シンプルモダン|建築家の設計事例

ご高齢の建て主にとって悩ましい敷地南北の高低差は、日照面でも大きな懸念がありましたが、ハイサイドライトを中心にした空間造りにすることで、平屋でコンパクトにまとめました。

単純な骨組み・無駄の無い構成・簡素な仕上げでコストダウンを徹底しつつ、アトリエの土間床から家中を暖める温水床暖房を採用しています。建主とご友人の作家さん共作のステンドグラスは、建物の象徴的な存在となりました。

岐阜の市街地に建つ家族四人の為の住宅。敷地は大きな道路から一本入ったところに位置し、西側に畑、北側に田んぼが広がっている。その西側と北側の開放的な緑の風景を生かしてこの住宅は計画された。

自邸をつくるにあたり、時に耐える建物。本物の素材を使う事に決め設計した。

天ぷらというシンプルな料理を引き立てるような材料選定を行った。

・真南に向けた日射取得窓
・2階北側にルーフバルコニーを設けリビングと一体的に使えるようにした
・ルーフバルコニーの目隠し板に反射した光をリビングに取り入れて北側でも明るい空間とした

恵まれた敷地環境を、リビング・キッチンなど、屋内のどこにいらっしゃっていても視界が遮られることなく緑を感じたいということでした。広く恵まれた環境ですが、どこからも見られる環境でもありますので、広さを感じながらプライバシーを守る家づくりを求められました。

強い西日を遮るために、正面西側の壁は、縦格子を設置しました。縦格子は細かく曲線を描き、陽の光を柔らかく遮る働きをします。それが、らあめんのちじれ麺のようでもあり、お店のイメージとなるようにしました。

今回新築するにあたって一緒に住まう親子は、食事,風呂,就寝等の時間帯が全く異なります。又、子世帯の夫婦は、平日の夜や休日の昼間、友達を招き歌の練習をするという話でした。そこで、建物としては一棟に見えますが、玄関,キッチン,風呂,便所等全てが別々の完全二世帯住宅を提案しました。

こちらの住宅は東京の郊外にたつ3人家族の為の住まいです。
敷地周辺は多摩の自然が多く残っている地域です。
その恵まれた自然の中で四季の移ろいを楽しみ光と影がもたらす
穏やかで心地よい空間をイメージして設計を行った住宅です。

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