観
京都市上京区にある、寺院の本堂修復・耐震補強工事です。築260年の建物が、生まれ変わりました。
江戸時代中期(1750~1760頃)の建物で、彫刻・彩色なども美しく、当時の特徴を良く残しています。傾斜した柱を矯正し、床下および小屋裏の腐朽部材の交換、金物での補強、そして土葺きの瓦屋根を金属瓦に葺き替えます。
本堂 内陣
ものづくりをされている会社の施設です。会社や、その製品のイメージから、外観はメタリックで、端正なフォルムとしました。
階段を上がると、室内に入る前に半屋外のデッキスペースがあります。建物のデザイン、プランニングの中核となる空間で、深い庇に守られ、気候の良い日は、憩いの場となります。
デッキスペース
事務所
休憩室・食堂
更衣室前の目隠し壁
外観
高齢者のための平屋住宅です。縦格子を設えた玄関前は、緩やかなスロープとして、車椅子が必要になった場合に備えています。
外観は和風のイメージで、屋外の床は、設計当初から施主のご希望だった、鉄平石の乱張りとしています。
玄関アプローチ
パーゴラのかかったスロープ
昨日のブログは、階段特集だったのですが、
反響が大きかったので、もう少し階段のお話です。
こちらの家。
LDKの一角に階段があります。
ちょうど吹抜けの中にある感じです。
開放感がすごいですよね。
L字型で、こんな風にスケルトン階段にするには、
鉄骨階段になりますね。
木製ですと、曲がっている部分を構成できないからです。
それと。
軽やかに、さらっと階段が据えてあるように見えますが、
実は、周りの壁と、かなりしっかりと固めてるんですよ。
固定するために、わざわざ専用の柱を入れてますしね。
そういった配慮がなされていないと、階段が揺れます。
こわっ。。
そもそも、鉄骨自体は、とても揺れやすいので、当たり前ですが。
直線の場合は、まだよいのですが、折れてる場合は、
しっかり固定しておきたいですね。
ちなみに。
その固定方法を知らずに作って、揺れが気になるとなった場合。
階段下に、鉄骨の柱を設置しないといけません。
せっかくの浮遊感が台無しになりますので、ご注意ください。
そうそう。話は戻りますが、一枚目の階段。
黒い鉄骨の板から、少しですが踏み板を出しています。
これ。
お客様のこだわりだったりするんですよ。
正面から見た時に、真っ黒じゃない方がよいそうです。
面白いアイデアでした。
こちらの階段は、一枚目と上り方は一緒ですよね。
先ほど説明した通り、構造的なことがあって、
木製の階段の場合は、途中までをスケルトンにできないんです。
ただ。
途中からだけでも、スケルトンにできると、
開放感がありますよね。
こちらの家では、もともと階段下を収納にしていたのですが、
階段が玄関ホールと隣接するカタチだったので、
スケルトンにして、ゆとりを持たせようということになりました。
実際、こちらの家の玄関おホールって、ゆったりしていて、
そこで何か寛げそうな広さになってます、
無駄に感じる方がいるかもしれませんが
こういったちょっとしたゆとりに空間があると、
窮屈な感じのない、ゆったりとした雰囲気になります。
こちらの階段は、色を白くしてます。
何をやってるのかというと。。
階段を目立たせるのではなく、溶け込ませてるんですよね。
こちらの家は、床が白い大理石なんですけど、
その中に、いきなり木目やブラックの階段というのも
フィットしないんですよね。
とはいえ、大理石でつくるわけにもいかず、
木製で、色を統一して、存在感を消しているんです。
もちろん、階段のカタチをしているので、まったく消せている
わけではないのですが、気にならないくらいにはなりました。
手摺を白くしたり、透明の素材を使ったのも、
その主旨に合わせて選定しています。
ちなみにですが。
白いからといって、真っ白にはしていませんよ。
床面を真っ白にすると、汚れが気になりますから。
少し木目を残した、白木目にして、埃等が気になりにくい
配慮もさせていただいてます。
まだまだ、いろんな階段がありますね。
いろんなデザインの家づくりをたくさんさせていただいたからこそ、
いろんなデザインの階段をつくらせていただきました。
意外にも、こんなにいろんな階段をつくれる設計士さんは
多くないかもしれませんね。
たかが階段。
されど階段。
いろいろ楽しいです。
とある家づくりの階段です。
木製のスケルトン階段になります。
鉄骨の階段とは一味違って、少し武骨な感じ。
LDKの中では、キッチンが主役になることが多いのですが、
リビング階段で、しっかりとつくりこめば、
こんな風に、主役級の存在感を演出できますよ。
こちらの階段
オブジェみたいで、きれいです。
階段そのもの以上に効果的なのは、
上の窓から差し込んできている光ですね。
きれいな光のラインができています。
踏み板の隙間から漏れている光によって、
きれいな陰影ができているのもいいですね。
この階段ですが、手摺だけは、スチールなんです。
もし、手摺を木製にしていたら。。
武骨を通りすぐて、やぼったい感じになってしまいます。
もちろん、それを意図していればよいのですが。。
武骨で重量感のある階段と、細くてシャープな手摺。
そのアンバランスな組み合わせによって、
この雰囲気をつくりだせているんです。
こちら。
同じ木製の階段なんですけど、どうですか?
折れ曲がっているか、直線なのかは別として、
蹴上のない、スケルトン階段の一つですね。
踏板を、両側の壁で固定して、
踏板が浮いているような浮遊感を出しています。
この階段のカタチって、ふさいでしまったら、
よく見かける階段になってしまいます。
こちら、ご覧の通り、螺旋階段ですよね。
螺旋階段は、そのカタチが曲線で構成されていて、
階段そのものが美しくなります。
こちらの家のように、白や黒でなく、藤色にしたりして、
自分らしさを演出するのもよいでしょう。
階段の踏み板は、木製にしています。
鉄骨素材の方がシャープで美しく仕上がるのですが、
やはり、日常使うことを考えると。。。
冬に冷たかったり、カンカンと音がしたりしますから。
それでも、これだけの存在感になるのは、螺旋階段ならではでしょう。
家を構成する、いろんなことに、しっかりとこだわりながら、
家づくりをしていくと、自分だけの、自分らしい家づくりが
できていきますよ。
そういった、丁寧な家づくりを、今年も、今後もしていきます!
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
初めてで何から手をつけたらいい状況の中、わざわざ遠方から相談だけのために駆けつけて頂きました。結果的にはリフォームはせず、住み替えという選択肢を選びましたが、...
今回、偶然、このサイトを見つけましたが、まず、運営側の対応の速さと丁寧さに驚きました。崖条例に関する事でしたが、1日でその分野に詳しい建築家から数件コメントが届きました。...
お仕事を依頼した建築家:土屋隆志設計室一級建築士事務所 土屋隆志 ...