●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地は中原街道の拡張に伴い不整形に造成されていて中原街道側と南側道路側との間には敷地内で4.5m程度の段差があった。この不規則な地形を解消するために、南道路側をピロティ状の地階とした。
中原街道側の1階は道路に向って大きな開口のあるショウウインドウのようにして通りから使うオートバイのアトリエとした。
2階にみんなの居間食堂をもうけ、ここを親家族と息子家族が使う団欒の場とした。
親家族のスペースはテラスをはさんで同じ階にし、息子家族のスペースは吹抜け空間をはさんだ3階に配置した。
互いに距離をもちながら、親家族と息子家族とが声がとどく関係をつくった。