ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場の写真です。

何だか迫力ありませんか?

2階がずいぶんと高くなってます。

いやいや。

この写真を撮影している場所が、2階なんです。

だから。

上に飛び出しているのは、2階より上なんですよ。

でも。

3階建てではないんですよね。

2階建ての家に、大きな吹き抜けがあるんです。

しかも。

その一角に、ロフトがあります。

南側に向かって、すごい勾配で屋根を

かけてるんですよね。

一番高いところで。。

10m弱!

実に、3階建ての高さがあったりします(笑)

なぜ、そんなことを??

面白いから。デザインだから。

そんなことはあり得ません。

この敷地ならではの理由から、

このカタチを選択しています。

その具体的な内容は。。。

秘密です(笑)

もう少し工事が進んできたら、お知らせしますね。

私が関わらせていただく家は、みな個性的なのですが、

こちらの家は、その中でも、結構すごい方です。

想像するだけでも、ワクワクしてきます。

さて。

どうなるんでしょう。

お楽しみに!

とある家づくりのため、敷地を視察してきました。

地図やストリートビューを見たりして、事前に

イメージを広げて、見に行ったのですが。。。

ムムッ。

よく見てみると、道路と敷地の段差が、想像以上にありました。

敷地と道路に高低差があると??

何が考えられる??

駐車場。

困りませんか??

駐車場をつくるためには、土留めという土を

留めておく、壁が必要になります。

しかも。

削った土は。。捨てるにも費用が必要なんですよ。

つまり。

家を建てるために、土地の造成が結構でるので、

その分、予算の確保が必要になります。

角地でとてもいい状況のはずが、

厳しい状況になっていました。

ただ。

南側が抜けていて、とても日当たりと

見通しがいいので、うまく計画できれば、

素敵な家になりそうです。

その辺は、しっかりと考えないといけませんね。

さて。

どんな家になるか。楽しみです。

いろんな家づくりが進行中。

毎日楽しませていただいて、感謝。

ガラスブロックの二世帯住宅

●設計事例の所在地: 
神奈川県緑区中山
●面積(坪): 
333㎡(100坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ガラスブロックの吹抜け空間
家族みんなが集う大広間。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・ 家族みんなで食事ができるよう広い居間と一緒の台所食堂が欲しい。
・ 収納をたくさんもうけて扉で中が見えないようにしたい。
・ 道路(中原街道)の騒音を防ぎたい。
・ 子供室は配置替え出来る部屋にしたい。
・ お風呂は広く。収納も広く。
・ 1階は趣味のバイク展示場にして仲間と集まって作業できるアトリエにしたい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は中原街道の拡張に伴い不整形に造成されていて中原街道側と南側道路側との間には敷地内で4.5m程度の段差があった。この不規則な地形を解消するために、南道路側をピロティ状の地階とした。
中原街道側の1階は道路に向って大きな開口のあるショウウインドウのようにして通りから使うオートバイのアトリエとした。
2階にみんなの居間食堂をもうけ、ここを親家族と息子家族が使う団欒の場とした。
親家族のスペースはテラスをはさんで同じ階にし、息子家族のスペースは吹抜け空間をはさんだ3階に配置した。
互いに距離をもちながら、親家族と息子家族とが声がとどく関係をつくった。

その他の画像: 

中原街道側の外観
道路に面したウィンドウに趣味のオートバイのアトリエをつくりました。
ガレージハウスです。

外観 夜景
障子のスクリーンのようにみえる夜景。

外観 南
建物の前面に立体駐車場があったため視線を遮るためガラスブロックを使用した。

大広間(リビングダイニング)
奥のテラスの向こうに親世帯の居住スペースがある。

キッチン
家族がみんなでつかう広いキッチン。

座敷
三方を障子の開口で囲まれた座敷。ここは親世帯がくつろぐ陽当たりの良いスペースです。

寝室
ベットを置くスペース。大きな衝立ての裏がウォーキングクロゼットになっています。

第二のリビング
子世帯のリビングです。簡単な湯沸かしキッチンをつけました。奥の突き出し窓の向こうがみんなの大広間です。

海をイメージしたカフェ

●設計事例の所在地: 
埼玉県さいたま市大宮
●面積(坪): 
100㎡(30坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

