建築家の設計事例
可能なかぎり収納を設けて、カルテや医療消耗品等がしっかりと収められるようにしました。診療室の全体照明は、患者様が治療する際、天井を向いてもまぶしくないようにするために、吊り下げ式の間接照明にしています。 |
敷地26坪、幅4m未満の道路と3方向の斜線規制など、都心らしい厳しい敷地条件の中、独立3世帯に2台分の車庫とバイクガレージも備えた、空間を高効率利用した都市型住宅です。 |
明るく地域の顔となる診療所となるよう、待合室・リハビリ室の採光に気を使い、大きな窓を取った一方、庇をより深くすることで、冷房暖房の負荷の低減を狙っている。また整形外科という診療科目で全ての人が利用しやすいようユニバーサルなデザインを心掛けた。 |
※設計の基本コンセプト |
建て主様のお家に対してのイメージを形にしていく作業が主でした。 |
「心地よさ、自分らしさ」を強く求められていました。初期の打合せの中で出てきた話に、柳宗理がデザインした片手鍋の話があります。鍋の縁を歪ませるというちょっとした工夫が、調理における機能性を数段高めているという実例ですが、イメージの共有に大変役に立ちました。 |
雲の流れ 夕焼けに染まる空 月の動き 雑木林が茂る東側の山を背景に |
軽井沢の穏やかな別荘地に建つ、定年を迎えた夫婦+猫のための小さな住宅です。 |
満月の暦を一年通して調べ、山から出る方角を確認した。 その他、技術面の風とか日当たりとか音等は当然建築家であれば考慮する。 |
二つの家族を上下2つのフロアに分け、浴室と玄関を共有する形式をとりました。 |
施主がこだわりを持っているだけに、当方もでティールに気を使いました。予算的にも十分になく、まして施工業者が変わったのでコストが必要以上にかかりました。ただ、材料など安く仕入れる関係を知っておられたようで、その面はお任せしたことでデザインに集中できました。 |