愛知県豊川市の郊外に建つ,大きな屋根を持つ木造2階建ての建物です.親世帯と子世帯が同居する2世帯住宅です.建物の中央に中庭を設けるとこで親世帯と子世帯を緩やかに分け,プライバシーが確保できるように間取りに工夫を凝らしました.
建物の中央に中庭を設けたロの字型プランで,親世帯と子世帯が同居する2世帯住宅です.中庭が各世帯を緩やかにゾーン分けすることで,気配を感じつつもプライバシーが確保できるようにしました.
味のあるテーブルで、打ち合わせ。
に見えますね。
実は、こちらのテーブルは。。
トラックの荷台なんですよね(笑)
とある家づくりの現場にて、
関係者が集まって、全体会議だったんです。
通常であれば、建物の内部で実施するのですが、
コロナの関係もあって、建物内部ではなく、
屋外でやろう!ということに。
一同が集まれる場所はないかと探したところ、
ちょうど、トラックの荷台がいいサイズだったんです。
場所はともかく。
こういった全体会議は、とっても大事なんですよね。
各々の工事を担当する人たちが、
自分たちの工事の不明点を質疑したり、
他の工事関係者と調整をしたりするんです。
アチコチから、初歩的な質問や、
難しい納まりの話まで、多岐にわたります。
その辺を一気に考えて、返答していくことになるので、
結構大変だったりします。
でも。
曖昧にすると、関係者が困ってしまうため、
保留事項以外は、ハッキリと回答します。
保留があるの?
と思われた方がいるかもしれません。
そうなんです。
私で判断できることはしますが、
お客様に確認しないと判断できないことは、
基本的に、その場では保留にして、確認します。
お客様に確認すべき内容なのかどうか。
しっかり見極めて振り分けしています。
あっという間に2時間!!
経っていました。。
夕方からは、とある家づくりの打ち合わせ。
といっても、対面ではありません。
ZOOMを使った打ち合わせでした。
奥様がご懐妊されているので、万一コロナを映してしまったら
大変なので!!
今まで、打ち合わせに参加するばかりで、
主体的に、ミーティングを設定したりしたことがなかったので
とてもいい経験になりました。
やはり、対面の打ち合わせに比べると、
もどかしいところもありましたが、
もっと精度を上げていけば、打ち合わせできそうだと
感じることができたので、とてもいい機会でした。
こちらのお客様とは、今後もZOOMでの打ち合わせになりそうです。
コロナウィルス。
早く終息してほしいのですが、なかなか厳しそう。
コロナありきでも、しっかり家づくりを進めていけるよう
準備していこうと思います。
階段に1か所、材質の違う段板がある。建主の実家の階段板である。兄弟で良くこの階段で遊んだそうだ。撤去にあたって持ち運んだものである。記憶はかけがえのないもので、その価値を大切にしたいと思う。
住まいづくりでは、既存家屋の材料を再利用できないかというご相談がある。住まいの想いをお聞きし、最大限利用したいと考えている。
材料利用の住まいを2題ご紹介する。
昭和初期に建てられたお住いの改築である。改修を何度か行い今回は兄妹で敷地を2分割しそれぞれ建替えることとなった。
新しい住まいでは、門塀の大谷石を敷石に使い、門灯を再利用している。
室内では型板ガラスの利用、建具引手などを再利用した。
これも昭和初期のお住まいである。建主の祖父母の住まいだ。ご両親はこの建物の奥に住まいを建て、建主は祖父母の住まいがお気に入りだ。
床柱と照明器具のセードを再利用した。
ホームページのリニューアルが完了しました。スマートフォンへの対応とともに、全面的に見直しました。各作品ページでは、2ウィンドウで、大きく写真が紹介されます。今後も、微調整を続けていきますが、まずは、当初の目標を達成しました。ご覧いただければ幸いです。
とある家づくりの現場です。
足場がかかっていて、ハッキリ見えませんが。
奥に家の外観が、うっすら見えてきています。
なんともユニークなデザインじゃないですか??