Cafeのデッキテラスに吊り構造のフレームをつくり、Cafeの室内とつなげて広がりある空間をつくる。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

海を感じてもらうCafeです。港に停泊するボートハウスをイメージしました。テラス側には外部に演出した疑似の水辺がつながり、テラスのウッドデッキと室内が連続する開放的なCafeです

その他の画像: 

エントランス
地面より少し高い位置にあるため船に乗り込む感じの階段をもうけました。

夜景

帆船のマットをイメージしたフレーム

オープンカウンター

Cafe室内からデッキへ連続した空間。

デッキテラスと開閉式テント

オープンカウンター

洗面スペース
白いタイルをつかってクラシックな感じにしています。

トイレ内は水辺を感じるモダンな色調にしています。

デッキテラス

千石の10階建て賃貸マンション

●設計事例の所在地: 
東京都文京区千石
●面積(坪): 
531㎡(160坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

打放しコンクリートの外観(千石通り)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

打放しコンクリート造の10階建て賃貸マンションです。
巣鴨駅近く、白山通り沿いに建ちます。

その他の画像: 

道路沿いのファサード

1階にはテナントとして店舗が入ります。

道路側正面のファサード
各室に大きな窓を持つ。

室内の大きな窓から外部の景観を取込む。

打放しコンクリートの仕上

強化ガラスで仕切られた浴室

清潔で開放的な浴室

キッチン

下北沢の賃貸マンション

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区北沢
●面積(坪): 
128㎡ (38坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

打放しコンクリート仕上の外観です。角地に面してシンボリックな表情をつくるため、コーナー部に鮮やかな色合いのタイルをつかいました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

世田谷区の下北沢にたつ賃貸マンションです。駅に近い角地に建設します。
住戸室内は3つの室にも分けられます。台所食事室,寝室,アトリエのスペースです。それぞれの間は可動の間仕切りで仕切られていますが、全て開放するとひろい一つのスペースになります。アトリエ系の事務所や店舗にも転用可能なように計画しました。

その他の画像: 

外観(南面)

エントランス

エントランス内部

可動間仕切りは1カ所にまとめると広いアトリエ空間をつくることが出来ます。
事務所などの使用を想定しています。シェアハウスとしての使用も可能です。

室内の可動間仕切り

可動間仕切りは1カ所にまとめると広いアトリエ空間をつくることが出来ます。

可動間仕切りを閉じてそれぞれの室を設ける。

浴室廻り

西落合の賃貸マンション

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区西落合
●面積(坪): 
207㎡(63坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

打放しコンクリート造の3階建て賃貸マンションです。室内は開放的なつくりで一分木材を使用しています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

住戸内に広がりある空間を確保するよう浴室廻りを開放的なつくりとしている。

その他の画像: 

アプローチ通路

各階プラン

開放的な室内。
コンクリートと木の壁

造り付けの開放的な浴室

メゾネット住宅

メゾネット住宅の上階

メゾネット住宅(上階)

壁を傾けて光を反射・増幅させる


 
住宅密集地は、利便性の高いエリアにあることが多い半面、日当たりが悪く室内が暗い、隣家からの視線が気になるといったデメリットがあります。
多くの場合、天窓を設けて光を取り入れますが、今回ご紹介する大阪市鶴見区のM様邸は、天窓に加えて傾斜壁を巧みに利用して光を室内に反射させることで明るさを確保しました。
どのような構造になっているのか、設計した平野玲以さんにうかがいました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 平野玲以建築設計事務所 平野玲以 の写真
豊中市上新田4-16-1-608
06-6155-6890

東、西、南側が住宅に囲われた敷地

 
M様邸はもともと、2世帯が棟割りになった住宅の東半分で、隣家は一足早く3階建てに建て替えていました。
東側と南側も2階建て住宅。開けているのは道路に面した北側だけでした。
事前調査で前の建物に入ったとき、真っ暗で驚いたといいます。
 
敷地面積は66平方メートル。
建蔽率が80%ではあったものの、建て替えに当たっては西側の住宅と切り離して隣家との間を50センチ離したため、建築スペースは間口4・8メートル、奥行き9メートルになりました。
 

 

