旗竿地|建築家の設計事例

住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。
敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。

施工が難しい…地下を造りたいので施工する上でも工夫されたプランを造ってもらいたい
コンクリート躯体で勝負した!

仕事で使う車を含め3台分の駐車スペースが必要だったので、居住空間を空中へ浮かべることを提案しました。
間口が狭い分、天井を高くして、細長い敷地の特徴をそのまま空間化し、開口部を妻面にとって、どこまでも視線が隔てられない、広々とした空間を目指しました。

「ハートホーム宮野」はサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、ショートステイの機能を持つ高齢者住宅の複合建築です。

山口市内に建てたケアハウス、グループホーム、デイサービスステーションの複合建築物です。私自身の以降の高齢者施設設計の原点となるアイデアが詰まっています。敷地が農業用水で分断されていたことから、行政と水利権者への説明会を開いて移動させるとこができました。これにかかる申請業務も私達で行いまいした。

限られた敷地の中で、2つの外部空間を立体的に組み込み、内部空間との連続性により実空間よりも広がりを感じる建物となっています。

各住戸へは独立した外階段によって、個別にアプローチできるようになっています。

敷地の解放されている側は擁壁が下りていく北と西側で、南側は隣地の擁壁が2.5Mぐらい立ち上がっています。北と西側は眺望が開け、開放的なスペースを作り上げることが可能でしたが、なにぶんにも擁壁のために実際に建てられる敷地面積が小さく、2階部分にいかに大きな床を作るかがひとつのテーマでした。

連続した水平窓と外部の螺旋階段、水盤が特徴の2世帯住宅です。

敷地の特性上奥まった旗竿状の土地をできるかぎり解放的にするため、狭いアプローチから建物が来訪者を
受け止めるように、南東に大きく開き、水盤のある中庭に面して生活をするスタイルとしています。

今回の建物はテナント、美容室、賃貸住宅、オーナー宅と用途混在建物であり
尚かつ敷地形状が旗竿形式でありましたが各部分でのアイデア、光と風の採り入れ方、インテリア等
お客様の希望に満足以上の建物実現に繋げることが出来ました

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