建築家の設計事例

片瀬山に寄り添うような緑豊かな雛壇状の敷地に建つ二世帯住宅。
隣家の高さ、道路との繋がりを考慮し、アプローチはスロープ状のブリッジからとなる。
スロープ状としたのには親世帯の車いす対応、建物を低くすることによる隣家への圧迫感低減のためである。

眼前に広がる白良浜の景色に感動していただきたい。
良質な温泉を部屋付露天風呂で堪能いただきたい。 

海に面した客室の間口いっぱいに設けた窓を最大限に生かす工夫を凝らし、
露天風呂を海際の特等席に配する。

庫裏とは住職やご家族のお住まいのことで、大抵の場合檀信徒さんがお使いになる座敷や書院、寺務所などを兼用する建物です。
昭和34年に新築され約50年強の風雪に耐え、この度改修工事の運びとなりました。

住まいのデザインは、もともとある希望を形にする事も大切ですが、見つけられなかった価値を形にする事も大切な事だと思います。今回の場合、中庭でどんな楽しい事をするのかという所が、大きなポイントになりました

子供さんからお年寄りまでが安心できる暖かい雰囲気のデンタルクリニックで海辺のリゾートホテルをイメージした建物が求められた。ガラス張りの滅菌室、患者さんから見えるガラス窓のある技工室など、患者さんが安心できる清潔なイメージのクリニックとなっている。

若いご家族のためのマンションリノベーション。建主様は新居を探すにあたり、利便性や資金面、コンパクトに生活できさえすれば良いとの割り切った考え方から、戸建や新築マンションではなく都市部のコンパクトな中古マンションを購入してリノベーションを行うことになりました。

木造2階建ての1階部分貸し店舗の改装設計。少ない予算でメリハリをつけました。

2世帯で住むことはなかなか難しかったりします。
仲良くここち良く住んでいくために、お力になれたらと思い設計しました。

施工会社の選定から携わり、設計の意図を自ら説明することで工事業者の理解を得ました。工事金額の妥当性を追求し、ご依頼主様の納得のいくご予算で工事契約を行うことができました。

60年前に建てられた古民家のリフォーム工事。
何回かリフォームが行われていましたが、ベニヤや新建材などが使われていたので全て自然素材に置き換えました。自然素材の柔らかさ豊かさそして自然素材ならではの調湿作用によって
快適な空間に生まれ変わりました。

構 造:木造
用 途:専用住宅

可能な限り、自然素材を使いました。床はパインの無垢材、壁と天井は珪藻土をコテで塗っています。
各部屋は襖や障子で仕切り、用途に合わせ部屋の大きさを変えることができるようにしています。

空間構成等はもちろんのこと、断熱材に至るまで自然素材にこだわった、どこにいても心地よい家。

住宅密集地での建て替えで、近隣への日当りの影響を特に気にされていましたので、四方へ屋根を流す形状としました。また風の流れの特徴があると聞いておりましたので、そのアドバイスに従って開口部の設置位置については慎重に配慮し、夏の暑さを軽減できる計画としました。

この商店街は、大正時代に形成されたと想定され、第二次世界大戦の空襲の難を逃れ、今日に至る東西1㎞にわたる通りを挟んで立ち並んでいます。当時の町家を彷彿とさせる町家改修の店舗が多くある商店街です。ここの4軒長屋の西の一角を、喫茶店として再生を試みました。

階段を上がり、大きなデッキを通って玄関に入ります。
玄関扉を開けると2階は大きなワンルームのLDKで、片流れ屋根を利用したロフトを備えています。

ローテックな材料で、シンプルな形状とすることでメンテナンスのしやすい建築物を実現しています。
また、将来の増築を想定して構造設計を行なっています。

外壁、内壁を漆喰塗りとした和風モダンの家
丸太梁や大黒柱など木組みの美しい家

3世帯が共に暮らす複合住宅です。(両親・叔母・若夫婦と2人の子供) 
各世帯のプライバシーは保ちながらも、すぐ隣に家族が住んでいるという安心感を常に持って生活できます。

外壁は内部と外部を分けるシェルターの役目だけでなく、自然の光・風や風景も含めて、住まいの快適な環境を創りだすものだと思う。

ページ