和モダン｜建築家の設計事例

構造体はすべて製材を用い、4寸の柱と最大4.5mスパンの登り梁で構成されており、力強い架構をそのまま室内に現しています。大きな断熱サッシにはLow-eペアガラスを用い、高性能の断熱材と気密材を使用することで最新の省エネルギー基準に合致する断熱、気密、遮熱性能を確保しています。

吊り橋のように、宙に大きく張り出したバルコニーが特徴の2世帯住宅です。
親世帯・子世帯それぞれの独自の世界を豊かに内包する建築をめざしました。

お家の中とお庭。１階と２階。距離を大事にしながら設計しました。

お客様は50代の方で、賃貸マンション住まいから一戸建ての住み替えでした。ご夫婦お二人でお住まいの事で将来的にのんびり住めるように、ゆとりの空間と木の温もりが感じられるお住まいをご希望でした。

段差が子供たちの発達にかかせない。子供の心のうちすら「やってみたい」という好奇心と創造力をかりたてる建物ができたと思います。

問題点を解決するため、４つのコンセプトを設定しプランニングしました。
□４つのコンセプト
①中心をつくる

六角形のロビーに面してプライベートな部屋が並ぶホテルような住宅
それぞれのプライベートルームには十分な収納やトイレが備わっている
建えい率が厳しい中で１階だけでバリアフリーに暮らせるようにした

京都のもうひとつの文化、伝統と革新の空間。スギ板を型枠に使い、ネガティブな木造建築を表現。