住宅|建築家の設計事例

この計画は、密集住宅地にある、 3人家族のための住まいです。
周囲からのプライバシーを守りつつ、室内への日照を最大限確保するために、建物南側の1階と2階に2つのテラスを設けました。

1階より、奥多摩の山を眺めながらの生活を楽しめる居間そして和室
全て多摩産材の杉・桧を使用

多肉植物が大好きな、かっこいいクライアントから、明るくて緑をいつも楽しめる、広がりのある住まいが欲しいと言われました。

敷地は都内の住宅地。
周りは家に囲まれ、前面道路は人通り・車通りが比較的多く、電線がいっぱい飛ぶ、約22坪のコンパクトな敷地でした。

住宅が立ち並ぶ旗竿地に、
仲の良い4人家族のための住宅を計画しました。

ご希望である、一日を通じて明るい家を実現するため、
LD沿いの横に広い窓と、ダイニングに吹抜けを計画しました。

・畳の間の引き戸を開放することで、食堂、板の間、畳の間を一体的に利用することができ、合わせて28畳の大きな空間を計画しました。
・明るく開放的なキッチンユニットにつくり替え、ポットやミキサー、炊飯器等も収納できる造り付けの食器棚も併せて提案しました。

キッチンは普通のメーカー仕様のキッチンですが、その周囲をモーrウテックスというモルタルのような仕上げで囲っています。リビング側からはこのモルタル風の仕上げしか見えないので、特注のシステムキッチンのように見えて、すっきりとした印象になりました。

変形した敷地ながらも、それを有効に活用するため、雁行したカタチの平屋に。
プライバシー確保のため周囲に閉じたいるが、光庭により驚くほどたくさんお光と風を取り入れている。
細部まで貫いたミニマルなデザイン、様々な素材の組み合せも見どころ。

街中での光や風の取り入れ方に配慮しました。ここで長年、暮らして来た住まい手さんによると風はある一定方向からしか入らないとのことでした。主となる開口位置は、そのような考察も判断材料の一つにしています。

シンプルなペンタゴン形状の建築をクライアント自らセルフビルドで建ててしまう…恐るべし(≧∇≦)

耐震と高断熱の希望により、長期優良住宅にしました。また、一体感が欲しいとのことでしたので、フローリング、羽目板共にナラ材を使用し、梁等も自然塗料で塗装することで素敵な空間が出来ました。

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