ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、新しい家つくりのため、敷地を視察してきました。

閑静な住宅街の一角。

実は、名古屋市内でも、過ごしやすいエリアです。

地下鉄まで、少し距離はありますが、徒歩圏内。

それなりに、利便性のいい土地は、

周辺がビルやマンション、3階建ての家に囲まれてる

ような環境のはずなんですが。。

こちらは、閑静な住宅街。

まわりは、2階縦の戸建て住宅か、3階程度のマンションくらい。

こちらの土地も南側が道路で、

日当たりは抜群でした。

その理由は、この敷地が、とても厳しい法規制のエリア

に入っていることが幸いしています。

第一種低層住居専用地域(一番厳しい)

建蔽率:50%(敷地半分は空地)

10m高度地区(北側は高さを厳しく規制)

初めてご覧になった方だとわかりにくいのですが、

少しでも知ってる方だとピンときます。

法規制が厳しいことって、自分とっても大変なんですが、

街並みという意味では、とてもいい方向に作用します。

ということで。

とってもいい敷地でした!

少しわかりにくいかもしれませんが。。

この敷地に、和をベースにした、和モダンな家を考えています。

大らかなに流れていく大屋根をベースにして、

外壁には、塗り壁を採用したり、木の建具を採用したり。

建物に限らず、植栽も、しっかりとデザイナーを入れて

いい雰囲気に仕上げる予定です。

11月着工に向けて、正式にスタートします!!

楽しみです!

擁壁のある土地に南面オープン地下室のある家

擁壁のある土地に南面オープン地下室のある家

 
擁壁のある土地の場合、建て替えの際に建築基準法・施工・予算的によって、建て替えが難しくなる場合があります。
三村邦彦建築設計事務所三村邦彦さんの設計した横浜市南太田斜面地の家の場合、お施主さんは15社以上のハウスメーカー・工務店・設計事務所に相談しましたが、なかなか建て替えに至りませんでした。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 三村邦彦建築設計事務所 三村 邦彦 の写真
藤沢市鵠沼海岸7-12-13
0466-31-1770

 

地下室について知っておきたいポイント

地下室を建てる前に知っておきたいポイントをご紹介します。

地下室の費用

水回り等を地下室に設置するのを避ければ多少コストを削減することができます。
地中なので鉄筋コンクリート造となります。
地下室というと掘削するイメージがありますが、傾斜地などでは掘削がすくなくても地下扱いになる場合もあります。

形をシンプルにすることでもコストを下げることができますが、中途半端に小さいと面積当りの単価が高くなります。
バランスをみることが大事です。

地下室で普通に生活をしようとすると、地下にお風呂・台所・トイレなどの水廻りを設置する場合、排水設備でコストが嵩むので、予算を抑えたい場合には、地下室に水廻りを置くのを避けましょう。

地下室のメリット・デメリット

地下室は防音性に優れており、シアタールームなどにピッタリです。
また今回の事例では、擁壁一体型にしたので建築費用を抑えることができました。

地下のデメリットとしては、湿気対策をしっかりすることが重要です。
地下室はオーダーメイドになるので、ハウスメーカーは対応が出来ないので、ノウハウのある建築家に任せるのが安心です。

地下室の自作

基本的には、地下室を作ってから上物を建てるため、後から自作で付け足すのは難しいです。
地下室が欲しい場合には、計画・検討前の段階で建築家に相談をするのがお勧めです。

地下室と容積率

地下室は容積率に延べ床面積の半分までは含まれません。
例えば、総2階建てだったら、1フロア分は含まれない計算になります。

地下室の湿気対策

壁を二重にしたり、換気ダクトなどを通します。
エアコンを除湿で運転するのも効果的です。

地下室の増築

構造上難しいことが多いですが、隣に敷地が空いていてそこに地下室だけシェルターのように作るのは可能だそうです。
既にある地下室は、コンクリートを活かして内装リフォーム・リノベーションも可能です。

地下室の水害対策

大雨のときに水位が上がるようなところにはおすすめできません。
地下水位が高いところもあるので、地下水位にも注意が必要です。
防水は設計段階できちんと対応する必要があります。

