ユーザー エヌスペースデザイン室 佐藤 直子 の写真

住宅のリフォームとして述べます。
リフォームといっても、規模や要望、既設住宅の様子などで、建築士が関わらなければならない物件もありますし、かかわったほうがベターな物件、必要ない物件があります。
営繕や修繕的なものや、化粧直し(クロスの張替えなど)、住宅設備の取り換えのみの工事には建築士は大してやることはありません。
関わらなければならない物件として、増築や改築の場合は、一定以上の規模のもの。
関わったほうがベターなものとして、耐震、省エネに関わるリフォームです。
所得税の減税措置や、時々の補助金などを受けるためにも建築士のお墨付きが必要です。
使いやすく、住みやすくするためのアイデアも、構造がわかっている建築士でなければ自由な発想はでてきません。
たとえ設計料がかかったとしても、そのクオリティーや満足度の対価として、決して高いものではないと考えています。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今回は2月に完成したばかり…三世帯が住む~西町の家リノベーションを紹介しながらお話したいと思います!
http://ohkokk.boo.jp/nisimatinoie.html

このリフォーム物件も設計監理で携わらせて頂きましたが…リフォームにも建築士が必要だと私は思います。
リフォームにも色々なパターンがあるとは思いますが、特に今回のような内部を骨組みだけにして仕上げをやり直す場合特に…下地が露出された時に隠れた部分がきちんと施行されているか等の判断は施工者レベルではなく建築士が必要だったりします。
簡単なリフォームを除いて…リフォームは新築と変わらない部分も多々あるのです!
工事の種別にかかわらずやはり建築士は必要なのではないでしょうか!(*^ω^*)

ユーザー 杉山真設計事務所 杉山真 の写真

こんにちは!
杉山真設計事務所の杉山です!
今日のお題は、リフォームに建築士は必要か?ですね!
ほんとですね、誰もが思うところだと思います、
だって建築士は、うるさいし、お金はとるし、あれもダメ、これもダメ、リフォームなんだから、好きにさせてよー!と工務店さんや大工さんからの声が聞こえますね。
うーん、なかなか、設計士さんでコミュニケーション能力にたけた方は少ないので、
そんな感じに受け取られやすいです。反省!
ということで、必要かどうかと言われれば、必要!です。
まあ、設計士はお金を取りますし、物理的には物ができません。
でもですね、勉強はしてますし、法規も知ってますし、構造も知ってます。
もう少し付け足すと、設備も知ってますし、もちろん工事費の事も知っています。
リフォームごときで、と言わずに、リフォームだからこそと思ってください。
だってそうでしょう、リフォームは今までより良くしたいからリフォームするのであって、
今より良くするには、勉強熱心な設計士がいないと現場でのやっつけ仕事になってしまうのです。
よく、リフォームをすると段々金額が上がってきて、最後には大変な金額になったわ!
って聞きませんか?最初に計画しないと、あそこの工事もしないと、ここもしないとと、膨らんでいくのが当たり前になってますよね。
そこで、設計士が調査し図面を書き、見積もりを取り、予算を決めて、実行完成するっていう作業が生きてきます。
理想を図面化し、見積もりし、図面修正し、金額を合わせる。工事に入って多くの問題が発生することを、施主、工事者の間に入って、仲良く進めれるよう調整する。
このことに、生きがいを感じている設計士がいる。
ウーム、変態ですね。いや、失礼、素晴らしい人たちですね。
とかく、図面だけ書いて、あとは知らないよって、イメージを持たれている設計士ですが、
ほとんどの設計士は違いますよー!!皆が笑顔でよかったね!となるよう努力しています。
良かったねの言葉が聞きたくて、日夜勉強していますよー!
設計士に、こうご期待!あーれーー

リフォーム前外観1

外観2

提案プラン

外観

提案内装

完成外観

完成外観

内装

お披露目

薪ストーブ

営業中

施主と設計士

壊れかけた納屋をリフォームした店舗が表彰されました

I-2487、保有している土地の住宅のプラン(東京都)

ユーザー takadou の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
大田区
依頼内容: 

不動産会社のものです。
当社で保有している土地(売地)11.5坪の住宅のプランをお願いしたいです。
車庫なしの2LDKプランは既にありますので、概ねのハコは決まっているのですが
車庫(小型車)ありのプランを描いていただきたいです。
(1中・60/200・準防火・1高より、3Fは1室が限度かと、道路は南8.2mあります)
 
そのような依頼を受けていただける先生はいらっしゃいますでしょうか。
どうぞ宜しくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、ふと見かけた風景。

なんでもない川なんですが。

水面に太陽が当たって、

反射した光って、とても幻想的だななんて。

打ち合わせ前で、少し時間があってので、

車を降りて眺めてました。

自然の美しさって、ほんと心が洗われるというか、

癒されますね。

こういった感性は、持ち続けたいなって思います。

昨日、こちらへ。

どこって??(笑)

県の建設事務所です。

とある家づくりの事前協議のために行ってきたんです。

実は、お客様も同席でした。

こちらの家の敷地。

とっても大きくて、アチコチに崖があるんです。

敷地から上がってるところもあれば、

下がってるところもあって。

一番高いところから、一番低いところまでで、

なんと、高低差は、8m!!!

