建築家の設計事例

透かした階段室から光が差し込みます。
テーブル右側の壁に食器棚が埋め込んであります。
床板は吉野ヒノキの無垢板を使用し、ダイニングテーブルは床材と同じヒノキの厚板で製作しました。

暖かく、親しみの感じられるよう自然素材・曲線・陰影などで他と差別化して創造しています。

よく話し合い設計を進め、
新建材は極力使わず手仕事で造る。
施工まで関わり、一緒に家造りを楽しむ。

金属プレス工場を建築的に表現するため、アルミ・鉄を板材として建築規模で表現している。

耐震補強とともにご家族の変化に合わせてリフォームを行いました。

山手通りに面した5階建てマンション1階を改修した美容室です。この美容室の間口は、前面の歩道幅よりも小さく、奥行は、前面の車道幅よりも小さい。クライアントからは最初に二つの要望がありました。

◇既存建物の事前調査を十分行い、工事着手後の変更や予算追加が生じないよう工夫しました。
◇上下、左右の隣接住戸への配慮や、騒音クレームが生じないよう事前、事後に充分手配したこと

立体的にヴォリュームを組み合わせました。全ての住戸が「大きな吹抜け」や「中庭」を持つ、豊かで個性的なプランになりました。

天井のアルミ格子は30×30と細い部材を用いることで、カラビナやS字フックにも対応させました。部屋を作り出す素材をテント生地にしたことで、壁と布の中間的な仕切りを作ることに成功しました。夏には蚊帳を吊るしています。

34畳の無柱地下空間を鉄筋コンクリートでつくり、木造2階建の混構造としました。ローコストで建てるために、間仕切りや建具を極力排除した結果、各階ワンルームのリビングがある3つのリビングができました。

住宅地における完全分離の二世帯住宅。
クライアントは双子のご兄弟とそのご家族でした。
それぞれのプライバシーを守りながら、光に満たされた空間を実現するために、スキップフロアを採用しました。

住宅地の中の旗竿敷地に建つ中庭形式の住宅である。
敷地は弥生土器などが出土する歴史深いエリアでもあった。
自然を感じることができ、プライバシーを守ることのできる場を求められた。

「空中の造形」projectは福岡県福岡市の施主様の小児科クリニックに隣接した、
住宅の建替え計画です。

敷地の形状から、駐車スペースを考慮すると、建物の配置は概ね南側と決まってきました。
しかし、敷地の南側には2階建ての家屋が敷地いっぱいに建っており、窓を設けたとしても採光条件は悪く、プライバシーの問題も好ましくないといった環境の中での計画でした。

容積緩和規定を活用して、厳しい法規制というデメリットを克服しました。
その産物として、温熱環境の安定した地下寝室、床下蔵のたっぷり収納スペース、スキップフロアの変化に富む空間など、むしろ魅力と利点のある住まいになりました。

限られた予算で夢の実現を!ローコストでもコンパクトな建物でも有効に使えるシンプルな間取りとしました。

古い住まいの建て替えです。思い出を残したいということで、庭の大きな椎(しい)の木をシンボルツリーとしてアプローチに取り込んでいます。また、ご先祖さまから引き継いだ荷物が多いことから、収納をたっぷり確保しています。

夫婦と子供の3人が暮らす、音楽室が主役の家。間仕切りといえば音楽室とユーティリティーのみ。自分たちの好きなものだけを追求した、シンプルで豊かな空間に仕上がりました。

キリスト教会の寄宿舎として新築しましたが、将来的な社会福祉のニーズに応えるため、高齢者施設としても利用できるように建物を設計しておいたので、平成28年に有料老人ホームへ用途変更しました。

平屋建で、冬は陽の光が奥まで届き暖かく、夏は風通しよく、さらに深い庇と落葉樹によって涼しくなるよう外構を含めて計画しています。

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