↑間取り図
 

2階リビングが吹き抜けで解放感

 
M様邸ご夫婦と幼児2人の4人家族。
希望であった1台分の車庫と、子供の成長にともなって必要となるスペースを確保するために、3階建てにすることはすぐに決まりました。

最も光が乏しい1階は、車庫とバス・洗面所を設けると4畳程度のスペースが残されるだけ。ここはM様が希望された、趣味の音楽が聴ける部屋として活用しました。

2階はLDKと南側にご夫婦の寝室。3階には子ども部屋と、子どもたちが思い思いに勉強や遊びに使えるスタディコーナーを設けました。
子ども部屋とスタディコーナーを除くリビングから階段部分は吹き抜けになっているため、天井高は5・8メートルあり、解放感があります。
さらに日当たりのいい南東角は物干し用のテラスにしました。
 

 

傾斜壁が天窓からの光を反射して、室内がぐんと明るく

 
東西の壁には、隣家の視線もあって窓はつくれません。
このため、明り取りにまず考えたのが天窓です。
北側は道路斜線制限があり、屋根は45度ほどの傾斜になりました。
南側の屋根ははこれよりも緩やかな傾斜で、この最上部に長さ3メートル弱、幅35センチの天窓を設けました。
 
これでかなりの光は取り込めるのですが、さらに工夫をしたのが、天窓からの光が当たる2階リビングの北側の幅約3・3メートル、高さ約2メートルの壁を、上部が外側にせり出す形で光を迎えるように傾斜させたことです。
外からは、北側屋根の下端を頂点に、くの字型にまがった形になります。

しかも、傾斜壁は反射率の高い白色ペンキで塗装したため、天窓から差し込んだ光が当たると反射して、窓のないキッチンにも光が届くのです。
傾斜壁の下には高さ50センチの窓、3階のスタディコーナーの北端にも、非常時の進入口を兼ねた幅96センチ、高さ1・2メートルの窓を設けたため、こちらからも光を取り入れることができます。
 

 

断面図

↑断面図
 

傾斜壁のデメリット

 
傾斜壁は、家具が置きにくくなるというデメリットがあります。
一方で、建物全体に変化をつけられ、圧迫感も軽減してくれます。
 
平野さんも住宅に傾斜壁を設けたのは初めてだそうですが、
「開発によってきれいに整地された土地と違い、住宅密集地のように土地の環境が厳しいと、かえってそれが手掛かりとなり、一石二鳥のアイデアが湧いてくるものです」
と話します。
 

床面ラインを斜めにして奥行きを感じるように

 
天窓と傾斜壁の組み合わせだけでなく、M様邸にはほかにも工夫が凝らされています。
その一つが、3階のスタディコーナーを北側に行くほど狭くなるよう三角形に近い形にしたこと。
斜めにすることで、遠近法の原理で奥行きを感じると言います。
  
また、階段の手すりとステップの間、スタディコーナーの仕切りを桟や壁にせずに白いネットでふさぎました。
小さなお子様の安全を考えたためですが、これによりリビングから3階の子供たちの様子がうかがえ、2階と3階の一体感が増す効果もありました。
 

キッチンにカウンターテーブル

 
3階の床面の斜めのラインに沿って2階のキッチンに幅75センチのカウンターテーブルを設けました。
このテーブルをはさんで家族4人がゆったり食事できますし、準備や片付けも簡単。料理をしながら子どもの勉強をみることもできます。
大きなダイニングテーブルも必要なく、2階の共用スペースを広く使うことが可能になりました。
 

 

「いるだけで気持ちいい家」と、施主様も大満足

 
平野さんは、中学生の時に、インテリアデザイナーだった父親に連れて行ってもらった安藤忠雄展をきっかけに建築家を志し、安藤忠雄建築研究所で10年間修業して独立した経歴をお持ちです。
「社会における建築家の役割というのは、単なるデザイナーではなく、環境にそぐう建物を考えるなど社会に形として受け入れられ、残るものをつくることだと考えています」
と言う平野さん。
 
そのうえで施主様が気に入ってくれれば言うことがなく、M様から「家にいるだけで気持ちいい」という言葉を聞いたのがなによりの喜びだったと話しています。
  

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

青い空に映えますね!