地下室の維持費

換気ダクト・エアコンの電気料金が掛かります。
場合によってはエアコンを除湿でずっと回してもらった方が良いこともあります。

地下室とオーディオルーム

防音的なメリットがあります。

地下室を居室にする場合の採光

立地によりますが、完全に掘り下げた地下の場合は、ドライエリアを作ることで採光を確保できます。

地下室の断熱

地下室は、外気の影響を受けないので夏は涼しいし冬は暖かいという特徴があります。
断熱を施しておかないと結露しやすいので注意が必要です。
地下であれば、地上階の部屋よりも断熱はしっかりとした方が良いです。

地下室の内装

内装の制限はありませんが、湿気が強いので、調湿効果のない壁紙は向きません。
安いクロス張りは避けましょう。

事例紹介:横浜市南大田斜面地の家

お住まいになるご家族

40代のご夫妻と中高生のお子さん2人

間取り

地下にシアタールーム兼書斎
1階にリビングダイニングとパントリー
2階には寝室とリフレッシュコーナー、洗面・脱衣室に浴室、ウオークインクローゼット
3階には2つの子供部屋

横浜市南大田斜面地の家

↑横浜市南大田斜面地の家・平面図・断面図

土地の状況

親御さんが所有する敷地があり、親御さんの家のお隣に建築をしました。
西側には親御さんご世帯のお宅があり、東側は道路に面しています。

傾斜地で、南側がさがっており、北側はあがっています。
元々は親御さんが家庭菜園として利用されていた傾斜地で、南側に古い擁壁がありました。

南傾斜地なので日当たりは良好、駅からのアクセスも良い好立地です。

問題点

お施主さんからは、「既存の擁壁を新しくしつつ、家に至るアプローチも改善して欲しい」というご要望がありました。
今回のように古い擁壁がある場合には、合法的な擁壁であるかをまず確認する必要があります。

主に敷地条件とコストの問題が大きく、ハウスメーカー・工務店・設計事務所に相談しましたが、契約に至らなかったり、契約破棄になったりしたそうです。
設計事務所への依頼を決意し、三村さんにお話をした頃には、最初に家を建てようと考えてから約7年もの月日が経っていました。

擁壁と地下室を一体化させることで予算を削減!

最初の概算見積もりでは、予算を2,000万円オーバーしてしまいましたが、施工会社の尽力や仕様の見直しなどにより、最終的には当初予算に200万円プラスという形で収まりました。
工事会社の手が空く時期を選んだり、地下室のコストを抑えるポイントを踏まえたりすることで、予算を削ることができます。

また今回のように、別に擁壁を作るのではなく、擁壁と部屋を一体型にすることで、工期を短縮したり予算を削減したりすることができます。
古い擁壁にはいくつかの問題がありま、そのまま使用することができませんでした。
地下に設けたシアタールームは、「新しく擁壁を作るより、趣味の部屋を作りましょう」という三村さんからの提案です。

擁壁を作るのは、建築会社ではなく土木会社であり、許認可を取得するのにも時間や工数が掛かります。
擁壁を建物と分離すると、その分コストが高くなります。
特にハウスメーカーは擁壁分離型しか対応できないケースが多く、見積もりが高くなってしまう傾向にあるそうです。

その他に工夫した点

ロケーション的には南斜面なので、南側の眺望をいかしどこの階からも景色が見られるよう、バルコニー・ルーフテラスを設置しています。
1階と2階の動線は階段の回りを回廊する形になっており、家事動線に優れていて、生活しやすいのも特徴のひとつです。

シアタールームのアクセントになっている石壁は、数量が少なければそこまでコストは掛かりません。
新島の軽石を使用しており、見映え以外に軽さだけではなく吸音効果があるのも特徴です。
現在では、映画を見るだけではなく、お子さんのカラオケルームとしても活用されています。

大幅なコストカットを実現したのは、随所にみられる工夫です。
例えば、洗面台は2つのボウルを使用していますが、メーカーのものだと30万円程度になってしまいます。
ボウルを入手して大工さんにお願いすることでコストカットを実現しました。
既製品を使用するだけなら楽ですが、値段が高かったりマッチングしなかったりすることも多くあります。