この不思議なデザイン。
単純に、見た目を優先して決まってるのではないのが
面白いところです。
どちらかといえば、機能があって、それが
外観に現れたというのが、率直なところ。
単純に、見た目をきれいにするという意味で、
「デザイン」をする設計士さんもいるのですが、
私は、明らかに違います。
見た目がよくても、使い勝手が悪かったり、
汚れがたまりやすかったり、構造に負担がかかったりするのは
と好みではありません。
だからといって、「何でもない普通な」見た目でもありません(笑)
明らかに個性的であって、見た目にセンスを感じる
ことができるようにしてます。
せっかくの家ですから。
建築家に頼んでますし。
見た目がよくて、機能的で、メンテナンスもよければ
いうことないじゃないですか。
それを目指してます。
そうそう。
先日もお伝えしたんですが、こちらの家の外壁は、
ガルバニウム鋼板の横葺をイメージしたもの。
ガルバニウム鋼板っていうと、細い縦ラインになりがちですが、
敢えて、横葺き。
しかも。。。
ブラックが流行している中で、敢えてのシルバー!
この葺き方で、シルバーって、新鮮ですし、
とてもクールでかっこいいですね。
この家は、さらに、すごいこともあるので、
今以上のかっこよさ+ユニークさのある家になりそうです。
内部はこんな感じ。
ずいぶんと仕上がってますね。
ハイサイド窓からの光。
わかりますか??
一日中、この明るさを感じることができるんですよ。
石膏ボードの段階でこの明るさなので、
壁紙貼ったら、反射して、すごいことになるでしょう!
ほんと。ユニークな家づくりに関われて
有り難いですね。
感謝です。
グラスウールと防音…今回は201902に完成した上和田の家を紹介したいと思います!http://ohkokk.boo.jp/kamiwada.html
上和田の家では24時間ピアノが弾ける防音室を専門家にも入ってもらって木造でつくりました。一言では説明しきれないすごい技です(≧▽≦)ただ単に外に聞こえないというだけではなく…㏈をきちんと計算して取り組みました。端的に言ってグラスウールだけでは防音は難しいと思います(^^;
この上和田の家では…天井、壁にはグラスウール+ロックウールに合わせてフェルト、ゴム、合板などを何重にも…床にもフェルト、ゴム、合板などを何重にも…そうやって防音室をつくりました!!!
防音で困っている方はご相談ください(^.^)/~~~
がけ条例とは崖の付近に家を建てる際に、崖が崩れた場合のことを想定して 崖から一定の距離を離しなさいという主旨の条例です。 条例なので地域によって微妙に条文や細かい数字・緩和規定などが違います。 しかし、敷地が狭いので規定の距離を離すことができない……。結果的に建物が建たない……という場合があります。そんなときにはがけ条例に記載されている緩和規定を利用することで建築可能になる場合があります。 ハウスメーカーや工務店から「この土地にはがけ条例がかかっているので家は建ちません」といわれて困っている方は、がけ条例に詳しい建築家に相談してみることをおすすめします。 下記の文章は千葉県のがけ条例を読んで、まとめました。https://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/houritsu/gake.html地域によって緩和規定も違いますので、詳しいことはぜひお近くの建築家にご相談ください。
1.がけの下に建築物を建築する場合において、次のいずれかに該当するとき。a.建築物の外壁及び構造耐力上主要な部分(がけの崩壊による衝撃を受けるおそれのない部分を除く。)を鉄筋コンクリート造(がけの崩壊による衝撃に対し破壊を生じないものに限る。)その他これと同等以上の耐力を有する構造とし、かつ、必要に応じ当該外壁の開口部からの土砂の流入を防止するための有効な壁等を設置するとき。
「建築物の外壁及び構造耐力上主要な部分」を鉄筋コンクリート造にすることで緩和を受けることができます。なので家全体が鉄筋コンクリート造でがけ崩れの影響を受けそうな部分に窓などの開口部を設けなければがけ条例の問題をクリアできます。 木造の場合でも、がけの崩壊による衝撃を受けるおそれのある部分の基礎コンクリートを高くすれば可能です。また、一階だけががけの崩壊による衝撃を受けるおそれの場合は、一階部分を鉄筋コンクリート造・二階を木造にした混構造なども建築可能になります。
