木造2階建て|建築家の設計事例
南側に中層の集合住宅が建つ、冬季の日当たりがほとんど期待できない敷地での計画です。最初に現地を見た時には自分も少し唖然としたのですが、このような敷地だからこそ成立するかたちがあると思い模索をはじめました。 |
南・東を3階建ての住宅に囲まれた80㎡ほどの変形旗竿敷地に建つ住まい。 余った分譲地を更に細分化された結果残った敷地は変形し、周囲の住宅の窓が敷地に向かって開いています。空からの光を1階まで導くため、渓谷のような吹抜とトップライトに接する高い壁を設けました。 |
窓が北側にしかなく冬は寒く結露がひどいのをなんとかしたいとのことで西側にある和室をLDKと一体にして明るさを増した。ご主人の仕事が大阪ガスということで床暖房を設置し、希望である濃い色のフローリングであるウォールナットのフローリングにし、梁や家具も色調を合わせたものとした。 |
この家には子供達がよく集まります。そしてよく似合います。 |
耐震補強と同時に断熱補強をしました。 |
たくさんの暮らしが楽しくなるようなご希望(土間の応接件リビング・暖炉・眺めの良い和室・民家の大きな梁を使いたい・2世帯住宅・趣味で買った骨董の欄間を使う等)たくさんのご希望がありましたが、ごく自然に普通に納まっているような家に見えるような家づくりを考えていきました。 |