建築家の設計事例

限られた予算の中で、親世帯とは着かず離れずの関係を保ちたいとの要望から、水回りは共有しつつも各世帯ごとにリビングを持つことを提案しました。
又、自然の移り変わりを感じれるようにアプローチの植栽計画、隣地への借景も設計に取り入れました。

1階店舗、3階玄関で3階世帯と2階世帯を内階段でつなぐ2階部分を改修。

新設外階段よりの単独玄関を設けることで調度良い距離が出来ました。

自分の好きな楽器を習い奏で、歌をうたい、作曲や作詞を試み、
またすばらしい演奏や曲を聞き 音楽に出会う場 音楽堂
音楽のすばらしさを通して 明日の自己を発見して行く場 音楽堂

輸入カーペットと吸音材を主に取り扱う建材会社のための別荘兼オフィス。敷地の高低差により地下一階南面には外部空間をもち、ここにラウンジを増築する。北側からは採光が取れないため、増築により既存部への採光を損なわないことが重要であった。

この物件は付き合いの大工さんからの依頼です。ただ、いつもであればある程度の方向性が決まっているのですが、今回に限っては何も決まっておりませんでした。また特に要望もありませんでした。ですので、これを依頼者の満足できるものにすることが大変でした。

マイホームでゆとりを感じることが出来たら…との要望からスタートした住宅。「ゆとり」とは、物質的な広さや豪華さではなくて、安心してくつろげる場所、自然を取り込んだ優しさや和らぎ、といったイメージだと受け止めました。

老朽化した学生食堂と学生談話室および学友会(学生自治会)からなる学生厚生施設。
キャンパス内のふたつのシンボル的な庭園をつなぐ場をつくろうとした計画。
カーテンウォールに囲まれたエントランス。長大なキャノピーや庭に沿った平面形状など

L字型の変形敷地に親子2世帯が一緒に暮らす住まいです。周囲を屋根付の月極め駐車場に囲まれ、親世帯の寝室は北側の一番奥。言葉の響きからイメージするのとは違い、住まいの中で一番明るく静かで、風の通るベストポジションになりました。

クロシュ(蓋)をかける
株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
09年10月現在で27店舗を展開する”和カフェ”である。

西多聞通のワンルームマンション。

1階を店舗及び住宅のエントランスとし、2・3階を左右分離型の2世帯として計画しました。規模の大きさ、部屋数の多さから各部屋に明りが届くように建物中央にライトコートを配置しました。

内、外共に基本的に、手に触れる所は自然素材であり、職人さんが造ったと感じるような仕上げで提案させていただいています。

名古屋の東端の藤が丘に完成したマンション。
コンクリート打ち放しの外壁と 白いタイル貼りの外壁とが
シャープな表情をだしている7階建てマンションです。
1・2Fには事務所、3〜6Fは1LDKの賃貸、

築25年大規模マンションのメインエントランスのリニューアルです。見苦しい空調の室外機を移設したり、むき出しの設備配管を壁柱を模したデザインの中に納め、都心のマンションのエントランスとしてふさわしい空間となるよう工夫しています。

中庭を囲むU字型プランにして、1階には玄関とは別の裏動線をつくり浴室へ行けるように
しました。2階にLDK、子ども部屋も中庭を隔てたキッチンの対面に配し、スタディコーナーはリビングの一角にし、どこにいても気配が感じられるような明るく開放的な住まいになりました。

敷地に高低差がある為、南側から見ると平家になっており建ぺい率が30%の敷地に対してバランス良く計画されています。

建築と内装と家具をトータルデザインし、使用する木材を統一することで、建築や内装の端材から家具をつくることで、木材のロス率を下げる設計としました。素材を絞ることで統一感のある空間となりました。

お子様達が小さいので、リビング階段から2階に上がれるようにして、常にリビングを家の導線の要にしたことです。その甲斐あって、家族の気配が家の何処に居ても感じ取れるようになりました。
また、健康に配慮して、床は杉の無垢材にひまわり油のワックス、壁、天井は珪藻土などを採用。

古材の梁を見せるため吹き抜けを造りました。大きすぎる吹き抜けは寒いしコストもかかるため、片流れの大屋根としました。梁を探しに新潟まで出かけたり、古い建具を探す為千葉県までいったりと「創意工夫」の家づくりでした。

のどかな風景に囲まれた高台に建つ住宅です。田舎のようでありながらも、建蔽率30%、容積率50%という法規制のため、敷地に空地が必然的に生まれるのが特徴的な場所でもあります。その敷地に南側隣地が建築前ということも考慮しつつも、「南側の風景を大事にした家」をコンセプトに計画しました。

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