b.がけと建築物との間に、がけの崩壊に対して建築物の安全上支障のない塀等が設置されているとき。
がけと建築物の間に「建築物の安全上支障のない塀等」を設置することで建築可能になります。一般的に「待受擁壁」と言われています。
2.建築物を建築する場合において、建築物の位置ががけから相当の距離にあり、がけの崩壊に対して安全であるとき。
「建築物の位置ががけから相当の距離」について、千葉県のがけ条例の文章を読んでいると2つの例が紹介されています。1、がけと建物の間に谷や川がある2、崖の下端から50m以上、離れている上記に2点に該当する場合は、事前に相談すれば緩和してもらえる可能性があります。 また、基礎を深くしたり、杭などによってがけの崩壊に対して安全である場合は緩和されます。下記のページは福岡県のがけ条例を参考に作成したページですが、千葉県でも同じように緩和されると思います。 がけ条例と安息角
3.建築物を建築する場合において、構造耐力上安全な擁壁が設置されているとき。
構造上、安全な擁壁を設置すれば、がけ崩れの恐れはなくなりますのでがけ条例も緩和されます。
4.建築物を建築する場合において、がけの形状及び土質により、がけの崩壊のおそれがないとき。
土質などの調査を行ってがけの崩壊の恐れがないときはがけ条例が緩和されます。
千葉県のがけ条例を読みながら解説しましたが、がけ条例は地域によって違います。似たような緩和規定があることが多いのですが、がけ条例を回避することが目的ではなく、建物の安全性を確保することが重要です。詳しくはがけ条例に詳しい建築家にご相談ください。
防音するには、まず知っておかなくてはいけないことは、重量に比例するということです。金属では鉛が重いので予算がふんだんとあるなら外壁に仕込むこともあります。しかし多くは予算の関係で他の方法ですることになります。内装材で石膏ボードを厚くするなどノウハウがあります。断熱のグラスウールで防音できないか聞かれることがありますが、冒頭で述べているように軽い素材は役目を果たせませんので要注意です。
一級建築士 南 俊治
北外観。
いかに安く品質の良い住宅が建てられるか。
友人だった。
1200プロジェクトは、総工費1200万円程度で家族と犬と猫が普通に住める住宅を造れるか。というプロジェクトに挑んだ建物です。 延床面積を30坪程度とすると総工費1200万円は超がつくほどのローコスト。このプロジェクトを実現させるために、この建物はお施主さん自らが発注者となり、各職人さんと直接契約する分離発注という方法をとりました。そして設計事務所が設計・監理・施工までを行いました。
ローコストでしたが、構造や断熱材などお金をかけるところにはけちらなかったので、夏でもエアコン一台で十分快適にすごせました。
音に関する言葉がたくさんあります。防音、吸音、遮音等です。ほとんどの方が、これらの内容を勘違いしています。防音は,室内から音漏れを防いだり、音が入ってくるのを防ぐ概念です。これらを実現するために、遮音と吸音があります。遮音はコンクリートのような重量のある物質により、音を反射して外部及び内部に入れない方法です。ただ、音が反射するので、音が聞き取れないような状態が発生します。ここで、吸音する材料で、音の反射を押さえ、室内の反響音を調整します。劇場などは、座席、カーテンで吸音して、壁、天井などの反射を利用することで、音が響くようにしています。防音するには、遮音しなければなりません。遮音の材料は、重量に比例します。グラスウールは、断熱、吸音には優れていますが、遮音には向いていません。また、室内で音漏れが多いのは、開口部、換気口等の壁以外からの音漏れが多いと思います。具体的には、ガラスは、2重にするか、開口面積を減らすことが効果的です。また、部屋と部屋の天井裏がつながらないように、天井裏まで、壁の間仕切りを作るように勧めます。防音は、大変難しいので、専門家に相談することを勧めます。参考写真は、音楽室です。天井は有功ボードを使用して、内部にグラスウールで吸音しています。
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