また、外装は「ガルバリウムでシンプルに」というご要望がありました。
メンテナンスがほぼかからないだけではなく、3階建てなので重い瓦を避け屋根の軽量化を実現しています。

三村さんが手掛けるお宅は、敷地的に傾斜地などの問題を抱えているケースも多くあるとか。
だからこそ、経験をいかして適切のアドバイスをすることができるそうです。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

梅雨の晴れ間、窓を思い切り開けたいところだが、都内の住宅地の30坪一杯に建てた住まいでは隣家が迫り視線がどうも気になってしまう。
朝起きて木製ブラインド越しに見える朝日の中の住まいと緑は、心を落ち着かせてくれる。
上階に上がり、隣家の視線に入らないように窓を開けブラインドを調整する。
テラスの花が朝日を一杯に浴びている。
今日は、蝶々もお出ましです。

バルコニーには隣家の視線を避けるルーバーフェンスを取付けています。
ルーバーフェンス内はバスコートと物干場としています。

LDKより物干場は見えません。
緑が隣家の目隠しとなっています。

ランタナと蝶々

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日、こちらでご紹介した、外壁のタイル。

以前まで、タイルというと、

二丁掛タイル(22.7cm×6cm)というレンガと同じような

サイズが多く使われていました。

最近、マンション等で使われるタイルは、

45二丁タイル(45mm×95mm)が、まだまだ主流。

見た目は、なんとなく面白みの少ない仕上げでした。

最近では、細いボーダータイプのタイルも多くなってきました。

ただ。

細いタイプは多くなっていますが、

一枚目の写真のような凹凸のあるタイルは

さほど多くはありません。

カタログのイメージ写真等で見たとき、

少し派手に見えていたのですが、

実際、シックな色合いにしたこともあいまって、

とてもいい仕上がりになりました。

想像していた以上の仕上がりでした。

二丁掛のタイルだからといって

スタンダードすぎるわけでもありません。

こんな風に、時を経たような風合いの仕上がりで

かつ、色がいわゆるレンガ色以外であれば、

とても新しく見えますよね。

細かなタイルだけではありません。

こんな風に、大判のタイルを外壁に張るのも

高級感があっていいと思います。

写真なので、わかりにくいのですが、

このタイルは、一枚の大きさが、800X400もあったりします。

こういった大判のタイルを採用する場合は、

あまりフラットな感じにしないことが大事。

ベタっとしてしまいますので。

大判ゆえに、凹凸感は出しにくいのですが、

一枚の中に、表情のあるタイルを組み合わせると

いい風合いに仕上がります。

タイルの外壁って、他の素材にはない、

独特の風合いを表現してくれます。

一部でも、全部でも。

採用してみると、ユニークな外観デザインの実現に

つながっていくと思います。

INガレージ+2階LDK+大バルコニの家

●設計事例の所在地: 
岐阜県北方町
●面積(坪): 
41坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

この住宅は、1階がインナーガレージとプライベートルーム、浴室を配置し、2階がLDKと8畳和室を配置しそれに加えLDKからのテラスバルコニーと、3階は物干しドライエリアと物置と計画した建物です。
又、既存建物との間を中庭として、通風と採光を取っています

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

狭い敷地でしたが、使用している既存の工場が敷地奥にあり、それによる建物位置と自家用車ガレージを配置することが最優先でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

逆転の発想で、2階LDKとして、インナーガレージ屋根上を第2のLDKとして使用できるように計画したこと。
そのために、個室を1階に配置して、地震時の剛性を確保してあること。また2階は屋根なりの勾配空間としてあり、物干し場としてのロフトと物置が設置できたこと。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

逆転の発想による、豊かな空間と、ちゃんと使用できる第2のLDKテラスバルコニーを備えた、魅力的な住宅

依頼者の声: 