3階建ての建物に匹敵しますね(笑)

かろうじて、家を建てる範囲だけは、フラットなので

助かってますが、その周辺との関係が大事なんです。

こういった土地にかかる法規制で大事なのは、

通商、「崖条例」なんて呼ばれてるもの。

2m以上の高低差がある場合は、その2倍の水平距離の範囲内に

家を建てることが基本的にはできません。

何かのきっかけで、崩れたりしたら大変ですから。

ただし。。。

そんなこといってると、地域によっては、

家を建てられなくなってしまうため、

いろんな方法を講じることで、建てれるようになります。

シンプルなのは、土地をとめるための壁=擁壁をつくること。

しっかりと構造計算して設置すれば、安全なのですが、

すんごいコストなんですよね。

高さにもよりますが、下手すると1000万円単位!!!!

なので。

それを避けるための方法もあったりするんですよね。

その辺は、崖条例で調べていただくといろいろできてますよ。

そうそう。

話を戻して。

今回の敷地では、敷地が広いこともあって、崖条例はクリア。

ただ、もう一つネックになっていたのは、

宅地造成規制法だったんです。

一部、造成する必要が出てきていたのですが、

造成する程度によっては、この法律が適用されて、

すごい擁壁をつくることになったりするんです。。

その取扱いを管轄しているのが、県の建設事務所だったんです。

慎重な面持ちで、相談したのですが。。。。

なんと。

想像していたより、とても寛大な考え方でよかったんです!

名古屋市内では、結構いろいろとあったりするので、

慎重になりすぎていたようです。

結果。

もっと造成してもOKなんてことになりました。

これも一つの経験になりました。

今後は、こういった土地の場合、考えるポイントがハッキリした感じ。

これだけ経験してきているんですが、

まだまだ知らないこともあるんですよね。

日々学習ですね。

でも。机上の空論では、身に付きません。

具体的な案件をもとに、いろんな経験をさせてもらっていることに

深く感謝ですね。

矩形の平屋

●設計事例の所在地: 
熊本県上益城郡
●面積(坪): 
31坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外装は焼杉でシンプルな外観の平屋

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

全く同じ条件の土地や建物は2つとしてない。
地理的気候的条件の違い、その土地に元々建物が建っていたのか、田んぼだったのか、等。
その土地や建物が持つ記憶をどのように捉えるのかも設計者の仕事の内だと思う。

2016年の熊本地震で実家が全壊した。
建っていた建物は田の字プランで2階で蚕を飼っていたような昔ながらの農家の民家。
私自身は住んだことはないが、小学生時代の夏休み等には毎年帰省して慣れ親しんだ家だったので、
更地になった時は悲しかった。
建築主である両親からの要望は地震に強いことのみ。
そこで、元の家が田の字プランだったことから、
経済的構造的に合理性のある2間スパンの正方形グリッドで構造フレームを矩形に形作り、
年老いた両親が住むだけの家なので、シンプルでローコストな平屋を計画した。
また、西日が強かった記憶もあったため、西側に水廻りを配置し、極力開口部も設けなかった。
そして、九州では杉が手に入り易いので、外装に焼杉、内装も床は杉板を用いた。
開口部も既製サッシや天井にシナ合板等を用いて、
コスト面に配慮して、仕様を選択した。

その他の画像: 

登り梁の家

●設計事例の所在地: 
兵庫県神戸市
●面積(坪): 
51坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

柱のない、登り梁だけで支えた天井。床はナラ、天井はサワラで統一した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

設計は設計に対する知識・経験、
デザイン性やセンスの良さ等は必要だと思う。
ただ、それ以上に建築主の話に耳を傾ける、
建築主の建物に対する思いを共有し、
それを実現させるという覚悟や精神力がとても大切な要素だと考える。

