コンクリート打放し|建築家の設計事例
レンガを外装材としたRC造外断熱の住まいで、認定低炭素建築物です。レンガは外装材として耐久性や耐火性に優れているだけでなく、全く手がかからないほどメンテナンス性に優れている建材です。奥行8cmのレンガはコンクリート躯体と緊結されているので、タイルのように剥がれて落下することがありません。 |
ローコストであったため、施主とともに話を重ね、この場所での暮らしの豊かさを考えました。 |
この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。 |
賃貸住宅の「旗艦物件」として要求スペックも高く、とくに最上部のご自宅は、仕上げなど細部までかなりこだわった仕様になっています。また1階のアプローチは、4台の駐車場を確保するために大きくそれを迂回し、かなり長い距離になりました。 |
太平洋を見下ろす高台に建つ、鉄筋コンクリート造(RC造)の2階建て住宅です。 |
最大高低差12mという急斜面地に建てるにあたり、掘削工事を減らしてコストを抑えつつ、敷地の持つ高低差がそのまま空間に活かせるようなプランづくりをしています。 |
中庭や通り抜け、といったパブリックスペースは儲けにならないので敬遠されがちですが、全体の利益とのバランスで実現できたことがよい成果だったと思っています。 |