住宅密集地|建築家の設計事例
築80年の町家のリノベーションです。既存の軸組に対し、構造用合板によるボックスを内接させて構造補強と部屋機能の両立を図っています。町家が本来持つ魅力を取り戻しつつ、新たな建築技術によって現代の町家へと蘇らせています。 |
超狭小地のためスキップフロアで空間性を高め、隣地住宅の窓とお見合いにならないように半階高さをずらしました。自然光がしっかりと建物の奥まで届く計画となり、眺望も得られたことで、狭小地であることを忘れさせてくれる光で満たされた空間が完成しました。 |
住宅密集地で南側の住宅が隣接して建っている、鰻の寝床のような敷地での計画でした。 |
依頼者の相談内容から、①については、計画初期の調査では白蟻被害状況は判明しませんでしたが、計画後の現場解体時に柱や土台の白蟻被害状況が見受けられたため、依頼者に早急に連絡し、被害部材の交換や添え木による補強しました。また、その工事状況を監理報告書にまとめて提出しました。 |
ラフプランをベースとして、プランの修正を行い、最終形にたどり着きました。 |
・耐震性能:耐震等級3 ・断熱性能:断熱等級6 ・気密性能|C値:0.68 ・敷地の特性である奥行を生かしながら、視線の抜け・流れ/リズムを意識した空間構成 ・素材感の引き立つナチュラルモダンなデザイン |