住宅密集地｜建築家の設計事例

約15坪ほどの土地に建つ住宅。間口も5.3ｍ程しかない土地ですが、L字型の建物にすることで駐車スペースも確保しつつ、１LDKの住宅ですが、単身で住まうには十分の広さの部屋を確保しました。

河口湖周辺は山梨県の中で寒冷地の気候で、冬場はかなり気温が下がります。その寒さ対策として、間取りと設備機器の２本立てで計画を進めました。

長年住まわれている場所であり、ご近所の方とゆっくり話すことが出来るようにベンチと小さい庭を設けた交流スペースを玄関脇に計画しました。ホームエレベーターを設けて、親世帯は3階のワンフロアで生活できるようにし、工房も同じ階に計画。

１・２階を親世帯の居住スペースと調剤薬局とし、3階を子世帯として、玄関と階段は共有その他は全てセパレーツされた計画により、それぞれのプライバシーを適度に守れた２世帯住宅と なったと思います。

庭とつながる大きな吹き抜けを持つ２世帯住宅

森と空を借景にしたコンクリートボックス.
床を切り裂いたような開口床が１階から屋上までのすべてのエリアを繋げ、吸収していきます.

恒例のお母様に考慮し、ホームエレベーターを計画。
狭い敷地ながらも、ビルトイン車庫、仕事スペース、ロフト、屋上テラス、太陽光発電など、いろんな要素を盛り込んだ３階建ての住宅です。

完全にワンルームのＬＤＫと内部空間と一体的に感じることのできるテラスを設けた。