何度か、こちらのブログで登場しておりました、

こちらの家づくり。

実は、昨日、竣工を迎えました。

黒い外壁と木目のルーバー手摺が印象的ですね。

2階の外壁に凹凸があって、その表情もユニークです。

右に飛び出した平屋部分は、玄関と駐輪場。

しっかりと庇がかかっているので、

雨の日でも安心してアプローチできます。

ハコ型でもデザインできた家なんですが、

お客様の要望を伺って取り入れたおかげで、

軒のラインがきれいな外観デザインになりました。

インターホンやポストのある傍には、

シンボルツリーを植えました!!

午前中は、とっても日当たりがいいので、

すくすくと育っていきそうです。

植栽は、手入れが大変ということで、

採用されないケースもあるのですが、

一本でも取り入れると、いい表情を演出してくれますよ。

そうそう。

こちらは、南側の庭。

この時期に、この色?

そうなんです。

人工芝なんですよね。

最近の人工芝は、見た目よくできていて、

いかにも!という感じではありません。

しかも。

肌触りも、想像以上にいいんですよね。

ご主人と息子さんが一緒に遊んでます(笑)

私も一緒に遊ばせていただいたんですが、

今時期だと、そのまま座っても心地よかったりしました。

この人工芝は、見た目ももちろんですが、

雑草対策としての意味もあります。

夏場の草むしりが大変ですからね。。

そういった意味でも、とてもいい仕上げなんだと思います。

昨日、こちらの家は、お引渡しとなりました。

工事が無事に済んで、ほっとしている反面、

何だか、少し寂しい気分になるのは、いつものこと。

これからは、現場ではなくて、

お客様の家としてスタートしていきます。

楽しみですね!

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

小さい家のインテリア。
夢のマイホームを色付けするともいえるインテリア。
インテリア次第で内装のイメージは大きく変わります。
温かみを出すために暖色系の壁紙を使ったり、高級感を演出するために石を壁に貼ったり。
インテリア方向性を出すのにはいろいろな方法があると思います。
雑誌の切り抜きをもとにお客様の好みを確認したり、建築家からの提案であったり。
予算とのバランス感も出てくるところでもありますので、
打ち合わせではいろいろと気を遣うところです。
テーマとなっている小さなお家のインテリアとして私がお客様にお手伝いするとしたら、
使いたい素材を極力縛るということかと思います。
居室が何部屋もある大きな家だとしたら、
居室ごとにテーマを決めてインテリアで遊びを演出する方法もありかもしれませんが、
コンパクトなお家でそのようなことをしてしまうと、
素材や色が多すぎるため方向性やテーマを見失ってしまうかもしれません。
また、素材が多くなりすぎると建物コストも上がりやすくなります。
例えば、吹き抜けの手するにスチールを計画し、タイルを壁に貼り…と、
素材を使うと目を惹くインテリアは計画できますが、
それぞれ鍛冶屋さん、左官屋さん…と、
専門の職人さんに工事をお願いすることとなります。
コンパクトなお家でこのような計画で進めると坪単価も割高になります。
予算に納まっているようであればいいのですが、
現実に打合せでは、予算調整のポイントになりやすいところでもあります。
 
素材を絞って計画することは、
予算を抑えながらもシンプルで質の高い計画にできる方法のひとつかもしれません。

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

■住宅『強盗犯』について
 前回は、住宅窃盗犯には2つのタイプがあること、および、そのうちの1つのタイプの素顔について、お伝えしました。
 もう一つの極は、強烈です。ここ10数年登場してきた強盗ともいうべき凶悪犯で、外国人に多くグループで犯行します。大金を手にするためには方法をいとわないハイリスクハイリターン指向です。方法は力ずくで、例えばガラスを壊すのではなく壁そのものを壊すほど凶暴で、通常の防犯設備では対抗できません。住人・隣人はもとより警備会社の警備員をも恐れず、制止しようと人が近づけば逆に撃退してしまいます。唯一恐れる警察官が到着するまでの時間に集中的に激しく犯罪を行います。ターゲットを裕福な層に絞りインターネットで金持ちを探したりもします。狙われたら最後、住宅を要塞化しない限り防ぐ手だてはありません。また、タイミングが悪ければ命の危険すらあります。しかし、この凶暴種は数は少なく、大半の窃盗犯は前者の職人タイプで「後者に狙われたら運が悪かった」というしかありません。(つづく)

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