いろいろな魅力的な要素を備えた、逆転の発想による住宅です

その魅力を紹介しますと
①インナーガレージにより、雨にぬれずに愛車に乗り込むことができます。
②角地による三角隅切りされた残地部分を魅力あるバスコートと玄関緑地としてある点
③屋根なり台形空間による2階LDKの豊かな空間と、ちゃんと使用できる第2のLDKテラスバルコニー
④その台形空間ロフトによる3階物干し場と物置の設置
⑤中庭にある植栽クロガネモチ樹木による、いつも自然が感じられる緑溢れる内外空間
⑥猫が喜ぶ屋根上に登れる外観

その他の画像: 

コアン平家モデルハウス

●設計事例の所在地: 
福岡県久留米市
●面積(坪): 
36.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

「永遠の間取り」を自負している平家のモデルハウスです

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「多様で豊かな生活がイメージできる家」
「家は『食』と『家事』だ!」
「リビングを茶の間に変えよう!」
「老後、夫婦喧嘩、思春期、そんなことまで考えよう!」等々
コンセプトにしております。

その他の画像: 

I-2245、家のリフォームを検討しています(福岡県)

ユーザー はなお の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
北九州市
依頼内容: 

傾斜地(山の北側斜面の下の盛土)の一軒家住まいです。
斜面と家との間には擁壁(4m)があります。
この度、隣の空き地(同じ盛土の段の並び)を購入して、
併せて家のリフォームを検討しています。
駐車スペースのある。メンテナンスのし易い家を求めて
おります。御意見を頂ければ幸いです。

建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-2244、至急の依頼(用途変更)(神奈川県)

ユーザー sun の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
鎌倉市
依頼内容: 

【至急の依頼(用途変更)】

この度、借家(賃貸契約済み)にて、デイサービスを開設いたしたく、準備をすすめております。
バリアフリー条例の適用により、用途変更が必要とのことです。
至急、ご対応いただける専門家の方を探しております。
物件所在地は、神奈川県鎌倉市になります。

宜しくお願いいたします。

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-2243、がけ条例の相談と建築確認申請(静岡県)

ユーザー もちづき2243 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
静岡県
現住所‐郡市区町村: 
静岡市
依頼内容: 

購入予定の土地の一部が、がけ条例にかかっています。
基礎補強またはコンクリート壁を設けてクリアし、20坪程度の平屋ログハウスを建築予定。

がけ条例の相談と、建築確認申請をお願いしたいです。
設計はログハウスメーカーが行います。
よろしくお願いします。

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家創りの現場のワンショット。

直線で構成された空間の中に、

突如現れたシルバーの管たち。

そのうねった感じが、なんとも独特な

雰囲気を創り出しています(笑)

拡大してみると、こんな感じです。

直径30cmほどの管ということもあって

迫力満点ですね。

実はこれ。

全館空調のダクトという空気の流れる筒なんですよね。

大きなエアコンで作った冷暖房された空気を

ダクトを通して、各部屋へ運んでいきます。

実際、ダクトの直径はここまで太くないんですが、

断熱材を巻き付けているので、太くなっているんです。

結露したりすると大変ですからね。

全館空調を採用される方が、最近増えてきました。

断熱と気密性能を上げればいらないんじゃない?

って聞かれることもありますが。。

断熱と気密を上げても、何か熱源がないと

暖かさや涼しさを手に入れることはできません。

人によって快適さは異なるのですが、

家中をムラなくしたいのであれば、

全館空調は、選択肢の一つになるんだと思います。

ただし。

全館空調を採用する場合でも、

断熱性能はしっかり確保が必要です。

それと。個別のエアコンに比べると、

やはり導入コストは高めになります。

どこまでこだわるのかで、採否は分かれそうです。

午後、お客様、工務店と一緒に、

石材を探しに行ってきました。

アプローチ等の外構に採用するのが目的。

実は。

訳があって、写真に写っている石材たちは、

すんごいお値打ちに購入することができたんです。

この中から、使えそうな石材を選定から始まって、

量が足りるのか、表面仕上げがよいかを確認したりして

いくつかピックアップしました。

それを、運搬費がかからないように、

工務店にトラックで来てもらって、自分たちで

トラックへ積み込みました。

久しぶりの運動で、腕が筋肉痛になりそうです(笑)

おかげで、素敵な天然石を収集できて、

外構に採用できそうです。

とってもいい記念になりました。

ページ

建築家紹介センター RSS を購読