この建物の建築主は大工の棟梁だが、施工にはほぼ関わっていない。
その弟子にあたる大工が施工を担当した。
何故本人が工事をしないか当初疑問に思ったが、いろいろと話しているうちに
誰にも迷惑を掛けない自分の家でその弟子にあたる彼に大工技術を学んで欲しいとの思いで、
ほとんど本人は関わらないということを聞き、その思いに感銘を受けた。
建物のメインのLDKの棟部は通常、棟木に梁を掛けるが、
棟木なしで梁と梁とを手刻みで重ね合わせて接合している。
また、道路側の物置の柱梁は接合部は全て手刻みである。
今の木造はほとんどがプレカット工場で数日で刻み加工が終わるが、
今回は刻み加工だけで1、2か月かかった。
その他、和室は真壁和室であったり、屋根は瓦の一文字葺き、
軒天は希少なサワラ材仕上げ等、至る所に建築主の思い入れがある内容も多かったが、
こちらもその思いに応えるように図面作成、現場監理で必死に応対し、完成を迎えた。

その他の画像: 

海が見える家

●設計事例の所在地: 
兵庫県神戸市
●面積(坪): 
49坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

白い外壁にレッドウッドのアクセントの外壁が映える。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築主の要望は様々。
敷地という固定化した縛りはあるので、要望に応えるには物理的に不可能なこともある。
ただそれでも、建築主の要望に耳を傾け、その要望に寄り添い、
それを越える提案をしていく必要があるように思う。

敷地からはそもそも海は見えない。
ただ、建築主の生活には海は切っても切り離せないほどに海が中心に存在する。
そのため、実際に海は見えなくても、海の存在を感じ取れるような、
もしくは、建築主の海の記憶を惹起させるような考え方や設えをすることで
建築主の要望に応えられるように計画した。
外観は真っ白な外壁に多少荒々しいレッドウッドの外壁を織り交ぜることで
海辺のリゾートの建物のようなイメージで作り上げた。
また、内装は建築主が一生懸命貼り合わせた自分達の希望する建物のスクラップブックを中心に、
打合せの中で今まで宿泊した南国のリゾートの話等を手掛かりに
その空間の雰囲気やそれぞれの場所の見せ方等を検討して内容を詰めていった。

その他の画像: 

段々天井の家

●設計事例の所在地: 
兵庫県川西市
●面積(坪): 
62坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リノベーション後のLDK。既存の梁を現しにし、間接照明と合わせた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

木造住宅は建設時期によって、構造や断熱、計画内容等の考え方が異なる。
特にリノベーションにあたっては、それぞれの時期による違いを十分理解して計画にあたることが重要である。
もちろん意匠性も重要だが、リノベーションは設計者の構造・断熱等を含めた総合的な建築的知見が試される。

今回計画は築30年の木造2階建て住宅のリノベーションである。
ただし、外装の状態が良いことと、予算上の都合から今回は1階内部のみの計画になった。
建築主の要望に沿った仕上げ等をいろいろと検討の上、ご提案した。
そして、その要望をさらに読み込んで建築的な操作で変化をつける内容もご提案した。
つまり、リビング・ダイニング・キッチンのヒエラルキーを天井高の操作によって創り出し、
空間の変化を敢えて創ることでその要望を超えるような空間作りを目指した。
また、確認申請時図面と既存建物は異なる部分が多かったが、
構造検討等を丁寧に行うことで構造・断熱補強を行うことができた。
建築主に総合的な提案を行い、それが実現できたように思う。

その他の画像: 

2つのリビングの家

●設計事例の所在地: 
兵庫県加古川市
●面積(坪): 
46坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物の玄関のある、道路側の外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

郊外に同じような街並みが拡がる。どの家も所謂、”nLDK”の間取りである。
”nLDK”自体が悪い訳ではなく、経済性・効率性を重視した結果の”nLDK”が
日本の街並みを画一的な、無個性な街並みにしているように思われる。
その時代、そこに住む人に則した間取り・計画を行うことで多様で個性的な
街並みが出来ていくと考える。

計画敷地は郊外の閑静な住宅地である。建築主はご夫婦とお子さんが一人。
間取りの希望は、所謂、”nLDK”の間取りであったが、
打合せを重ねる内にパブリックなリビングとプライベートなリビングの2つのリビングが必要であると確信した。
そのため、広めにとった玄関とセカンドリビングに繋がりを持たすことで
家族で過ごすプライベートなリビングとは別にパブリックなリビングを設けるに至った。
また、家に対するイメージを共有した結果、内外共に木の質感を感じられる設えが必要であると考えた。
外装材の一部にはレッドシダー、床材にはチーク、壁・天井の一部にはアガチス、
キッチンやテレビボード、ダイニングテーブル等の家具等はチェリー材、と
木の質感を重視した無垢材を多用し、空間性の充実を図った。

その他の画像: 

ページ

建築家紹介センター RSS を購読