建築家の設計事例

高知県を東西に結ぶ国道沿いに建つ建物です。
南国の美しい空に建物が溶け込むように、国道からよく見える壁を空の色に塗りました。また、南に太平洋を臨むその眺望のよさと南国の太陽、そしてさわやかな風を室内に取り込めるよう意識したプランニングにしています。

築40年近い中古住宅の改修計画です.
敷地の北側に広大な古墳の豊かな緑地を望む立地環境の中で,
自然を感じながらおおらかに住まうことのできる住まいを考えました.

1階にLDKと洗面室、浴室、主寝室を配置し、2階に子供室(2部屋)を含む木造2階建ての住宅。
LDK及び主寝室のある空間は吹抜けとし、家族の生活のための主体的な場所になっています。

地域の木材を中心に使い、耐震・断熱改修と共に、住みやすい間取りへ変更

周辺からは中が見えないが、施設のどこからでも庭が見え、トップライトからの光によって、室内にいてもその日の気候が感じられる空間を実現しています。

有料老人ホームの増築、改修工事です。
エレベーターの設置と共用部を拡張するための増築及び、既存建物内外装の改修を行いました。共用のリビング、食堂、廊下などを広げて明るく風通しの良い空間としています。

カウンター6席と座敷を備えた日本料理店。
客との一体感・くつろぎを重視するオーナーの意向から、カウンターは厨房と高さを揃え、
肘掛椅子を配し、ゆとりある開放的なカウンターとした。

リビングに面して個室が3つ並び、廊下のない空間とし、面積を押さえながら親子のコミュニケーションが生まれやすい間取りとした。キッチン・洗面所・玄関・勝手口は回遊動線とし、生活の裏方をサポートし、主寝室はプライバシーを保ちやすい配置となっている。

南側に3階建住宅が建つ、前面道路の狭い敷地でクライアントが望んだのは開放的で明るいガレージ付の住まい。南側は庭などのために空間を設けるのが定石ですが、この住宅では建蔽率のメリットを生かし、目一杯に寄せています。

単身で居住される予定の物件であり、プライバシー確保と2階で生活が完結できる間取りを希望されました。
その為、1階には玄関・客間・トイレとし、2階にLDK・寝室・浴室・洗面を設けました。

一番大きいところは、やはり予算。お若いご夫婦で、これからの生活もありますので、できる限り
費用に関しては透明化を目指しました。
結果、予算の削減ができ、当初、建売住宅で検討されていた内容をグレードアップできました。

敷地は上下の2面道路に挟まれた斜面地で、東側の下の道路はかつて軽便鉄道が走っていた線路跡で今は緑道になっています。西側の上の道路からが建物へのアプローチになりますが道路向かいには学校のプールの高い壁が連っています。

 住まいは岡山県北部、出雲街道 勝間田宿の代官所跡に、敷地の選定から参加させて頂いた計画である。敷地西側の地元住民しか通らない狭い道路からのアプローチになる。大きな瓦屋根は道路に向かって勾配をとり、道路側の圧迫感を減少させ、大きく跳ね出した軒で夏の西日を遮蔽している。

この住宅は<人>と<車>と<家>の新しい関わり合いを新しい視点で提案した、『カーマニアのための住宅』です。これまで家の片隅に追いやられていた愛車を家族の一員として家の中に迎え入れ、車と語り合える明るく快適な空間を用意しました。

室内は、木の素材感を活かしながらお施主様の思いを詰めた明るい空間になっています。ウッドデッキに出ると小さな畑があり、趣味も楽しめます。廻りを木の格子で囲っているので、プライバシーにも配慮してあります。

敷地はJR日立駅より徒歩15分程度の住宅地に位置します。はじめて現地を訪ねた道中、日立製作所をはじめとする工場を多く見かけました。敷地の隣にも中規模の工場が建っており、切妻屋根の工場建築は、この地域では日常的な風景であり、この街を象徴する‘カタチ’であると感じました。

この物件は「施主と建築家の広場」によりご縁を頂いたものです。
比較的広めの敷地に、中庭を中心として諸室を配置しその上に大屋根を架ける構成となっています。

数寄屋造りと力強い御影石の塀がご希望であったが、対立するふたつの表情に水平線という共通の形態を用いて調和させる試みであった。
また中央に伸びやかなホールを置いて、二世帯の緩やかな分割と接合を図った。

玄関があるのですが、お邪魔するのはいつもリビングダイニングの窓から。
でも、それが自然な感じです。
冬は薪ストーブの心地いいぬくもりが迎え入れてくれます。

リビングにはソファのかわりに、ハンモックが吊るすことができます。

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