住宅|建築家の設計事例

 築18年の分譲マンションのリノベーションです。当初は部分的なものを考えておりました
が、やるからには徹底的に、でも金額はかけないようにを合言葉に始めました。当然ですが、
消防法や建築基準法を順守したリノベーションです。

北側に前面道路を持ち、ほかの三方は隣接住宅に囲まれた60坪程度のどこにでもある住宅地です。すでに建ち並ぶまわりの住宅をみると、前面の道路にもかかわらずみんな裏っぽい表情を見せています。

建物のデザインには 施主がはっきりとしたご希望をお持ちでした。施主こだわりの外観です。
北の道路面は閉鎖 南の大きな開口からはリビングの吹き抜けを通し良く陽が入ります。

夫婦と子供二人、4人家族のための住まいです。
この家を特徴づけている三角形の、中二階の位置にあるタタミスペースは、リビングに隣接したタタミコーナーがほしいとのご要望からアイデアが生まれました。

子育ての悩みを解決するため中央に中庭を配し、キッチンに立つ奥様が中庭を通してまだ幼い子ども達の様子が見えるよう開放的な間取りとした。また全体に自然素材である県産材のスギ材をふんだんに用いることで、裸足のまま過ごせる快適空間ができあがりました。

このプロジェクトの計画地は熊本の郊外に位置する標高の高い住宅街にあります。
この土地は周りに比べて土地の高さが高いため、阿蘇山を臨むことできます。

築100年以上の地域の名家は数年前より空き家となっていました。

施主は仕事で永く海外生活をしていましたが 仕事を止め 帰国に合わせて完成させた家です。
設計期間の打合せは 年数回の一時帰国の機会と あとはメールのやり取りで行ないました。

この住宅は、仕事を引退されたご夫妻が、愛犬と共に郊外の住宅地に移住してゆったりと暮らすための住まいです。

比較的広い敷地であったことから、愛犬を放す庭を可能な限り大きく残しながらも、1階に生活の場の大半を設けた住宅です。

敷地は南側と東側に高低差(約80cm)のある道路角地で、北側と西側には住宅のある住宅密集地です。

クライアントの要望:
・近隣への音を配慮したピアノ教室
・膨大な数の蔵書・CD等の保管スペースの確保
・老後のことを考えたバリアフリー空間

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